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2008年10月28日
許してくれよ今井先生
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 今日は、4年間通い続けているH小学校で、若手の今井先生の研究授業でした。
 
 この学校の先生方は、子どもたちに対しても保護者に対してもいつも誠実に向かい合い、一生懸命にがんばる職員集団です。研究授業でも、その味がいつも出ています。これまでも感動の授業をよく見せてもらいました。
 
 でも、今日はちょっとダメでした。今井先生の子どもへの対応や学級づくりは申し分ないのですが、指導案の書き方や授業の展開についてはクレームをつけさせてもらました。あれでは子どもに力はつかない、子どもの心をもっと考えた授業にしないといけない・・・・そんな厳しい指導助言をさせてもらいました。
 せっかく長い時間をかけて取り組んできた研究授業を、その日だけ来てバッサリと切る仲島はなんてひどいと思うでしょうね。許してくれよ今井先生。
 でもでもでも、こうやって授業はうまくなっていくのです。こんな指摘を受けながら、次はこうしよう、その次はああしようと創意工夫、研究していくことによって、授業力は磨かれます。だから、くじけずがんばれよ今井先生。
 
 そんな今井先生は、朝一番に学校に出勤してきます。まず窓をあけ、教室をきれいにし、そして黒板に子どもたちへのメッセージを毎朝書きます。登校してきた子どもたちは、教室で待っている今井先生と大きな声であいさつをし、今朝はどんなことが書いてあるのだろうと黒板の字を読んでいきます。これが今井学級の朝の始まりです。学級通信「ありがとう」には、子どもの様子がいっぱい出てきます。今井学級の子どもたちは、そんな今井先生をみんな大好きなのです。
 
 今井先生、今どんな気持ちですか。ちょっぴり悔しい思いもあるでしょうが、ホッとしていることでしょう。本当にお疲れ様でした。今夜はゆっくり寝てくださいね。
 
 さあ、明日の朝の子どもたちへのメッセージはなんて書くのでしょうね。
 
 

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Posted by naka602 at 00:38 | TrackBack (0)
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