fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 知らなかったです、こんな靴が流行っていたのを・・・。 今、子どもの2人に1人が履く 「瞬足」 という運動靴が大ヒットだそうです。 この運動靴は、左カーブを曲がりやすいように力のかかる靴底の左側に重点的にスパイクをつけた左右非対称の靴なのです。これでカーブを転ばずに駆け抜けられる、足が速くなる、ということで大人気だそうです。 その「瞬足」を求めて、お母さんが必死で買い求めている記事が「アエラ」に載っていました。 こんな記事です。 昨年の幼稚園の運動会、リレーでアンカーだった息子は、最後のコーナーで曲がり切れずに転んでしまった。1位で受けたバトンだったが、結局4位。それから息子は消極的になった気がする。サッカー教室も休みがち、大好きなパパと公園で走り回ることも極端に減った。・・・・今度の運動会では、何が何でも自信を取り戻してあげなくては・・・・、だから「瞬足」を買わなければ・・・。 「お母さん、間違っていませんか」 私はこう言いたいですね。 息子さんが消極的になったのは、転んで1位が4位になったからではありませんよ。 転んだから、負けたから消極的になったのではなくて、 それをお母さんが、非難したからですよ。 これは、お母さんのせいですよ。 私はそう言いたいですね。 愛するお母さんからそんな言葉を投げかけられたら そりゃ、運動嫌いになってしまいますね。 子どもたちは、本来体を動かすことが大好きです。 それを嫌いにさせるのは、親や教師だと私は思いますね。 速い遅い、出来不出来、上手下手・・・そんなことを気にせずに のびのびと体を動かすこと、走ることの楽しさを、いっぱい 子ども時代に体験させてやりたいものです。 「先生、間違っていませんか」 私はこう言いたいですね。 狭い園庭でそんなカーブを回るトラックリレーをすること自体、幼児期の体育をわかっていない証拠です。幼稚園の先生、幼児体育をしっかり勉強してくださいね。 「運動靴メーカーの方、間違っていませんか」 そう言いたいです。子どもは運動会のカーブを毎日走っているわけでもないし、いつも左回りではないのです。きっと「瞬足」を日常でも履いていると思いますよ。非対称の靴底でも、悪い影響のないように研究開発したとは思いますが、本当に大丈夫でしょうか。私の心配し過ぎであることを願っています。 競争ももちろん大事です。 でも、子ども時代は もっともっと親子で、友達同士で、 思い切り、思う存分、のびのびと走り回れる、動き回れる そんな環境をつくってやるのが、私たち大人の役目だと思います。
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