fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 先月、横浜に仕事に行った時のことです。 横浜駅の西口から降りて、目的の建物を探しながらキョロキョロしてると、私の20mぐらい前の方で、目の不自由な男性が歩道から車道に出てしまい、道路の真ん中に向かっているではありませんか。「危ない!」 すぐに駆け寄り、「どちらまで行かれますか?」 と尋ねると 「西口まで」 と言われたので、私の肘のあたりに手をかけてもらってから西口まで一緒に歩いて行きました。杖の使い方も慣れた様子で 「もう大丈夫です。ありがとうございました」 と言われたので、あとはお任せしました。 そして戻ってくると、そこに60歳ぐらいの男性がニコニコして私を待っていてくれました。 「私も『あっ』と思ったら、あなたが駆け寄り、声をかけてくださったので安心しました。ありがとうございました」 と私に声をかけて、すぐに立ち去っていかれました。 実はあの時、「こんなにたくさんの人がいるのに誰も声をかけないなんて・・・」って思っていたので、この方の一言で救われた気がしました。 今日、こんなことがありました。 用事があって、梅田の地下街を急ぎ足で歩いていると、 目の不自由な女性が杖をつきながら歩いていました。杖のつき方があまり慣れていないようで一歩一歩がすごく遅いように見えました。 「大丈夫かな?」 と思いつつ、そのまま抜かして地下鉄の駅に向かったのですが、 30mほど行き過ぎてから、「声をかけるべきだったかな?」 と迷いの気持ちが湧いてきて、方向転換し20mほど戻りました。すると、その方はゆっくりながらもちゃんと歩いておられたので、また方向転換して地下鉄の駅に向かいました。 「でも、この人混みの地下街をうまく歩けるだろうか?どこまで行くのだろう? でも、一緒について歩くと私が時間に遅れることになるし・・・・どうしよう?」 すごく迷ってしまいました。 (「迷った時はする!」 が私のモットーです) もう一度、方向転換しました。 「どちらまで行かれますか?ご一緒しましょうか?」 「いえ、大丈夫ですよ。ありがとうございます」 と笑顔の返事。 私は、安心して地下鉄の駅に向かいました。
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