fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 今日の仕事は夜でしたので、昼間は読書をしていました。 最初は何気なしに読み始めたのに、面白くて面白くて一気に読み終えました。 作・岩崎夏海 ダイヤモンド社 1680円 「 もし高校野球の女子マネージャーが ドラッカーの『マネジメント』を読んだら 」 こんな長い変なタイトルがついた小説です。 前から話題になっており、本屋では正面にたくさん平積みされているベストセラーです。 でも、なんか変な表紙だし・・・・あまり読む気がしなかったのですが、 娘に 「これお薦め、お父さん読んで!」 と言われたので読んでみました。 ドラッカーの「マネジメント」とは・・・、 「経営学の父」と呼ばれているピーター・F・ドラッカーが40年程前に著した「組織経営」 の本のことで、この分野では世界で一番読まれているロングセラーの本なのです。 そんな有名な「マネジメント」の本を、 もし高校野球の女子マネージャーが読んだらどうなるか、 そしてそれを実行したらどうなるか。 そんな突拍子もない発想から生まれた青春小説が、 「もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」 なのです。 主人公の川島みなみ(都立高校野球部女子マネージャー)が ドラッカーの「マネジメント」を読みながら、チームを改革していく様子が 本当に面白いのです。 ドラッカーの「マネジメント」の文章がそのまま何度も出てくるので、組織経営論の 勉強にもなります。ただの青春小説ですが、ただものではありません(笑) そして内容にも感動してしまうのです。後半は涙が出てしまいました。 ここ最近読んだ本では、一番面白いと思いましたね。 授業づくりや学級づくりにも生かせる本です、これは。 そしてそして、 先日のブログで書いた 「真摯」 について、この小説にも出てくるのです。 ドラッカーが言う「真摯」、みなみちゃんが気づいた「真摯」 それを全国の知事さんたちに、是非読んでほしいのです。 「真摯」とはどういうことか、しっかり考えてほしいのです!
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