fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 小説 「阪急電車」(有川浩・作 幻冬舎)が、来年映画化されるというニュースを 聞きました。主演は中谷美紀、そして阪急電車も全面協力ということで、とても 楽しみにしています。 小説「阪急電車」は、阪急電車の中でも神戸線、京都線、宝塚線という主要本線 ではなく、今津線という少しローカルな枝線の駅をテーマにした小説です。 小説は、今津線の8つの駅を順番に巡りながら、8つのお話で構成されています。 (目次はその8つの駅名です。・・・そのあと折り返すので全部で16になります) 宝塚駅⇒宝塚南口駅⇒逆瀬川駅⇒小林駅⇒仁川駅⇒甲東園⇒門戸厄神駅⇒ 西宮北口駅、・・・・・・電車に乗ればたった15分です。 私は13歳まで大阪市に住んでしまいたが、その後の41年は 14歳〜20歳 逆瀬川(さかせがわ)駅 21歳〜24歳 小林(おばやし)駅 25歳〜37歳 逆瀬川駅 38歳〜54歳現在 西宮北口駅 そうなのです。私はこの小説の舞台で40年余り暮らしているのです。 だから小説に出てくる沿線の描写は、めちゃくちゃよくわかるのです(笑) そんな今津線ですが、ちょっこし私も解説したいと思います。 ★宝塚駅・・・・あの有名な宝塚歌劇があるところです。 そして私が一番好きだった遊園地「宝塚ファミリーランド」があった場所です。 有名な「花の道」では、あのカッコイイ宝塚スターに出会うこともありました。 ★宝塚南口駅・・・・かつては映画館もあったし「サンビオラ」は今津線で唯一の駅前 ショッピングセンターでした。今は・・寂れてしまいました。 老舗の宝塚ホテルのみ。 でもサンドイッチの「ルマン」は健在です。めちゃめちゃおいしいサンドのお店です。 ★逆瀬川駅・・・・ここが私の本拠地でした。この駅を24年間利用していましたから。 駅前には西武百貨店があり、清原がいた西武黄金時代には、何度も優勝セールを していました。でも、今は西武も撤退し、南口駅と同じように寂れています(悲) ★小林駅・・・・小林と書いて「おばやし」と読みます。今津線で唯一昔と変わらぬ姿を 残している駅です。私の新任時代はここから通っていました。家から電車に乗るまで、 走れば1分で乗れたのです。小林駅は、改札を入るとすぐにホームがあるローカルな 駅なのです(笑) 今も私の母と姉が住んでいる駅です。 ★仁川駅・・・・東にはすぐ阪神競馬場があり、競馬開催日は人と車でいっぱいです。 西の山の方には、仁川ピクニックセンターや甲山森林公園などの野外活動に最適な 場所があります。私は何度ここに行ったことか・・・。思い出いっぱいの地です。 ★甲東園駅・・・・ここは学校がたくさんある学生の駅です。西には関西学院大学、県立 西宮高校、甲陵中学は道を挟んで3つ並んでいるのです。甲陵中⇒県西宮高⇒関学の トライアングルコースを歩んだ友だちもいます。10年間通学路は一緒(笑) 東には、報徳学園があり、その近くの段上西小に私が勤めていた時、報徳は野球も 駅伝も全国優勝しました。 ★門戸厄神駅・・・・普段は静かな駅ですが「やくじんさん」には多くの人が来られ、出店で 賑わいます。神戸女学院や私が非常勤講師をしている聖和短大もこの駅から通いま す。やくじんさんへ行くおじちゃんおばちゃんと大学へ行くピチピチギャルが同居です。 ★西宮北口駅・・・かつてはあの阪急ブレーブスの西宮球場がありました。球場へ行く道 には「あぶさん」に出てくる飲み屋さんがあったり、雰囲気のいい喫茶店もありました。 今の西宮北口は、一変しました。阪急西宮ガーデンズ、阪急百貨店、芸術文化センター 等の施設もあり、交通の要所でもあるので、西宮で一番便利な所です。 「関西で住んでみたい駅」の第一位にもなりました。今、私はここに住んでいます。 ※西宮北口は 「にしきた」 呼ぶ人と、「きたぐち」 と呼ぶ人に分かれます。 若い人は「にしきた」、昔からの人は「きたぐち」なのです。私はもちろん「きたぐち」です。 みなさん、すみません。 しょうもない解説でした。 でも中学時代の同級生は喜んでくれたでしょう(笑)
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