« 前のエントリー | Main | 次のエントリー » | TrackBack |


2011年9月28日
これは危ない
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text

大阪の教育が心配です。
橋下知事率いる維新の会の強引なやり方には気をつけないといけません。
 
こんな新聞記事を見つけました。(朝日9月27日朝刊)
 
維新「世論調査で支持」×教育長「公平性に疑問」 という見出しで
維新の会の議員と教育長のやり取りです。(新聞の原文のまま一部抜粋)
 
・・・・・代表質問に立った維新の会の○○府議は、会が民間業者に発注した世論調査の結果をパネルで示し、条例案の「学区撤廃」 「定員割れを続けた高校の統廃合」 「能力不足教員の免職」 「校長ら管理職の公募」などの項目について、いずれも過半数が賛同したと主張。
ここで○○教育長が「反問権とは申しませんが」と答弁を始めた。
「質問にあたり、現状説明がどこまでなされたのか」と調査の公平性を疑問視。
「例えば校長の公募について、質問は 『(管理職は)教員からのみ選任される理由はない。今後は教員に加え、外部の有能な人材も広く公募する』 とある。こういう質問なら私も賛成と答えるし、そもそも府は既に民間人校長を導入している」 「我々が問題視しているのは、すべての校長・副校長を任期付き公募の対象にする条文だ」・・・・・・・
 
 
私は大学の卒論で「質問紙法」を勉強しました。
そこで学んだことは、広くいろいろな人に調査する場合の質問の文言は、正確で、
客観的で、中立でないといけない。偏った発問はいけない、ということです。
 
今回の「維新の会」の世論調査は、「こっちの方がいいでしょ」 という誘導的な発問に
なっています。これでは正確な世論調査とはいえません。ある意味「だまし」とも
いえます。これを堂々と主張して、府民に訴えるやり方は、明らかに間違っていますし、
それに府民は気づかないといけません。
 
橋下知事の訴え方はとても上手いです。一般府民にうまく語りかけていくので、
ついついその気になってしまうのかもしれません。でもそれをうのみにするのではなく
冷静な判断が求められます。
「リテラシー」という言葉があります。
リテラシーとはもともと識字率のことを指してしましたが、そこから物事をしっかり読み
解き、活用する力、つまり与えられた物をそのまま受け入れるのではなく、冷静に判断
する力が必要という意味で使うようになりました。(単に能力や発信力という意味で使わ
れることもありますが・・・)
例えば「メディアリテラシー」というのは、メディアが発する情報は全て正しいと思い込む
のではなく、少し批判的に見ながら冷静な判断をしないといけない、ということです。
ということは、今回はまさに 「橋下リテラシー」 です。
 
橋下知事だからこそ改革が進みそうだ、という期待感は多くの人にあるでしょう。
私も橋下さんには本当は期待したいのです。でも民主主義は多数決と決めつけて、
数で押し通す政治はやはり怖いですし、それを教育に持ってくるのはもってのほかです。
教育は「中立性」が保たれなければならないのです。
私は、維新の会が提案する「教育基本条例案」に反対です。
 

 
 
※メディアリテラシーということからすれば、この朝日新聞の記事もすべて
 うのみにしてはいけないということは、おさえておきたいと思います。
 
 

fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more
Posted by naka602 at 15:55 | TrackBack (0)
TrackBack

この記事へトラックバックするには、このURLをお使いください:
https://www.bbweb-arena.com/trackback.asp?entry_id=111687