fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text いじめ事件で全国から注目されている大津市教育委員会に行ってきました。 幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校の人権教育の担当教員の研修会でした。 今回の人権研修は、いじめ事件があったから実施されたのではなく、年度当初から 予定されていたのですが、タイムリーな研修会になりました。 もちろん研修の中でいじめ事件にも言及しましたが、大津の先生方に 「元気を出してほしい!」 が私の一番の願いでした。子どもが亡くなったという事実は、 学校にも市教委にも大きな責任があることは確かですが、報道では事実をすべて流す のではなく、刺激的な部分だけ流し、学校と市教委だけを悪者にしているように見えま す。隠蔽していると言われますが、子どものことや保護者のことで公開できない情報は あるのです。そんな学校の苦悩、先生方の辛さを語ってくれる報道はありませんでした。 学校と市教委を悪者にするだけでは、いじめ事件は解決しないのです。 ただ、やはり教師は一番の教育環境です。教師自身が人権感覚を磨き、子どもの機微を 感じ取るアンテナを持ってほしいのは当然です。日々の学校生活の中で、子どもたちの 自尊感情や自己肯定感を育み、つながりと感動のある学級づくりや授業づくりをめざして がんばってほしいと願っています。 そんな研修の最後の方では、大津の先生方に笑顔が見えました。 なんだかホッとしました。
※ちなみに、この研修会には、報道陣は一人も来ていませんでした。 こんな研修会にも参加したらよくわかるのに、 と私は思いますけどね・・・。 ついでに言うと、大津市長や教育長にもこんな先生方の姿を見てあげて ほしかったですね。
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