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2012年8月21日
刈谷南中2年 赤星憲広
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今日は、愛知県豊田市に行ってきました。
その途中で知立(ちりゅう)駅を経由したのですが、そこから南へ5kmほど行った所に、
我が阪神タイガースの赤星選手の母校である刈谷南中学校があります。
今日の私の講演の担当である斉藤さん(システムブレーン)が、タイミングよく赤星選手の
中学校時代の作文を私に教えてくれました。
 
 
 

    ほっとできる家   刈谷南中 二年一組 赤星憲広

 

僕の家族は四人です。
この四人の特徴は、とても忙しいことです。

父は、仕事と父ちゃんソフト、僕たちのために一生懸命働き、

休日は大好きなソフトボールで汗を流します。

母は、カラオケと詩吟。カラオケは近くの人たちが集まってワイワイ

楽しんでいます。詩吟は、全国大会に出場するほど得意です。

超忙し屋は、何といっても姉です。姉は看護婦になるために実習を

しています。病院へ行ったりしているので、週に二回ほどしか会うことが

できません。また、家にいる時はとにかく勉強ばかりでかわいそうなくらいです。

最後に僕ですが、野球部の練習が、びっしりです。

 

こんなに忙しいとバラバラになりそうですが、違うのです。

ぼくの家の食事は、いろんな話がいっぱいテーブルにのります。

中心になるのは、僕の野球の話です。

父も母も忙しい合い間をぬって僕の試合に応援に来てくれるのです。
先日も新人戦のことが話題になりました。

「今日の試合はおしかったな。でもむこうの方がうまいなあ。」と父。

「そんなに、変わらんよ。」とむきになって僕が言うと、
「ほいでも負けただろ?」と追い打ちをかけます。

母もさらに言います。

「南中の守備がまだまだじゃないの。それにピンチでも声が出ないし」

「でも僕がヒット打ったじゃん!。」

ちょっと怒った僕の言い方に、

「うん、たしかに、あれはナイスバッティングだったな。」

と二人はにっこりしてほめてくれました。

話しているうちに悔しさも、消えてきます。

悪いところ直そうかなと思えてくるし、不思議と気分が明るくなってます。

 

さて、もう一人の家族の姉。

ぼくは、最高に頼りにしています。

実習で疲れて暗い顔です。

家に、帰っても寝れるどころか、また勉強です。

でも、勉強のことを聞くと、いやな顔もせずついて教えてくれます。

疲れた顔は、いつのまにか笑顔に変わっています。

疲れてるのに悪いなあと思いますが悲しいことがあって話すとにこっと笑って

「くよくよしたってしょうがないよ。」

肩をポンとたたいてくれたり、勉強が手につかずに困っているときも、

励ましてくれます。

「とにかく、やらなきゃだよ。わからんのは教えてあげるからね。」

優しく言ってくれるのです。

不思議なもので心が軽くなりやる気が出てくるのです。

ぼくは、姉や父、母の優しさをいつも近くに感じられて、本当にうれしい。

僕の明るさは、きっとここから出ているに違いないからです。

家族のみんなへ心の中で、「ありがとう」と言いながら姉が早く優しい

看護婦さんになるのを応援しようと思います。


 
 
いやーホンマ感動してしまいました。 
やっぱり赤星はこんな少年時代を送っていたのですね。 
赤星さん、タイガースに帰ってきてよ! 
タイガースを救ってください。
 
 
 

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Posted by naka602 at 23:34 | TrackBack (0)
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