fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 誰が嫌いかと言えば、坂本と長野(ちょうの)です。 この2人はホンマ阪神戦でよく打つのです。ここで打たれたくない時によく打つのです。 ホンマにっくきジャイアンツの2人です。 先日テレビで、坂本勇人のことを特集していました。 坂本は今シーズン、ヒットを量産するのですが、そのきっかけは長野のバッティングに あったそうです。 坂本は、昨年の首位打者長野のバッティングを観察し、あることを発見するのです。 普通の打者は、2ストライクに追い込まれると、次は直球に合わせて待ちながら変化球 に対応するのですが、長野は変化球に合わせて待ちながら直球にも対応するのです。 これは普通の打者にはできないことなのですが、それを坂本は研究するのです。 なぜ長野はそうできるのかを・・・・。 そして今シーズンのある試合のある打席で、それを開眼します。「あーこれだ!」 それ以来坂本のバッティングには幅が出来、ヒット数が増えていきます。 そして今シーズンの最終戦を迎えます。 長野のヒット数は、セリーグ1位の173本で、坂本は170本の3本差です。 最多安打数のタイトルは、長野になると思われましたが、坂本はこの日2本ヒットを打ち 1本差に詰め寄ります。そして最終打席、坂本は変化球を待ちながら直球に対応し、 見事にライト前ヒットを打ち、173本で長野と並びました。 坂本は1塁上で「よしっ!」と拳を握り、巨人ベンチを見ると、そこには、長野がガッツ ポーズをし、大きく手を丸にして、坂本に祝福を送っていたのです。 それを見た坂本の目がうるみ始め、塁上で何度も涙をぬぐうのです。 あーにっくき坂本と長野なのに・・・・・・不覚にも私の目にも涙が・・・・・・ 敵ながら、本当にいいシーンを見せてもらいました。 こんな関係のチームメートだからこそ、ジャイアンツはこんなに強いんだと納得して しまいました。 坂本23歳、長野27歳、まさにヤングジャイアンツの力です。 あーそれにひきかえ、我が阪神タイガースは、FAでオジンの日高を獲り、福留まで 獲ろうとしているのですから・・・・・・・ホンマあきませんわ。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more
|