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2013年3月8日
たわせん
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いつも思うのですが、
凄い先生は、謙虚で物腰も柔らかく、人間としても大きな人なのです。
けっして偉そうにはしないのです。 憧れてしまいます。
 
私はそんな素敵な先生をたくさん知っていますが、今回は 「たわせん」 のことです。
「たわせん」 は 隣の芦屋市の先生(現在教頭先生)ですが、私とは一緒に働いたこ
ともないし、一緒の研究会に所属していたわけでもありません。  
でも、私は「たわせん」のことは知っていました。
「笑顔の教師が笑顔の子どもを育てる」 という 『笑育』 をコンセプトに多くの実践を積み
重ね、ABC「おはよう朝日です」にも取り上げられたり、多くの著作も出されています。
 
そんな有名な先生が、5年ほど前に『元気塾』に来てくださったのです。
それ以来、おつき合いをさせてもらっています。(男性です(笑))
「たわせん」は謙虚な方です。とっても柔らかな表情で、ホンマ素敵な人なのです。
そんな「たわせん」が、私に「教えてほしい」と言われるのです。とんでもないことです。
逆ですわ。ほんと逆です。私が教えてほしいです。
私より少し年下の先生ですが、あんな人になりたいなと憧れますね。
 
そんな「たわせん」が新しい本を出しました。(2013.3)
「楽しい学級づくりのツボ」(俵原正仁・明治図書1680円)
 
「たわせん」の優しさが満載の1冊です。
「子どもをこうみる」という温かな「たわせん視線」が感じられるのです。
ユーモアを交えた文章は読んでいる人をも笑顔にさせてくれます。
そのくせ温かいのです。不思議な魅力のある文章です。
例示にも、今売れっ子の音楽プロデューサーのヒャダインさんの言葉が出てきたり、
・モーニング娘からの学び
・AKB48からの学び
そして「たわせん」が大好きな ・ももいろクローバーZからの学び
という項目は、そうやって学級づくりをするのか、と感心させられます。
 
10か月ほど前の休日に、「たわせん」と2人で大阪に出かけました。
男2人(笑)で、訳のわからないしょうもない用事で、大阪の街をウロウロしました。
おもろい話もいっぱいしながら、おもろい所を回りました。教育には関係ありませんが
間接的には教育に役立つ!と2人で正当な理由付けをして回りました。
どこに行ったかは言えません(笑)
そうそうその時、タイガースブレザーは2人お揃いのを作りました(笑)
 
 
今回の本で「たわせん」のアホぶり(笑)が書かれている部分を抜き出しましょう。
第3章「無限の愛」〜ほめる、叱る、励ます〜
ええことがいっぱい書いてあるのに、こんな一文がありました。
 
「教師になった時のことを思い出してみてください。たぶん、祝杯をあげたり、お祝いの会を開いたり、宴を開催したり、飲み会を企画実行したりしたのではないでしょうか。チャンピオンベルトを買ったり、プロレスラーのエルソリタリオのマスクを買ったり、自分にご褒美をあげた人も多いでしょうね」
 
教師になったご褒美に「チャンピオンベルト」や「マスク」を買う人なんてほとんど
いません(笑) そんなのを買うのは「たわせん」ぐらいなのです。
自分のことを書いて、それを知っている人だけ笑わそうと思っているのです。
「この焦点化した笑い」を堂々と書いているのです。
ホンマおもろいです。
でも卒業式の最後のあいさつには、泣かされました。私とは全然違うあいさつです。
「たわせん」らしい笑いと涙のあいさつです。本当にステキです。
 
ちょっと「たわせん」を誉めすぎましたが(笑) いい本ですのでぜひ買ってくださいね。
「たわせん」 俵原正仁先生 です。
「たわせん」が校長先生になったら、着任式で子どもたちにどんなあいさつするのか
本当に楽しみです。 私はその時は「始業式に行くで!」とたわせんに言っています。
 
 
※明日9日(土)は、3月の元気塾です。
通常の第3土曜ではなく、第2土曜開催になっています。
部屋も2階ではなく、1階の部屋です。間違えないようにしてください。
テーマは 「4月、子どもが生き生きする学級びらき」 です。
 

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Posted by naka602 at 11:18 | TrackBack (0)
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