fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 昨夜、悲しい連絡が入りました。 山口公博さんの急逝の電話でした。 定年後、丹波に畑を持ち、土いじりが楽しいといつも笑顔で話されていました。 その畑作業中に心筋梗塞で倒れたということです。まだ60代半ばの若さでした。 つい1か月前、山口さんの家の近くの総合センターで講演があり、お電話すると、 「すまんなあ、近くにいるの行けなくて・・・。温かくなったら飲みに行こうな」 と声をかけていただき、その後すぐにお葉書もいただいたのです。 そんな中、あまりにも急で本当にショックです。 葉書の文字を見ながら、涙が止まりません。 山口公博さんとは、12年前、私が西宮市教委人権教育室、山口さんが尼崎市教委 社会教育課で、阪神同教の会合でお会いして以来のお付き合いです。 とっても温和で優しい方でした。 当時、私が初めて書いた短編小説?(笑)「卒業試験物語」(西宮市人権啓発冊子)を 読まれて、「これはなかなかいいなあ」 と評論していただきました。 実は山口さんは、多くの書評も書かれている文学者です。解放新聞では、いろんな本の 書評の連載をされています。とってもわかりやすい書評で、本当に読みたくなるのです。 その後、拙著「教師力を磨く」の書評も載せていただきました。 よく一緒に飲みながら、同和教育についてもたくさん教えていただきました。 自分の生い立ちや、お父さんから「ホワイトカラーの仕事につけ」と言われ、役所に 入った時には、涙を流して祝ってくれた、というお話も聞かせていただきました。 尼崎市での講演はもう70回くらいになるのですが、その記念すべき第1回目は 山口さんに呼んでいただいたのです。 山口さんのおうちでお酒を一緒に飲んだのが昨日のことのようです。 そのおうちに今日伺います。悲しいお通夜ですが・・・・。 でも笑顔で山口さんとお会いしたいです。 きっと山口さんはその方が喜ばれると思うのです。 山口さん、ありがとうございました。安らかにお眠りください。
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