fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 有川浩さんの 「県庁おもてなし課」 (角川書店) を 楽しく読ませてもらいました。 この小説は高知県庁を舞台としたフィクションですが、 高知県庁に「おもてなし課」は実在します。 なので、フィクションですが、けっこう実際の話とダブりもあり、真実味があります。 「お役所体質」 はまさにその通りですし、登場する「馬路村」の様子はそのままです。 読んでいて「そうやそうや」と思うし、主人公が成長する姿にうれしくなります。 私も「おもてなし課」に配属されたいです(笑) 私も一緒にやりたいです! 私はこんな取り組みが大好きなのです。 お役所体質は、全国共通するところがあるようです。 私も、お役所(教育委員会事務局)に5年間勤めていたましたが、 役所で一番嫌だったのが、「前例がない」 ということでした。 新しい取り組みをしようと すると「前例がない」でストップするのです。そんなことを言っていたら永久に新しいことは できません。改革はできません。そして、結局今までのやり方が踏襲されるのです。 踏襲して数年経つと他の部署に異動があり、またそこでも踏襲される、の繰り返しです。 自分の代で大きく変わることを望まない部長や課長がいると、改革は全く進みません。 「新しい変化」を嫌がる体質があるようですが、これは役所だけではなく、もしかしたら 学校現場にもあるのかもしれません。 元気塾では、若い先生たちにいつも言っています。 「昨年と同じ、例年通り」 そんな取り組みは絶対にダメだ。 昨年よりちょっとでもいいからいいようにすること、その姿勢が大事だって。 「県庁おもてなし課」は、 役所の人だけでなく、学校現場の先生方にも読んでほしい本です。 ※今日は私の57歳の誕生日。お祝いメールをありがとうございました。 タイガースからもプレゼントが来ました。巨人を抜いて「首位」「首位です!」(笑)
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