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2013年12月11日 |
教え子からの手紙 |
12月11日 教え子から手紙が届きました。 5年生の時は、きゃしゃでかわいい子だった彼女が今、地元西宮を離れ、 まったく知らない土地の県立高校の家庭科教師となって、 ちょっとやんちゃな奴らと奮闘しています。 仲島正教先生へ 11月13日のこと 朝教室に行くと、なんだかいつもと様子が違う。 いつも騒がしく、「はよ、席すわれよ〜〜!」と怒鳴り散らすのに… みんなすでにチャイムが鳴る前から朝読書をしている。 思わず「気持ち悪・・」とぼやいてしまう始末。 10分間の朝読書も終わり、あいさーつ!と声をかけ いつもなら、シャツ!ボタン!身だしなみ!と声を荒げるのに これまた身だしなみもきちんと整えてある。 なんや。と思ってたら 「ハッピーバースデートゥーユ〜〜〜」と、欠席なしの40人大合唱。 後ろの黒板にはお祝いメッセージが。 おめでとうのホールケーキに これで調理実習してねと名前入りエプロン 花束の代わりにこれで風邪っぴきの鼻水拭いてねと 花束柄のトイレットペーパー(Kロール入り) リボンが付けられた愛用のマスク せめて着せ替えだけでも・・・とウェディングドレスの着せ替え人形 甘いものよりせんべい好きでしょとのしがみつきのせんべい ハワイ並みのレィで朝から常夏の人。 31歳の幕開けもなかなか捨てたものではありませんでした。 生徒達に話したことです。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 小さな頃から、私の周りにいる大人は 親も先生も自分たち以上に楽しんでいる人たちばかりでした。 何事も全力で、何事も楽しんでいる。 大人になることは楽しみなことでした。 そして、そんな大人に私もなりたいとそう思っていました。 君たちには、大人の私はどう見えてるのでしょうか。 だれかのために何かできる君たちを見ることも、 物ではなく、こうやって私のために全員で何かをしようと 時間を作ってくれたことも こんなに嬉しいことがあるなら 毎日年齢が重なること覚悟で、年を取ってもいいと 思えるくらい幸せです。 君たちへの心遣いのお返しになればいいですが 12月12日 私がそうなりたいと思った大人の一人を紹介出来る日が来ました。 私がどんな大人を見て、今の大人になったのか いつか教え子に出会いの場を作りたいと夢みていました。 その夢がかないました。 恩師が君たちに会いにきてくださることになりました。 本当は前任校で恩師を教え子に紹介する日が来ればいいなと 夢見ていましたが、かなわず転勤。 夢見ていた40人の3年生を卒業させる年に 二つも夢がかなっていいものだろうか、と不安になりますが 楽しみにしていてね なかなか面白い日になると思うから… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 と。 先生、若干ハードルを上げてしまいましたでしょうか?! そしてもう一つ 仲島先生 私からのお願いですが 講演後、少しだけ 我がクラスのためにお時間をいただけますでしょうか と言っても10分程ですが。 先生の人柄に 教室で触れてもらいたい そう思っています。 平木小の5年2組の教室で 先生に出会ったあの空間を 生徒たちにも味あわせたい そんなわがままに 10分お付き合いいただければ幸いです。 待ちに待った12月12日 心より先生のお越しをお待ちしています。 よろしくお願いいたします。 12月9日 ○○高校 暢子 明日12日、暢子の高校へ行ってきます。 教師になってよかった、そんな気持ちでいっぱいです。 ありがとう暢子。 |
Posted by naka602 at 06:29
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