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2015年10月10日 |
関西いのちの電話 |
日本では1971年に東京で、そして1973年に「関西いのちの電話」が設立され 以来24時間体制でボランティアの相談員約340名が相談に応じています。 私は今年の4月より、その「関西いのちの電話」の評議員になりました。 10月10日(土)大阪市立美津島中学校で「いのちの授業」が行われました。 土曜特別授業ということで1年〜3年までの全校生が体育館に集まりました。 校長先生のお話のあと、 「関西いのちの電話」のボランティア相談員有志による朗読劇「声のぬくもり」 が上演されました。美津島中の生徒2人も一緒に参加してくれましたが、 劇団員に負けない迫真の演技に、全校生もくぎ付けになりました。 約50分の朗読劇でしたが、みんな真剣に聴いていました。 そのあとは「天然テンネンズ」という2人組のミニライブです。 これがまた楽しくて元気が出るのです。でも途中から涙も出てくるのです。 手拍子に歌声とホント楽しくて、でも感動の約50分のミニライブでした。 こんな「いのちの授業」出張講座、どこへでも行きますので、 希望があれば、仲島または事務局へ連絡してくださいね。 「いのちの電話」は全国で約50か所設置されています。 電話相談ボランティアには、退職後や子育てが一段落したので「今までの恩返し をしたい」「人の役に立ちたい」そんな思いで来て下さったり、自分の仕事も 持ちながらその少しの合間に来て下さる人もいます。24時間体制ですから、 時には深夜相談にも応じています。 その上、こんな「出張授業」もして下さるのです。 本当に頭が下がります。 そんな電話相談員ボランティアをしてくださる方を募集しています。 また電話相談員は出来ないけど、資金援助ボランティアもあります。 今、相談員も資金も不足していますので、どうかご協力をお願いします。 (これが評議員としての私の役目の一つです) ※「関西いのちの電話」事務局 06−6308−6868 ◎電話相談は 06−6309−1121 ◎毎月10日はフリーダイヤル自殺予防いのちの電話 0120−738−556 先日50代半ばの男性から「関西いのちの電話」事務局の1本の電話がありました。 「私は中学生の時に『いのちの電話』に助けられました。そのお礼を言いたくて やっと40年経って電話をさせていただきました」 40年ずっと気にかけてくださっていたのですね。 その時の相談員さんはもう高齢もしくは天国にいらっしゃるかもしれませんが、 きっと喜ばれていることでしょうね。 |
「いのちの電話」という活動団体をご存知ですか。「いのちの電話」のルーツは、一人の少女の「自殺します」という一本の電話がきっかけとなり、1953年にロンドンで始まりました。死にたいと思っている人、悩んでいる人、また人生の相談事や助けを求めている人が電話をかけてこられるようにという願いからスタートしました。
Posted by naka602 at 09:15
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