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2016年8月6日 |
チャリティー講演会 |
講演前に入口付近に立っていると、ある老紳士から話しかけられました。 「なかじまくん、お久しぶり。 田中洋慈です」 「たなかようじ???・・・えっ、田中先生ですか?」 「はい、田中です」 「田中センセーーーーー!」 田中洋慈先生78歳、大阪市立出来島小学校2年3組の私の担任の先生です。 小学校卒業以来ですからナント48年ぶりの再会です。 朝、読売新聞に載っていた講演会のお知らせの小さな記事を見て、わざわざ 駆け付けて下さったのです。 もう感動というかそれを通りこした感情になり、講演前に私は落ち着きを なくしてしまいました。 私の学校生活の中で唯一暗かったのは小学校1年生の時です。 というかあまり覚えていないのです。 担任の先生からは「この子は大丈夫か」って思われるくらい暗かったよう ですし、懇談会では、ずいぶんキツイことも言われていたようです。 母親も「あの先生は好きになれない」って愚痴をこぼしていたようです。 そんな私が2年生になって劇的に変わるのです。 とっても元気になるのです。 体育では才能を開花するのです。走るのはもちろん、何でもできるのです。 小学校では最高段の跳び箱8段も、小2の私がピョンと飛び越えました。 通知表は5段階評価の「5」 このとき以来ずっと「5」が私の体育の成績です。 (小1の時は「3」・・・なんで(笑)) 大学で体育科に進学するのも、この小2の時が原点になっています。 そんな私の体育の素質を見つけ出し、伸ばしてくださったのが田中洋慈先生 でした。 その田中先生が48年ぶりに会いに来てくださったのです。 もう感動、感激、感謝の一言です。 私の講演中、ニコニコしながらうなずき、そしてメモを取っておられるのです。 恥ずかしいやら嬉しいやら・・・。 そして講演終了後、会場のみなさんに 「私の小学校2年生の時の担任の田中先生です」 って紹介させていただきました。 小学校の時はもっと大きな先生と思っていましたが、私より背も低く、案外 小さいのです(笑)今は78歳の素敵なおじいちゃんです。 ありがとうございます、田中先生。 78歳の先生と60歳になった教え子の感動の再会でした。 本当にありがとうございました。 田中先生、 これまでの私の不義理をどうかお許しください。 そして いつまでもお元気でいてください。 |
仲島正教チャリティー講演会(国際エンゼル協会主催・伊丹市後援)が8月3日に「いたみホール」で行われましたが、エンゼル協会関係の方や私の知り合いの方だけではなく、新聞(毎日、読売)を見て来てくださった方、ポスターを見て来てくださった方もたくさんおられ、会場は満員(150名)になりました。参加のみなさん、本当にありがとうございました。そしてバングラデシュ教育支援の募金もありがとうございました。
Posted by naka602 at 09:25
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