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2016年9月15日 |
宝塚市保育士研修 |
研修前夜にはいろいろ探しました。当時の写真や連絡帳も出してきました。 アルバムを見て、あの子はどうしてるかな?あの先生は?この先生は?って いろいろ思い出していました。 研修会のスタートは絵本からです。 うちの娘も息子も大好きだった「おしいれのぼうけん」の絵本です。 「ねずみばあさん」の声に保育士さんは大きく反応してくれました。 「おしいれのぼうけん」は保育所でも家でも何度も何度も読んだ絵本です。 もう絵本はボロボロになっていますが、我が家の宝物です。 私の保育士研修の内容は、小学校教師としての体験だけでなく、自分の保育 所生活の時の話がたくさん出てきます。それが逆瀬川保育所だったのです。 「我が子はこんなふうに愛されて保育所で過ごしていました」と 息子と小久保先生のアップの写真を見せると会場はザワザワ・・・。 会場の後ろに小久保先生がおられるではありませんか。 一番前の席では、下谷先生が笑って「お父さん!」と声をかけてくれます。 当時、下谷先生、小久保先生のお二人の先生には特にお世話になりました。 若くて一生懸命な2人の先生で、私と年齢も近いこともあり、話もよくして いました。なのでこの二人の先生には会いたいなあって、昨夜から思ってい たのでめちゃ感動しました。 講演終了後は、思い出話にいっぱい花が咲きました。 小久保先生は「ゆうちゃんをけがさせてしまったことをずっとずっと気に していました」その時お父さんは「そんなこと気にしないでください。大丈夫 ですよ」って励ましてくれたというのです。私はそのけがのことをまったく 覚えていませんが(笑)。 そして雄介の今の写真を見せました。今年3月の卒業式後の教室での写真です。 6年担任として黒板に書いた子どもたちへのメッセージを見ながら小久保先生 は涙ぐんでくれました。「こんなに立派になって・・・」 下谷先生は、転勤する時に「仲島ファミリーからカードをもらいましたよ」 ってそのカードを持ってきてくれました。写真入りのカードには、私達夫婦と 真悠子と雄介のメッセージが書いてありました。もう30年近く前のものです。 ずっと大切にしてくださっていたのです。 それとは別に「私の写真集みたいなものもお父さんにもらいましたよ」って。 今、下谷先生は、保育所の所長さんです。53歳になりました。 そして小久保先生は、下谷所長の保育所に転勤になり、下谷所長の隣りに 座り、所長のサポートをしています。小久保先生49歳。 (ごめんなさい、歳バラしちゃった) 仲島60歳、下谷先生53歳、小久保先生49歳。みんな歳をとりました。 でもこんなに嬉しい再会はありません。 今日の研修に来る前に、同じ保育所の若い先生たちに 「今日の講師の方は私たちが若い時に、私たちを育てて下さったお父さんよ」 って話してくれたそうです。嬉しいですねえ、こんなこと言ってくれて・・・。 でもそれは逆ですね。私も言いたいです。 「下谷先生と小久保先生は、我が子を育ててくれた若い素敵な先生でしたよ」 って。 下谷先生、小久保先生、本当にありがとうございました。 それから、こんな先生にも再会しました。 その逆瀬川保育所に行っていた頃、私が勤務していた西宮・段上西小学校の 子どもだった子が、保育士として研修に参加してくれていたのです。 「仲島先生のクラスではなかったのですが、先生が朝礼台でジャンプした姿は 今もはっきり覚えています。♪元気〜元気〜風になれ元気〜♪って元気体操を したことも覚えています。体育委員会で私を褒めてもらったことも・・・」 嬉しいなあ本当に。私が担任していた学年の一つ下の吉見由貴ちゃんです。 あんな小さかった子が今はベテラン保育士として頑張っているのです。 ここでも段上西小の懐かしい話にいっぱい花が咲きました。 この日の研修は、18時〜20時でしたが、 会場を出たのは、21時を過ぎていました。 宝塚市保育士研修は、もう感動のしっぱなしでした。 なんて幸せな私なんだ。 歳をとるのもいいもんです。 還暦最高です(笑) |
西宮市や尼崎市ではほぼ毎年、保育士研修に呼んでいただいています。また他市や他県でもけっこう保育士研修の機会は多いのです。でもなぜか宝塚市は一度もなかったのです。我が子は2人とも、宝塚市立逆瀬川保育所で生後11か月から小学校入学時までずっとお世話になりました。だからこそ、一度は宝塚市の保育士研修に行きたいなあとずっと思っていたのです。その夢がやっと実現しました。
Posted by naka602 at 12:11
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