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2016年12月30日
最後も沖縄で
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2016年の最後も沖縄でした(今年なんと6回目の沖縄)。今回は仕事ではなくプライベートです。夫婦で行く予定でしたが、前日に妻のインフルエンザが判明。迷った結果、私一人で行くことになりました。冷たい夫と思われそうですが、なんせ前日キャンセルともなるとキャンセル料はけっこうかかるのです。特に今回はいいホテルを予約したので、キャンセル料はばかになりません。それに沖縄には私を待ってくれている人がいます。熱も少し下がった妻から「一人で行っておいで」と背中を押されて一人旅となりました。

「寂しく一人で行ってきます」
と静かに出かけましたが、妻からは
「一人でもきっと楽しくやってくるでしょう」
と笑われながら送り出されました。
(「そうかもしれない」・・・と私も変に納得です(笑))

その沖縄報告です。

沖縄に着いて、まずは、すっかりファンになった作家・原田マハさんの小説
「風のマジム」の重要な場面に出てくる那覇市の桜坂劇場(実在します)を
見に行ってきました。この小説は沖縄が舞台で、派遣社員が夢に向かって
頑張る話で、めちゃいいです。主人公まじむとオバアのやりとりに涙するの
ですが、その2人がよく飲んでいたのが桜坂劇場のバーでした。そして、
そこから生まれた日本初の純沖縄産ラム酒(実在します)も買いました(笑)
この「風のマジム」はお薦めです。ぜひご一読を。
これを朝ドラにしたら絶対ヒットすると思います。
(「べっぴんさん」はもうアカン。もう見ません)

次は、北谷(ちゃたん)町アメリカンビレッジのすぐそばに車を走らせました。
読谷高校、宜野座高校、那覇国際高校の講演でお世話になっ與那覇校長先生が
今年3月に定年退職したあとに始めた「数学セミナー『夢塾』」にお邪魔したの
のです。突然の私の訪問にびっくりされていましたが、とても喜んでいただきま
した。與那覇先生は「年中夢求」を合言葉に数学の苦手な生徒を集め、
「あの子に自信と勇気、そして夢を」
を実践されていました。私も元気をいただきました。

次は、恩納村(おんなそん)です。
夏の甲子園に出場した嘉手納高校の関係で知り合った大城さんとの再会です。
嘉手納高校の試合の翌日に神戸・元町でたまたま出会い、話をし、メールを
交換し、その後お酒やおそばを互いに送ったりしていました。
夏に神戸・元町で出会った時の印象は、素敵なご夫婦、素敵なおじさんとおばさ
んって感じでした。とても親しみやすい感じで、これぞ沖縄人(ウチナンチュ)
というお二人でした。
そんな感じで今回再会したのですが、
再会の場所は、老舗のリゾートホテル「ムーンビーチ」 
ここはあの星野監督のお気に入りのホテルで、中日も阪神も沖縄キャンプに使って
たところです。有名なホテルなので、私もよく知っていたし、憧れのホテルでも
ありました。
2人でホテル内のカフェに入ると、大城さんの指示で周りが動くのです。
そういえば駐車場の係員も入口のホテルマンも大城さんに挨拶をしていました。
なんだかおかしい。
そして名刺をいただき、ビックリ仰天です。
「ホテルムーンビーチ 取締役・総料理長」
えっ、そんなに偉い人だったんだぁ。わぁ、どうしよう〜。
なのに、あんな安いお酒やおそばを送ったんだ。わぁ、はずかしい〜。
そんなすごい大城さんとの出会いでした。

夜は夜で大盛り上がりです。
夜はいつもお世話になっている与那原町の岡さんファミリーと食事です。
初めて出会った時に赤ちゃんだった宏樹君はもう小学校3年。お姉ちゃんの
美咲ちゃんは6年生、来年は中学生です。時の経つのは本当に早いものです。
そしてもう1人誕生です。昨年生まれた咲幸ちゃんは1歳。
そんな岡夫妻と子ども3人と私の6人で、楽しく食事をしていたのですが、
隣りに座っていた家族4人と、知らないうちに話をするようになって
またまたビックリ仰天です。
北海道・ニセコから来た家族でしたが、岡さんと共通の人を知っていることが
わかり、話が盛り上がっていきます。そして私もニセコの隣町の黒松内のこと
を話すと「知ってます知ってます、私、黒松内で働いていました」と奥さん。
旦那さんが長崎県大村市出身とわかると「私は大村市で教員研修をしました」
とどんどんつながりが出てくるのです。
そして大人が盛り上がっているうちに、子ども同士もすっかり仲よしになり
一緒に騒ぎ、遊ぶのです。(たまたま地下の部屋だったので他のお客さんもいなく
てよかったです)
沖縄と北海道の家族が打ち解けていく様子は、本当にいい感じでした。
めちゃめちゃ楽しい夜の食事会でした。

翌日の夜は、またまたいつもお世話になっている那覇市の神谷さん夫婦と
飲み会です。神谷さんとももう8年の付き合いになります。
沖縄市にあるアメリカの雰囲気いっぱいの「サムズカフェ」です。
店員さんは日本人ですが、アメリカの古き良き時代の雰囲気の服装です。
トイレにはマリリンモンローの写真がありました(男子トイレ)。
飾りつけも電飾もみんなアメリカ的です。音楽もオールディーズです。
そんな雰囲気の中で特大のアメリカンステーキが運ばれてきます。
ホンマ大きいです(笑)それを3人とも平らげていきます。アメリカの
ステーキは赤身が多いので意外にお腹にどんどん入っていきます。
少し酸味のきいた沖縄独特のA1ソースがステーキにピッタリでパクリ
パクリとお肉が口の中に入っていきます。ホンマ不思議です。
沖縄に来たら、お店はやっぱり沖縄風かアメリカ風が一番です。

やっぱり一人でも楽しんでいる私です(笑)

そうそう、今回初めての体験でしたが、
実は2日目は、夕方までずっとホテルにいたのです。
朝8時にゆっくりと起きて、まずは大浴場で朝風呂です。
「気持ちイイ〜〜」
そして9時半にレストランで朝食です。9時半にもなると人は少なくなり
ゆったりと景色を眺めながらの食事です。
「ノビノビ〜〜」
そして部屋に戻り、すぐ目の前の海を眺めながら食後のコーヒーを飲み、
そのあとは大好きな曲をBOSEのスピーカーから聞きながらの読書です。
これを至福の時間というのでしょう。
「サイコウ〜〜」
そして1時半すぎにホテルのレストランに行き、一人優雅にランチです。
また部屋に戻り、ゆっくりと読書です。時々眠気がきます
「なんてイイ気持ち〜〜」
そして4時に神谷さんのお迎えで、ステーキディナーに出かけました。

今回のホテルは、まだ出来て3年ほどのとってもきれいなリゾートホテルで、
夏には高くて泊まれないホテルです。今は冬料金で少し安くなったので予約
しましたが、なんと当日はサービスでグレードアップの部屋(最上階12F)に
なりました。一人なのに。

部屋はきれいだし、設備も整っているし、目の前は海。そんな部屋に一日中
いるのは本当に贅沢な過ごし方です。ホンマ贅沢過ぎる!(この日の天気が
悪かったのも一因ですが・・・)
実はホテルのランチは、妻の朝食券が代用出来ましたし、妻のサービスドリンク
券もちゃんと使わせてもらいました(笑)
部屋を思う存分使用し、使えるものは全部使いましたので、一人分キャンセル
でしたが、けっこう元は取ったかもしれません(笑)

ここでも、やっぱり一人でも楽しんでいる私でした(笑)


「ごめんね、お母さん」
でも妻からは
「やっぱり楽しんできたのね。よかったね〜。それがお父さんらしいわ」
と笑顔で迎えてもらいました。


これで今年も終わりです。ステキな還暦2016年でした。
みなさん、一年間どうもありがとうございました。

よいお年をお迎えください。



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Posted by naka602 at 16:00 | TrackBack (0)
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