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2018年4月3日
こんな出会いが・・・
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関西学院大学教育学部の新入生350名に「あーよかったな先生になって」という講演をしてきました。終わった後に、つい4か月前に鳴尾高校で私の講演を聞いた新入生が「まさかまた聞けるなんて、感動しました」と言ってくれました。また3年前に三田祥雲館高校1年で私の人権講演を聞いた新入生も声をかけてくれました。

そしてもう1人、こんな新入生が声をかけてくれたのです。
それは5年前にさかのぼります。
2013年10月22日の私のブログです。


「学級目標はクレッシェンド」
 
今日は、小野南中学校2年生の特別活動「学級活動」の授業研究会でした。
中学校での特活の研究授業はなかなか見ることはありません。
昨夜、指導案を見ながら
「この展開は難しいなあ。中学生はたぶんうまくいかないだろうなあ」
と思っていました。この展開ではなく、こんな展開ならどうかという
代案まで私は用意していました。
そんな思いで小野南中学校に着いたのですが・・・・
着いてみて、考えが変わりました。
着いたときは清掃時間だったのですが、生徒たちはそれはもう
一生懸命に掃除をしているのです。そして元気にあいさつをして
くれます。授業前、教室に行く途中、隣のクラスの合唱練習が
聞こえてきました。生徒だけで練習をしていましたが、あまりに
いい声なので、私はその教室に入り込んでしまいました。
掃除を一生懸命にする、あいさつができる、合唱がうまい。
これはいい授業が見られるかもしれない、そんな予感がしました。

そして授業公開の2年3組に入ると、もう温かい雰囲気が伝わってきま
した。若い山内先生と生徒たち34人の笑顔が飛び込んできたのです。
これはいい授業になる、確信しました。
授業はその通り、いい雰囲気のまま難しい展開がいとも簡単に進んで
いきました。
スゴイ!
不登校気味のA君も今日は久しぶりの出席でしたので注目していましたが、
周りの友達は彼のことを気にしつつ、ごくごく普通に接していましたので、
彼も普段通りの姿でがんばっていました。ホントいい感じの仲間たちでした。

担任の山内啓右先生から、授業後にこんな話を聞きました。
「実は私は数年前に仲島先生の講演を聞いて『優しい』という意味を知り、
ずっと意識していました。でもまだまだ失敗ばかりでうまくいきません」

そんな謙虚な山内先生ですが『優しい』の学級づくりが
しっかり出来ていました。すばらしいです。
山内学級の学級目標は「クレッシェンド(だんだん大きく)」 
これからまだまだ大きくなっていくことでしょう。楽しみです。
(※山内先生は音楽の先生で、吹奏楽部の顧問)
いい授業を見た後は、なんだか気持ちがいいです。
ホンマいいものを見させてもらいました。
ありがとうございました、山内先生。
これからも応援しています。(2013.10.22)



講演終了後、声をかけてくれたのは
このブログに出てくる2年3組の女生徒でした。
「私はあのブログの生徒です。担任の山内先生に憧れて私も先生に
 なりたくて関学教育学部に入りました」
「あのブログを書いた先生とはどんな先生だろう?
 山内先生が意識した仲島先生ってどんな先生だろう?
 って思っていました。今日、その先生の講演が聞けて感動しました」

いやぁ〜びっくりしました。
5年後にこんな出会いがあるのですね。
こんなつながりがあるのですね。
それがもう嬉しくて、嬉しくて・・・。


山内啓右先生、
素敵な教え子が関学に入りましたね。
きっときっと山内先生のような優しくて素敵な先生になってくれると
思います。




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Posted by naka602 at 23:41 | TrackBack (0)
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