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2018年5月13日 |
母の日 |
親って、いつまでもそうなのでしょうね。 私にも、36歳の娘と32歳の息子もいますが、心の中には、 生まれた時の娘も息子も、3歳の、8歳の、18歳の娘も息子もいます。 私が小学生の時、よく母に言われていました。 「寒いから、風邪ひくといけないから暖かくして行きなさい」 それは中学生になってからも、高校生になってからも そして大人になってからもよく言われました。 ここ5年ほど、母は病院生活でしたが 私が行くと、ラジオで情報を得ていたのでしょう。 「明日は寒くなるよ。暖かくして行きなさいよ」って 必ず言うのです。 あまりにしつこく言う時は 「わかってるよ、もう子どもじゃないんだから、57歳やで」 と少しうんざりしながら返事をしていました。(ゴメン) 亡くなる2週間ほど前に 「今度、長野に仕事に行ってくるからね」と言うと 「長野はまだまだ寒いから、暖かくして行きなさいよ」 とやはり言われました。 「うん、そうするよ。暖かくして行ってくるから」 とその時は素直に返事をしました。 93歳の母は61歳の息子を、いつまでも心配なのです。 母の心の中には、3歳の息子が、8歳の息子がずっといるのです。 母にしたら、息子がどんなに歳をとってもやはり子どもなのですね。 たぶん今も天国から 「身体を大事にしなさいよ」 と毎日言われているような気がします。 今日は生まれて初めて、母のいない「母の日」です。 「お母さん、ありがとう」 |
NHK朝ドラ「半分、青い」より・・・・娘・鈴愛18歳が東京へ行くことになった時、母の松雪泰子は涙を流します。「私の心の中には、18歳の鈴愛もいるけど、3歳の鈴愛も、8歳の鈴愛も、14歳の鈴愛もいるの・・」と・・・。
Posted by naka602 at 20:39
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