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2019年10月27日
頑張れM先生!
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沖縄のMさんからメールが届きました。「沖縄県の教員採用試験に合格しました」と。Mさんは沖縄県立具志川高校3年の時に私の講演を聞いてくれました。あれから4年後の嬉しいメールです。

高校での講演後にMさんから「私は教師になりたいです」とメールをもらい、
「頑張れ!」のサインを入れて拙著「教師力を磨く」をプレゼントしました。
その後、沖縄大学に進学し、時々メールもくれました。
教育実習に行くときには「成長しない子はいない」を送ると感動した写真を
付けて返信をくれました。
そしてこの度の合格報告です。
本当に嬉しいです。本当に嬉しいです。



実は、
昨今の教育学部では入学後2年ほど経つと「教師にはならない」という学生が
けっこう増えるのです。大教大も関学等でもその傾向があります。
大学の講義で、昨今の厳しい教育情勢を知らされ、学生は自信を失い、教師を
あきらめるのです。教育学部の教授は何を教えているんやと私は怒るのです。
「教師の仕事はしんどいけど、やり甲斐のある素晴らしい仕事だ」と教えて
やってほしいのに、意欲を失わす講義はやめてほしいのです。

3年前には、沖縄県立Y高校で同じように私の講演を聞いた生徒が
R大学教育学部に入ったのに2年の冬に「教師になる自信がなくなった」
と進路変更をしたのです。大学で学級崩壊のビデオを見せられて落ち込んだ
というのです。えっ大学教授はどんな講義をしたんだと腹が立ちました。

神戸の小学校での教師イジメ事件もあり、教育現場にはまたまた逆風が吹いて
います。マスコミはこれでもかこれでもかと教育委員会や学校、教師を叩きます。
「教育をよくしよう」と理由をつけながらもこの叩き方は、これもイジメみたい
なものです。イジメの構造と今のマスコミのやり方には同じような側面があると
私には思えます。
けっして神戸の事件を弁護しているのではありません。あれは最低最悪です。
でも叩くだけでは解決はしません。今の学校現場が抱えている問題にも
しっかり向き合ってほしいのです。
そして学校や先生を応援してほしいのです。
変な教師もいるけど、素敵な教師も山ほどいることをわかってほしいのです。



M先生(と呼ぶのは4月からだけど)
頑張れ〜〜〜〜!
教師の仕事はええぞ〜〜!
大丈夫や〜〜!

遠く西宮から応援しているからね。




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Posted by naka602 at 20:41 | TrackBack (0)
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