« 前のエントリー | Main | 次のエントリー » | TrackBack |


2019年11月23日
スカーレットの信楽
先日「スカーレット」のコメントを書きましたが、今朝は涙がこぼれました。やはりイッセー尾形(深野先生)が絡んでいました。この先も楽しみになってきました。

そのスカーレットの舞台は滋賀県信楽(しがらき)町です。
信楽と言えば、忘れられない思い出があるのです。
あの阪神大震災(1995.1.17)の時です。
震災3日目に、その信楽から親友・桜井が突然やってきたのです。
大きなリュックを担いで、その中にはガスコンロ、ポット、チキンラーメン
その他いろいろ物資を担いできてくれたのです。
「おい、大丈夫か?」
の桜井の声と姿を見て、危うく涙が出そうになりました。

その後、桜井は
「お前ら2人とも学校へ行かないといけないやろ。子どもを預かるぞ」
と娘(小6)と息子(小2)を信楽の桜井宅で預かってくれることに
なりました。そして2週間、我が子を預かってくれたのです。
そう2週間、信楽の桜井夫婦の子どもになったのです。
毎日のご飯もお風呂もそうだし、学校の用意や連絡帳も書いてくれました。
桜井の飼い犬の散歩もしたり、信楽の街を4人で歩いたり、桜井の
仕事場である「JRA栗東トレセン」で馬にも乗せてもらいました。

信楽の小学校も「西宮から姉弟2人が疎開してきた」ということで
大切に大切に受け入れてくれました。
姉は伊吹山のスキー実習にも参加しましたし、弟は元気なサッカー少年が
来たということですぐにクラスの人気者になったようです。
信楽町の広報誌にも掲載されました。
いっぺんに信楽が身近になり大好きになりました。



そんなことも時々思い出しながら
信楽の「スカーレット」を見ています。





Posted by naka602 at 17:55 | TrackBack (0)
TrackBack

この記事へトラックバックするには、このURLをお使いください:
https://www.bbweb-arena.com/trackback.asp?entry_id=117923