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2020年7月29日
「めぐり来る夏に」 きずな8月号
1985年の春休みに、まもなく3歳になる娘を連れて、開園3年目の「東京ディズニーランド」に行ってきました。帰りは羽田18時発の日航123便で帰ってきました。その4か月後です。日航123便が墜落したのは。
犠牲者520名の中には歌手の坂本九さんやタイガースの球団社長、そして私の教え子のお父さん、友人の家族、大学の先生も含まれていました。本当に悲惨な事故でした。


今回、
その犠牲者の1人である「田中愛子先生(享年26歳)中学体育教師」と
愛子先生のお父さんである「蔚(しげる)先生」のことを
「ひょうご人権ジャーナル きずな8月号」に書かせていただきました。

8月号のテーマは「同和問題」です。
日航ジャンボ機墜落と同和問題ってどういうこと?
なにか関係があったの? なに?
多分、ほとんどの人が知らない事実がここにありました。
それを書かせていただきました。

兵庫県内の先生方は、本来は全員が知っていていいはずなのに、残念ながら
知らない先生も多いようです。
兵庫県教育委員会は、2014年に日航機墜落と愛子先生と蔚先生のことを教材文
にしています。中学生用教育資料「きらめき」(H26)に掲載しているのです。
にも拘わらず、なかなか授業として活用してもらえていないようなのです。

今回の原稿で、私が一番言いたいことは
「一度、教材文を読んでほしい」
「蔚さんの手記を読んでほしい」の2点です。


「ひょうご人権ジャーナル きずな8月号」(兵庫県人権啓発協会発行)は
県内の公的施設(役所、教育委員会、公民館、学校園)、郵便局、銀行等で
無料配布されています。8月号は早い所で今週中、遅くとも来週中には各所に
置かれると思います。ぜひ一度手に取って読んでみてください。

そしてそのあとに
「兵庫県教育委員会人権教育課トップ」 を検索して
「中学生用教育資料『きらめき』平成26年3月」
「めぐり来る夏に」 からダウンロードしてください。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~jinken-bo/26kirameki-index.html
「教材文『めぐり来る夏に』」
「活用の手引き 参考資料『娘の遺してくれたもの』田中蔚」

※兵庫県外の方は「兵庫県人権啓発協会」を検索すると
「人権ジャーナルきずな」を見ることが出来ます。
今はまだ7月号までですが、まもなく8月号もアップされると思います。



兵庫県の2年前(H30)の県民調査です。
「例えば、あなたが結婚しようとする相手が、同和地区の人であると
わかった場合、あなたはどうされますか?」
→→ 結婚すると答えた人は、52.5% 
   しない、わからないと答えた人が、47.5%

私は信じられないのです、未だにこの数字だなんて・・・。
なんでやねん!
まだまだ結婚差別はこんなに残っているのです。
部落差別は解決していないのです。




Posted by naka602 at 16:21 | TrackBack (0)
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