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2017年8月16日
関西学院大学グリークラブ
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社会福祉法人「関西いのちの電話」のチャリティーコンサートのお知らせです。これまでも何度か書いているのですが「関西いのちの電話」は、24時間電話対応の相談員はじめ、多くのボランティアのみなさんで支えられています。その運営資金はいつもギリギリです。そんな運営資金の支えの一つにチャリティーコンサートがあります。今年は関西学院大学グリークラブが協力してくださることになりました。伝統ある関学グリークラブです。ぜひ、素敵ないずみホールで素敵なコンサートをお楽しみください。そして「関西いのちの電話」にご協力下さい。


★「関西いのちの電話」チャリティーコンサート

「関西学院大学グリークラブコンサート」
2017年8月25日(金)19時開演(18時開場)
いずみホール (JR大阪城公園徒歩3分)
 演奏曲目
 1・・空の翼、緑濃き甲山 他
 2・・時代、竹田の子守唄 他
 3・・All you need is love 他

前売2500円 当日3000円

チケット取扱い
・いずみホールチケットセンター 06−6944−1188
・関西いのちの電話事務局 06−6308−6868
           FAX 06−6308−6180
           MAIL kaind@age.ac

もしくは仲島まで連絡をいただけると手配します。
(ただし仲島は8/21まです)



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Posted by naka602 at 22:58 | TrackBack (0)


2017年8月13日
母の言いつけ
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今日8月13日は、母の93歳の誕生日です。病院に行って「おめでとう」と言ってきました。認知症もなくしっかりした母ですが、さすがに体は弱ってきて、大好きだった本も今はあまり読めないようですが、私が持っていったパイオニアのヘッドホンをつけてテレビをよく見ています。腕には私が愛用していたG-SHOCKの腕時計をしています。大きくて見やすいと母は言いますが、それよりお医者さんや看護師さんから「カッコイイ時計ですね」と声をかけられるのが嬉しいようです。


そんな母ですが、私は
「母の言いつけ」で、61年間ずっと守っていることが二つだけあります。

一つは 「煙草は吸わないでね」 という言いつけです。
父がヘビースモーカーだったので、それが母はとても嫌だったようで
事あるごとに「あなたは煙草は吸ってはダメよ」と言われ続けていました。
確かに煙草のせいで、蛍光灯の傘は黄色くなっているし、灰皿はいつも
いっぱいでこぼれ出ることもありました。おまけに煙草が切れると機嫌が
悪くなるという最悪のこともありました。
そんな父を見て、母は 「あなたは吸ってはダメ」 といつも言うのでした。
私には中学高校時代、いろんな友達がいましたから、中には煙草を吸う奴も
いました。でもそれに流れされることはありませんでした。
そんな時、いつも母の顔が浮かぶのです。

二つ目は 「冬山には登らないで」 という言いつけでした。
これはどういうことかというと
テレビで冬山の遭難のニュースが流れるたびに
「家族がどんなに悲しいか。そんな我が子の死は受け入れられない」
とテレビに向かって、いつもブツブツつぶやくのです。
煙草のように「絶対だめよ」と私に直接言わないのですが、
冬山遭難のニュースのたびに「悲しい、悲しい」とつぶやくのですから
私は知らないうちに洗脳されていったのです(笑)
その結果、冬山どころか夏山にも登らない私になってしまいました(笑)

母の言うことを、素直にきかないことも多々ありましたが、
この2つだけは生涯守り通しています(笑)
これだけは親孝行していると確信できることです(笑)


母は、
学校現場にいる時、あの東井義雄先生と一緒に勉強していた人です。
大学に内地留学の時には、あの有名な心理学者の河合隼雄さんと一緒に
研究していた人です。
東井義雄先生も河合隼雄さんって、私にとったら雲の上のような人で
書籍上しか知らない凄い人なのです。
それはずっとずっと昔の時代のことです。きっと母は「女だてらに」なんて
陰口も言われたこともあったと思います。でもそんなことにも負けずに
そんな先生と一緒に学んでいた母を、私は本当に誇りに思います。
そんな中で子育てもしていたのですから、母は凄過ぎます。

どうかどうかまだまだ長生きしてほしい。
そう願うばかりです。



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Posted by naka602 at 23:03 | TrackBack (0)


2017年8月11日
夏季セミナーが終わりました(ホッ)
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8月6日(日)に第11回夏季セミナーが無事に終了しました。それから5日後、やっと報告のブログです。今回は久しぶりのセミナーでしたので、元気な私もさすがに疲れたのが、この5日間、何もせずボォーとしていました。

夏季セミナーは、2005年〜2014年まで10年連続で開催し、これで終了の
予定でしたが 「またしてほしい」 というリクエストもあり、3年ぶりに
復活することにしました。
過去10回の夏季セミナーは(手前みそですが)人気があり、一番多い特は
参加者が100人を超え、机・椅子を追加し、部屋いっぱいの大盛況でした。

3年ぶりの開催です。またまたいっぱい来てくれると思いきや、
募集を開始しても、事前申込はなかなか来ず、30人集まるかなと
本当に心配になりました。やはり3年のブランクは大きいのでしょう。
少し落ち込んだ私でしたが 「まあいいや」 と開き直っていると不思議な
もので少しずつ増えて、最終的には68名の申込みになり、当日の参加は
62名で、多過ぎず少な過ぎずのちょうどの人数になりました。
部屋の大きさからしても適正規模、適正配置です(笑)
そして初参加の人が約7割です。
これはNEW夏季セミナーです。


いくつか感想を紹介します。

★本日は初めて参加させていただきました。笑いあり、涙ありの大変有意義な時間をありがとうございました。大学を卒業し、今年の4月から憧れの教員生活をスタートしました。理想と現実のギャップや分からないことが多く、悔しい思いを抱きながらの3か月でした。しかし今日3名の先生方のお話を聞き、非常に温かい気持ちになると同時に、新任の私にも明日から出来ることがたくさんあるなと、心に火がつきました。今、目の前にいる27名の子どもたちが、愛されていると感じられるぐらいに大切に愛情を注いで育てていきたいと思います。(京都・小学校教員1年目)

★先生方のお話を聞いて涙することがたくさんありました(普段はあまり泣かないのですが) なぜかと考えると、自分の心に優しさの貯金がたまったらからかなと思います。感動をたくさんいただきました。この貯金を子どもたちに返していきたい、いかなければならないと思いました。教員をしててよかったと思いました。まだまだ感動できる高みがあるんだと気づきました。神戸まで聞きに来て、本当によかったと思います。(愛媛・中学校教員7年目)

★3人の先生方の話を聞きながら、ずっと頭の中には、私の学級の子どもの姿が頭に浮かんでいました。失敗ばかりの一学期でしたが、たくさんのヒントや、子どもへの思いは持ち続けたいと思えました。4月からとにかく休み時間は遊んでいます。その時間が子どもとの距離を近くし、素直に楽しいと感じています。今日は、先生方の話に吸い込まれて楽しかったです。次は学校の子どもたちに心の貯金をいっぱいしてあげたいと強く思いました。参加して本当によかったです。(京都・小学校教員1年目)

★参加できたことに本当に感謝でいっぱいです。曲里先生、大路先生のお話は素晴らしかったです。仲島先生のお話には感動で涙をおさえるのに恥ずかしかったです。愛情いっぱいの内容でずっと聞いていたかったです。夢と希望をいただきました。どんな子どもたちも愛されることを祈っています。(兵庫・一般)

★私は教師をめざしています。今日の話を聞けて私は本当に幸せ者だと思いました。早く教師になりたいと心の底から思いました。3人の先生方から聞いた話を心に刻み、立派な教師になります。今日は私が心の貯金をさせていただきました。先生方のような大人になれるよう、愛のあふれる人間になれるよう頑張ります。まだぜひお話を聞きたいです。(兵庫・大学4年生)

★曲里先生のお話を聞かせていただいて、クラスで実践しようと思うことが多くありました。聞かせ読みや指読など、子どもたちと共に勉強していこうと思いました。おやつの本と主食の本のバランスが大切だということに気づけました。大路先生のお話では、五感の使い方を学ばせていただきました。子ども一人ひとりがどう思っているのかを感じ取ることが出来るように、定点観測をしていこうと思います。仲島先生のお話を聞いて、私自身が学校で悩んでいること全てに通じていたのではないかと思います。そして私の心が和らぎました。命のお話はとても心に響きました。(兵庫・小学校教員5年目)

★初参加でした。大路先生、仲島先生のお話はリピーターですが、曲里先生のお話は初めてで、小学校の担任だった鳥屋尾先生を思い出しました。長年、PTAに関わってきた中で、多くの出会いがありました。そんな中で、様々な刺激や気づきがあり、大人になってからも成長でき、今の自分があると思います。今日もそんな出会いの1日、素敵な時間になりました。高2の息子がいますが、子どもたちにも、多くの出会いと感動にめぐり合ってほしいと思います。先生方のお話を子どもたちにも聞かせたいと思いました。私は生まれ変わったら教師になりたい・・・。(兵庫・PTA役員)

★仲島先生から元気と感動をたくさんいただきました。先生のようなパワフルな研修を受けたのは初めてです。出会いは6月に著書をいただいた時です。そこには私の名前と「教育は足でかせぐ」と書かれており、刺激を受けました。間がまったくあかず、この講義が続きました。次々とテンポよく出てくるフラッシュカードと曲、これこそ本物の授業なんだなと思いました。(大阪・中学校教員11年目)

★初めてセミナーに参加させていただきました。3人の先生方の愛とエネルギーに溢れた話を聞かせて頂いた今、胸から様々な感情が湧き出ています。今、教員採用試験の真っ只中で、まだ何の経験もありません。楽しみも夢もありワクワクしていますが、不安もあります。辛いことや逃げ出したくなることにも出会うと思いますが、若さと元気を武器に「教師っていいな」と思える日を楽しみにこれから頑張っていきたいです。(兵庫・大学4年生)

★今日は貴重なお話をありがとうございました。曲里先生の「たった1冊の本が子どもを変える」というお話。大路先生の「コミュニケーションは相手へのプレゼントである」ということ。仲島先生の「優しさが子どもを変える」ということ。本当に為になりました。お三方とも、愛情を余すことなく注ぎ続けることを前提としてご指導されてきたということがひしひしと伝わってきました。私も子どもと関わるに際した時には「あなたがいてよかった」といえるように意識していこうと思います。(京都・一般)

★「仲島先生の話を聞かんと元気になれへん」という同僚に教えてもらって、2年前に初めて仲島先生のお話を聞きました。初めての中学校での学級担任で、うまくいかないことばかり。授業も悩むことばかり。先生辞めたいな、と思うこともたくさんありました。そんな時、仲島先生のお話を聞いて、いつも元気をもらっています。曲里先生のお話も何度か聞かせていただいたのですが、絵本を読んであげたい、自分も読んだことのない本をもっと読みたいと思いました。大路先生の「五感センサー」の話も身に染みました。センサーが鈍っていかないようにしたいと思います。明日からの子どもたちに、少しでも何かを返していけるように頑張りたいです。(兵庫・中学校教員8年目)

★困った問題にぶつかった時、自分の指導力のなさを思い知らされました。でも仲島先生の「教師は即戦力になんかなりません」という言葉に少し安心し、そしてまだ頑張ろうと思いました。40を過ぎて、4年前に教師になりました。それまではPTA役員をしながら、サービス業や医療関係等の色々な職につき、五感センサーを働かせてきました。これまでの経験は無駄ではなかったと改めて思いました。明日からまた頑張ります。(山口・中学校教員4年目)

★久々のパワフルなる人の講義。笑いあり、涙あり、発見あり、何度も聞いているネタなのに、結局やられて帰ります。愛知に行って10年目を迎えます。今年は担任を離れて淋しさを感じながらも全力でやってます。初心を思い出し、また2学期仕切り直して頑張ります。先日、卒業文集の中で、とある生徒が「恩師とのただならぬ関係に感動しました。先生のクラスで本当によかった」とメッセージをくれました。言葉のチカラに感謝。仲島先生に出会えてよかった。(愛知・高校教員13年目)



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Posted by naka602 at 12:14 | TrackBack (0)