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2017年11月27日
こころ旅 高知県
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朝のNHKBS「火野正平・日本縦断こころ旅」は、先週は「高知県」でした。その4回放送分のうちナント3回放送分は、私が行った所、知っている所でした。嬉しいねんなあこれが(笑)「正平さんと一緒や」って(笑)

火曜日の「安田町」は、馬路村に行く途中にある町です。
「赤い鉄橋」の横を私も通りました。これまでに通算4回通りました。

水曜日の「大豊町」の「豊永駅」
金曜日の「須崎市」の「安和駅」
は、高知県で仕事がある時はよく通る駅です。

26日(日)は高知県四万十町で講演があったのですが、
行きも帰りも、特急の車内から必死で写真を撮りました。でも正平さんも
言ってっましたが、特急が速いので写真が撮りにくいのです。それでも
安和駅からの太平洋の写真は、テレビと同じような風景が撮れました。
嬉し〜い(正平さんの言い方)

この番組を知らない人は、まったくわかりませんね(すみません)
でも知っている人は、わかるでしょ(笑)
正平さんがオ〇パイカップで飲む姿には大笑いでしたね。


よくわからないブログですみませんでした。


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Posted by naka602 at 23:21 | TrackBack (0)


2017年11月24日
やっぱり音楽会は いいなあ
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22日に尼崎市の潮(うしお)小学校の音楽会を観てきました。久しぶりの音楽会鑑賞でしたが 「やっぱり音楽会はいいなあ」 って思いました。

開演前に会場に入ると素敵な飾りつけにまず感心します。
先生たち、頑張っているなあ、凝っているなあ。
作るのに時間がかかっただろうなと先生目線になります(笑)

校長先生の素敵な挨拶から始まったのですが、
その上をいったのが、1年生の開会の言葉です。
かわいいけど 「めっちゃしっかりしてるやん!」 と感心です。
1年生という宇宙人を、先生たちがしっかり指導したんだろうな、と
思います。よく練習しないとここまで出来ません。歌も合奏も上手い!
ちなみに曲名は 「うちゅうじんにあえたら」(笑)

2年生は「GO WEST」という曲を「いいことあるさ!」にアレンジした歌と
あの恋ダンスの「恋」の合奏に私は思わず踊り出しそうになりました。
楽し過ぎ(笑)とにかく元気が出る演奏でした。

3年生からは、リコーダー奏と合唱と合奏と3本になります。
リコーダーが大好きな私としては、嬉しい構成でした。
3年生の「運命(ベートーベン)」のアレンジ曲「うんめいだ」から
6年生の「アメイジング・グレイス」まで、素敵なリコーダーの音色が
体育館に響き渡りました。あぁ〜気持ちイイ〜〜。

3年生の「ともだちはいいもんだ」に、私の心はタイムスリップ。
この歌大好き、何回歌ったことか。ええ歌や〜ええ声や〜。

4年生の「wish〜夢を信じて」に、私もこの歌を指導したいなあって
思いました。あとで調べてみると作曲は杉本竜一、あのビリーブを作った人
です。やっぱり・・。私は杉本竜一の歌が大好きです。

5年生の合奏は「フックドオンクラシック」私はこのレコード持ってます!
CDではなくレコードです。この難しい曲を5年生があんなに上手く演奏する
のにビックリしました。

6年生は「威風堂々」。4か月後、あの子たちはこの曲で卒業するのだろうなと
想像すると涙が出そうになります。合唱は心の瞳。ええ歌を選曲してるなあ。

そうそう
先生たちの職員演奏もありました。
中島みゆきの「糸」と桑田佳祐の「若い広場」
子どもたちにもよかったでしょうが、あ〜大人たちにはたまらない名曲です。

もう一つ「金管バンド」の1か月早いクリスマス特集にも、心がウキウキ
しました。まさに「あわてんぼうのサンタクロース」です。

エンディングは「♪あなたにありがとう〜♪」
5年6年のきれいな歌声とピアノ伴奏、そして6年生の挨拶に涙ポロポロです。
ホンマにくい演出です。


潮小の音楽会は、みんなとってもきれいな声、とっても上手な合奏でした。
とにかく子どもたちがよく頑張ってるのが印象的でした。
それは裏を返せば、先生たちがよく頑張っているということです。
潮の先生たちは凄い!
だから感動するのです。これこそが音楽会です。
素敵な子どもたちと素敵な先生たちに大拍手です。
「♪潮小にありがとう〜♪」です。




番外編ですが、
ちょうど10か月前に潮小学校のアクティブラーニング研究発表会で
音楽専科の永田先生の音楽の授業を見たのですが、いつもと違い、
「アクティブラーニングの音楽」を意識し過ぎる永田先生の姿がありました。
とても窮屈そうな授業だったので、後日
「もっと永田先生らしい味を出す方がいいです。アクティブラーニングの形に
はめようとすること自体がアクティブラーニングではないのです」
と飲み会(笑)で言わせてもらいました。

今日の永田先生は伸び伸びしていました。
生き生きと指揮をする永田先生。
頑張る子どもたちを、頑張る先生たちを、涙目で見つめている永田先生は
素敵だなあと思いました。これが永田先生らしさですよ。
「♪永田先生にありがとう〜♪」です。




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Posted by naka602 at 09:54 | TrackBack (0)


2017年11月21日
本日は、お日柄もよく
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気づいてみると、ずっとブログが未更新でした。11月は講演も忙しかったけど、楽しいことも多くて(飲み会は20日中8回)、その上、原稿も書いていたという充実した日々でした(笑)ただこのブログだけはサボっていました(笑)

昨日、体育科教育の巻末エッセイの原稿を提出しました。
来月15日発売の1月号です。
表題は 「センセー、僕はこうしたい」 です。
さてどんな内容でしょうね。題からはわかりにくいですね。
ちなみに前号の題は 「高校3年生の秋」 でした。

題というのは大事で、「読んでみたいなあ」「これは何だろう?」と
思ってもらえるようにしたいものです。

でもそれが時々アウトになることもあります。
先月、ある県のある市の教育委員会の指導主事研修に行ってきました。
演題は
「 あーよかったな 指導主事になって
   〜本日はお日柄もよく、阪神ファンと原田マハと
         あのお母ちゃんに学ぶ指導主事の役割〜 」

この副題にクレームがつきました。そして結局
「 あーよかったな 指導主事になって
   〜指導主事のやり甲斐と先生たちの笑顔〜 」

とごくごく普通の副題になってしまいました。
まあ仕方ないなあと思いつつ、だから教育委員会はカタイ!
って言われるねん、って思いましたね。
私なら、こんな副題がつく指導主事研修は聞きたいなと思いますけどね。
(自分で言うか!)


実は、指導主事の先生方に、原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」
という小説を読んだ方がいいよと薦めています。
この本を読めば、スピーチの仕方がよくわかります。どうやって聴き手に
届けるか、とても勉強になります。
これは「指導助言」にも役立ちますし「授業の導入」や「校長先生の話」
ともつながります。


11月4日は、愛媛県四国中央市の先生方の研修会でした。
ある先生の感想の冒頭です。
「最初のマジックショーを見た瞬間から、先生のとりこになりました」

なんだこれ?仲島は何をしたんだ、と思いますよね(笑)

司会者の講師紹介のあと、私は中央に出ます。
普通なら「今、紹介していただいた仲島です・・」と始まるのですが
私は無言です。
そして、あの曲(マジックで使う♪オリーブの首飾り)が突然かかり、
私のマジックショーが始まります(笑)
予想もしない展開に先生方はビックリ。そしてに笑顔になります。
たった2分のマジックショー。そしておもむろにカードを出します。
「あの子の目を輝かせたい」
講演のスタートです。

これが「原田マハ」の手法です(笑)

原田マハさんは手品をしなさいとは言っていないのですが
これは私のオリジナルで、考え方は同じです。
ちょっと恥ずかしいですが、今このやり方に凝っている私です(笑)
先日の中学生講演でも、小学生講演でもウケました。
一般講演でもウケました。みんな手品は好きですね(笑)



※この手品は誰でもすぐ出来る簡単なものです。
・オリーブの首飾りのダウンロードは無料
・ハンカチ手品は350円
・マジックブックは880円  
安いもんです、これで子どもの目が輝くのなら・・・(笑)




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Posted by naka602 at 10:39 | TrackBack (0)


2017年11月1日
上からの「スタンダード」
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先日の新聞に載っていました。・・・教育現場に「スタンダード(標準)」が広がっている。教育委員会から教員に授業方法を示す「授業スタンダード」から、学校が教員に指導の統一を求める「教員スタンダード」、教員が保護者に持ち物の基準などを伝える「保護者スタンダード」まで登場した。なぜ、いま、スタンダードなのか?


実は先日、私はこんな報告をききました。
A市のB小学校は「B小スタンダード」を実践し、全国学力調査の結果を
向上させ、A市のいいモデルとして紹介されました。

B小では、主体的・対話的な学習(アクティブラーニング)を推進していく
ために学習の流れを「スタンダード化」しました。
「見通し・めあて」⇒「一人学び」⇒「ペア・グループトーク」⇒「交流」
⇒「ふり返り」
 
全学年全教科の授業がこのスタンダードに沿って進められます。
教師は迷うことなく指導ができますし、子どもたちも学習をスムーズに
進めていくことが出来ます。これは教師にも子どもにも好評です。
その上、全国学力調査の結果も向上しました。

「これはとてもいいことだ」 
そう思う人が多いでしょう。
私も実際の授業を見ました。生き生きとした授業が進められ好感がもて
ました。素晴らしい実践だと思いました。

でも、私はこれに満足してはいけないと思うのです。
今の様子は、子どもたちが、レールの上に乗せられスイスイ進んで
いるだけです。それは子どもだけではなく教師もレールの上を進ん
でいるだけです。どっちも楽チンな道を進んでいるだけです。

私が育てたいのは
例えば、先生が「一人学びをしましょう」と順番通りに指示した時に
「センセー、僕は今、みんなの意見が聞きたいんだ。一人学びより、
グループトークがしたいんだ」と堂々と言える子どもを育てたいの
です。「レールから外れて、もっと自分の思いを実現したいんだ」
という子どもを育てたいのです。
そして教師も、目の前の子どもたちを見て、レールを壊す勇気を
持ってほしいのです。

レールの上を走る子どもや教師ではなく、道なき道に出会った時
「レールがない」と嘆き、諦めるのではなく、よしここからは自分で
道を作るぞ、とブルドーザの運転手になってほしいのです。
今の「B小スタンダード」に満足するのではなく、もう一歩進んで、
最終的にはブルドーザの授業を目指してほしいのです。
それが人生を生きる力だと思うからです。
それが教育の本質だと私は思っています。


新聞には、東京大学教授の勝野正章教授のコメントが載っていました。
「全国学力調査の結果を受け、学力向上を目指す自治体が、秋田など
調査結果の上位県のスタンダードを参考に作成する例が目立ち、多く
は横並びになっている。
 教育委員会や学校のスタンダードは、教師が参考にする程度なら、
教育の質の向上につながるかもしれない。だが、マニュアルのように
使われれば、指導が画一化する恐れがある。スタンダードに沿って学習
規律を求めるなら、発達障害や外国籍の子への配慮が欠けてしまう。
 何より問題なのは、教師がスタンダード自体の内容がいいかどうかを
吟味しなくなることだ。教師が自らの裁量が失われていることを自覚し
なければ、行政の管理が進みかねない。」


こんな記事も載っていました。
教育委員会からのスタンダードには、若手を中心に歓迎する声が多い。
大阪の中学校教員(24)「何が授業の要かがわかり、不安がなくなる」
東京の小学校教員(26)「学校で目標を決める手間が省ける」


授業のやり方は、教育委員会が決めるのじゃないよ〜
授業のやり方は、教師自身が目の前の子どもを見て考えるんだよ〜

そんな上からのスタンダートを歓迎する若手教師が多いって・・
あ〜〜〜これではダメだ〜〜〜
そんな教育委員会もダメだ〜〜〜〜


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Posted by naka602 at 17:00 | TrackBack (0)