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2018年8月24日
台風直撃の前後に
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昨日は神戸市の須磨ノ浦高校で幼中高の先生たちの研修でした。ただ、台風接近で警報も出ていたので、90分講演は60分に短縮して、早く帰宅することになりました。夕方から電車の本数が減り、20時には終電ということで急いで帰るはずでしたが、
研修にわざわざ参加して下さった神戸市の元校長先生が
「久しぶりに会えたから、少しでも飲もうよ」ということで、
スマホで列車情報を見ながら飲みました(笑) 
飲んでいる最中に緊急速報もスマホから流れましたが楽しく飲みました(笑)

10年前に講演で知り合ってから、ずっと私を応援して下さっています。
今は私立幼稚園長をやっておられますが、情熱は昔のままです。
熱く教育を語り、夢をもつ目は輝いています。
またマスターズ卓球をめざしたり、調理師免許を取るバイタリティにも
頭が下がります。私の還暦野球ぐらいでは太刀打ちできないですが、
「専門外の野球にチャレンジする仲島先生は凄いなあ」
とすごくほめてくださるのです。
私が手品を披露すると「こんなのもあるよ」とハイレベルな手品を見せて
下さるのです。私は常に手品を携帯していますが、その先生も同じです(笑)
ホント素敵で面白い先生です。
話していてすごく元気をいただきました。

※飲んでいた時間は16時〜18時。家には19時には帰っていましたので
 台風時に不謹慎だなんて言わないでくださいね(笑)



今日は明石での講演でした。
台風は通り過ぎましたが、まだJRは動いていませんでした。
急きょJRをやめて山陽電車で明石に向かいました。
車内は混んでいて、立っていたのですが、目の前に座っている母子連れの
赤ちゃんが、私をジッと見つめるのです。これは反応してあげないといけません。
私はニコッと笑いました。すると赤ちゃんもニコッと笑うのです。
次に私は舌をペロリと出しました。すると赤ちゃんもペロリと出すのです。
今度は舌を出し左右に動かしました。すると赤ちゃんも動かします。
そんな様子にお母さんも気づいたようで、私に向かってニコッとし
「ごめんなさい。ありがとうございます」と会釈してくれました。
こんな変なオジイにも、優しい母子でした。

としているうちに、お母さんが、チラチラと何度も私の顔を見ます。
顔を確かめているようです。そして
「あっ、先生ですね。私、南桜塚小で研修を受けました。わぁ〜」
6年ほど前の研修なのに、覚えていてくれていたんですね。
「普段よく泣く娘なのに『このおじさんは優しい人』とわかったの
 でしょうね。先生の優しさは赤ちゃんにもわかるのですね」
と嬉しいことを言ってくれるお母さんでした(先生でした)
楽しくしゃべっていると、新開地から明石まで、あっという間に
着きました。



夜中の台風直撃で大変したが、
その前後にこんなことがあった2日間でした。
それにしても凄い風と雨でした。
命に関わるような大きな被害はなかったようでよかったです。





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Posted by naka602 at 23:53 | TrackBack (0)


2018年8月19日
絵本に囲まれた講演会
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西宮北口に「絵本に囲まれたカフェ」があります。周りの本棚から好きな絵本を取り出して自由に読むことができます。絵本をそばに置いてコーヒーを飲んだり、パスタを食べたり出来るカフェです。そして気に入った絵本は購入も出来るのです。素敵なお店でしょ。

そんな素敵なカフェで講演会を開きます。



「絵本に囲まれた講演会」

★2018年9月20日(木)15時〜18時(貸切になります)

★絵本カフェ「パスタ・エ・カフェ・シオサイ」
 西宮北口駅徒歩5分 西宮市南昭和町10-19

★第1部15:30〜16:00 絵本ミニ講座
 「あーよかったな 絵本に出会えて」
 久賀 弥生 (「絵本で子育て」センター・絵本講師)

★第2部16:15〜17:30 講演会
 「あーよかったな あなたがいて」
 仲島 正教 (教育サポーター)

★入場 ワンドリンク制 

★定員30名(先着順)

★申込み メールで bffsb369☆ybb.ne.jp 仲島まで ☆は@に
     先着30名には連絡を入れます。



お楽しみに〜〜〜
 





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Posted by naka602 at 19:58 | TrackBack (0)


2018年8月16日
「荻原一青」と「黄ぐま」
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只今、尼崎市総合文化センター(アルカイックホールの建物)で開催している「荻原一青が描く百名城てぬぐいのすべて展」がとても素晴らしいです。

荻原一青(おぎわらいっせい)さんは、尼崎が生んだ「城の画伯」です。
今回の展覧会では、一青が描いた日本中のお城の「城郭画」も展示されて
いますが(これも凄い!の一言なのですが)
日本中の103のお城が荻原一青によって「手ぬぐい」に描かれているのです。
「名城手拭百城」が本当に素敵で感動します。
私が生まれた但馬の「出石城」の手ぬぐいもありました。

評判を聞いて私も行きましたが、予想を上回る感動でした。
これは期間展示ではなく、常設展示にするべき、いや「荻原一青博物館」を
作るべきだと思いました。
展示は19日(日)までです。なんとあと3日しかありません。
もし行けそうな方は阪神尼崎駅からすぐですので足を運んでみて
くださいね。入場料は500円です。



感動はもう一つありました。
荻原一青とは、まったく違う分野です。
アイスクリームです(笑)
昨夏も一度食べたのですが、季節ものですぐに店頭からなくなりました。
今年の夏も発売されるか心配で、いつものぞいていましたが、
ついに店頭に戻ってきました。あ〜よかった〜〜〜!

それはセブンイレブンで売っている「黄ぐま」です。
兄弟品の「白くま」は一年中売っているのですが
「黄ぐま」はこの時期だけです。
これがめちゃくちゃ美味しいのです。
私の中ではナンバーワンアイスクリームです。
1個300円、高っ! でも美味しいのです。
セブンイレブンの「黄ぐま」です。(他店の黄ぐまはダメ)


残り少なってきた夏ですが
「荻原一青」と「黄ぐま」をぜひ味わってみてください。



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Posted by naka602 at 21:10 | TrackBack (0)


2018年8月13日
母の誕生日
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今日8月13日は、母・武子の誕生日です。大正13年(1924年)8月13日生で、今日で満94歳になりました。というはずでしたが、4月20日に93歳の生涯を閉じました。

実は3年ほど前に、母は私に
「私は93歳で逝くと思うよ」
というので
「アカンアカンもっと長生きしてもらわないと・・・」
と返事をしたのですが、妙に本当かもしれないと思ったのです。

母の言うことはいつも当たるのです。
母はなんかすごいのです。

それ以来、母の病状が悪くなっても
「まだ死なない。大丈夫!」と妙に自信があったのです。
そして昨年夏に93歳になった時に
「あと1年かもしれない」と私は覚悟をし始めました。
お正月を越え、桜の季節になっても元気だったので
「当たらないかもしれない」と期待を持ちかけた矢先の
4月中旬、急に意識が薄れ始めました。そして
その1週間後に天国に旅立っていきました。
認知症もなく、ずっとしっかりしていた母が最後の1週間だけ
天国へ行く準備をしたのでしょう。
本当に凄い母親だったなと思います。


明日は、初盆のお参りです。
久しぶりに母とゆっくり話をしたいと思います。




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Posted by naka602 at 20:40 | TrackBack (0)


2018年8月12日
めぐり来る夏に
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あの日の夜のニュースには釘付けになりました。羽田18時発伊丹行・日航123便の墜落事故のニュースです。事故の5か月前、私は日航123便で羽田から帰りました。「18時発19時着の123便」とすごく覚えやすい飛行機だったので印象に残っていました。
はじめはニュースを他人事で見ていましたが、乗客名簿の中に教え子のお父さんの名前を見つけました。そして同級生の家族の名前も・・・。母校の大学教員の名前も・・・。


まもなく「体育科教育9月号」が店頭に並びます。
今回の「巻末エッセイ」には、123便のことを書いています。
連載している身としては、書店で購入してほしいのですが、
購入しなくても読んでほしいので、そのエッセイをここに
書き出しておきます。(出版社さんごめんなさい)

そして
「めぐり来る夏に」をダウンロードして読んでみてほしいのです。
この教材文を読んでほしいのです。
(本当に読んでほしいのはエッセイではなく教材文です)
先生方、PTAや地域のみなさん、そしてすべての人に・・・
人間の温かさ、差別の愚かさを感じ取ってほしいのです。




「めぐり来る夏に」   仲島正教(巻末エッセイ)

あの日から33年経ちました。私の教え子のお父さん、同級生の家族の名前がありました。歌手の坂本九さんも。
1985年8月12日、日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落し520名の尊い命が失われました。その中に若き保健体育教師の田中愛子先生も含まれていました。わずか26年の生涯でした。

愛子先生へ
私は中学3年生の時、先生に保健体育の授業を教えていただきました。そんな中で、私には忘れられない授業があります。保健の授業で先生が言われたある言葉をノートにメモしたことを今でも覚えています。「一日一生涯」という言葉です。いつも熱く語ってくださる先生でしたが、その日の先生のお話はいつも以上に私たちの心に響くものでした。
それからしばらくたった8月の夜、飛行機の墜落事故を伝えるテレビのニュースに先生の名前が映し出されました。多くの友だちが電話をかけてきました。電話口の向こうで泣いている友だち。いつも明るく気さくに話しかけてくださる愛子先生は、私たちにとって大きな存在でした。(中略)
私は今、西宮市で中学校の教員をしています。世の中の色々な課題も、みんなで語り合っていけば解決できるということを、先生から教えていただいた「一日一生涯」の言葉と一緒に生徒たちに伝えています。
出来るものなら、もう一度お話がしたいです。でもそれは叶いません。今日を一緒に過ごす人たちと明日も必ず一緒にいられるとは限りません。「一日一生涯」。今日を丁寧に生きていきたいと思います。素敵な考え方の人は、いつまでも多くの人の記憶の中に生き続けます。先生が願われていた差別のない世の中が実現するように、私も自分の思いを伝え、多くの人と語り合っていきたいと思います。

兵庫県教育委員会は平成26年3月に、この手紙文を含めて、道徳の時間にも使える教材文を作成しました。教材名「めぐり来る夏に」は、愛子さんを亡くした父・蔚(しげる)さんの生き方が描かれています。ジャンボ機墜落に関連した部落差別の現実に怒りながらも、蔚さんの深い人間愛に心が温かくなります。また蔚さんの付記「娘が遺してくれたもの」では、人と人との繋がりに目頭が熱くなりました。人間とは何か、友情とは何か、愛とは何か。愛とは人に説くものではなく行うことなのだと。
全国の先生方にこの「めぐり来る夏に」を子どもたちにぜひ読んでやってほしい、そう願っています。道徳の授業で扱ってもらえると一番嬉しいのですが、朝の会でもいいのです。先生が読むだけでもいいのです。いじめや差別をなくしたい。人の命ほど尊いものはない。そんな蔚さんや愛子先生の熱い気持ちを子どもたちに伝えてほしいと思っています。
遺品の大学ノートに書かれていた言葉です。愛子先生の絶筆です。

人の命には限りがある
だから自分の思うように生きたい
人は軽く、10年先、20年先を
口にするけれど
そのときを大切にしなければ
今、光っていたい

※「めぐり来る夏に」は、「兵庫県教育委員会人権教育課トップ」を検索し、「中学生用教育資料きらめき(平成26年3月)」でダウンロードできます。

(体育科教育2018.9月号(大修館書店)より)




先生方にお願いです。
ぜひこの教材文をダウンロードして読んでください。
そして学校で、子どもたちに、保護者のみなさんにも
この教材文を読んであげてほしいのです。
授業にしなくてもいいです。解説もいりません。
ただ読むだけでいいのです。
田中蔚先生、愛子先生が望んだ「差別のない世の中」にするために・・。




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Posted by naka602 at 10:10 | TrackBack (0)


2018年8月5日
一番涼しいのは・・・
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昨日、山梨県から帰ってきましたが、ニュースに出ていました「甲府で7日連続の猛暑日」と。 一昨日甲府に泊まっていましたが、ホント暑かったです。「汗かいてナンボ」の夏男の私ですが、さすがに暑い。さすがにしんどいです。

夏休みに入ってからの講演では、
あまりに暑いので、タイガースブレザーは3回着ただけです。
「えっタイガースブレザーじゃないの?」ってガッカリされる時も
あるのですが、この猛暑なので許してもらっています。
今年の夏はずっと「かりゆしウエア」です。
この夏に、かりゆしウエアをナント5着新調です。(合計15着)
ポロシャツ等、いろいろ着てみた結果、かりゆしウエアが一番涼しいです。
だから沖縄の人はみんなそうなのですね(笑)

そしてもう一つ大事なのは、下着です。
昨年までは、モン○○のクールメッシュシャツを着ていたのですが
少々値段が張ります。そこで今年の夏は、試しに
ユニ○○のクールメッシュシャツも買ったのですが、すごく着心地が
いいのです。これは安くてお得! ユニ○○を高評価です。

でもわかったのです、その差が・・・。
普通の暑さならともかく、猛暑になった時に差が出たのです。
猛暑の時、すごく汗をかいたあとの着心地が圧倒的にモン○○の方が
いいのです。ユニ○○はある程度を越えるともうダメ・・・・。
さすがモン○○、その値段だけの価値はあります。
モン○○は、ユニ○○の約2.5倍の値段ですが、品質はやはり上でした。

私の母がよく言っていました。
「いいものはいいのよ。少し値段は張っても結局長持ちするしね」
今頃、天国から笑っていると思います。
今回の甲府遠征でそれを確信しました。


ところで夏休みが始まって2週間経ちましたが
一番涼しかったのは、沖縄でした(笑)避暑地・沖縄です。
(8月1日沖縄県与那原町5年目以下教員研修)


※沖縄の研修も、もちろん「かりゆしウエア」でしたが
靴は「島ぞうり(ビーチサンダル)」を履いて行きました。
研修に「ぞうり」は失礼ではないかと心配していましたが、
学校へ着くなり、校長先生が
「わぁ〜かりゆしに島ぞうり。嬉しいです〜。ありがとうございます」
と満面の笑みで迎えてくださいました。

こちらでは、ビーチサンダルで研修に行けば怒られますよね(笑)
さすが沖縄です。やっぱり沖縄は最高〜〜。



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Posted by naka602 at 21:15 | TrackBack (0)