ブラッシング指導例2
初診時の写真です。歯の根元の歯茎が赤くただれています。これが歯肉炎を起こしている状態です。この歯肉炎の状態だと、触っただけでも出血してしまいます。
これを放置しているといわゆる歯槽膿漏となり、歯が抜けてしまいます。
赤染めをした状態です。歯の面が全部真っ赤に染まっている状態と、染まっていない状態がはっきりとわかると思います。歯磨きをすると出血するので、歯を磨いていなかったとのことでした。
歯茎から出血してもがんばって歯を磨いてくださいと指導し、3ヵ月後の状態です。歯茎の状態がきれいになっているのが良くわかると思います。腫れた歯茎が引き締まってきたのです。これで歯肉炎が治りました。これで歯磨きを丁寧にしていれば、この人の歯は健康な状態を維持する事ができるでしょう。