fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 「お父さん、今日はどこに行くの?」 息子にそう聞かれ、「今日は徳島県東みよし町や。巨人の水野が卒業した池田高校の近くや」 「ふ〜ん・・・・?」 最近の若者は池田高校と言ってもピンとこないでしょうね。あの「さわやかイレブン」や「山びこ打線」、畠山、水野、江上そして蔦監督で全国に名をとどろかせた池田高校です。 その池田高校の近くにある東みよし町での講演だったのですが、講演前に教育長とお話をしていて、びっくり。 ナント教育長は、あの池田高校の蔦監督の下でコーチをされていた方だったのです。あの頃のお話をいくつか聞きました。優勝した夜、畠山や水野が補欠選手と共に涙を流し、一緒に風呂に入ったこと(普段はレギュラーと補欠は別々に入っていたそうです)。また試合前には西宮東高校でよく練習した思い出(私の娘は西宮東高校卒業)。蔦監督とのコーチの二人三脚のお話・・・・とずいぶん盛り上がってしまいました。 そして最後には、教育はやっぱり頭だけではなく、体を通して育てるものだと二人は意気投合したのです。 私の講演中、教育長は何度もうなずいて聞いてくださっていました。うれしかったですね。 そして講演が終わったあと、今度は教育委員長(女性)とお話をしていたら、委員長は元高校の校長先生で、専門は体育と聞き、またびっくり。実は講演前の挨拶をされたのですが、はっきりとしたとても気持ちのいいお話で、いいなって思っていたのです。今日は私を含め、体育会系人間が3人集まりました。 「体育はやっぱりええでぇ」 なにかと話題の教育再生会議では、体育の重要性は出てこなかったようですが、私は体育こそ今大事にしなければならない教科だと思っています。奇しくも今私が依頼されている原稿は 「体育は『いじめ』に何ができるか」 というテーマです。 最後に教育長とこんな会話がありました。 教育長 「私は全部で10回甲子園の土を踏みました」 仲島 「私は全部で20回甲子園の土を踏みました」 教育長 「・・・・・・?」 ※西宮市では毎年10月末に、市内小学校42校の6年生全員が甲子園球場に集まって行う「小学校連合体育大会」があります。その引率に私は行っていました。 中学校も20校の1年から3年全員が集まって「中学校連合体育大会」を甲子園球場で行います。つまり西宮の子どもたちは、小中学校時代に4回甲子園の土を踏むのです。
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