fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 先日、元気塾常連の野村大祐先生(芦屋・打出浜小)から、驚きのメールが届きました。 野村先生はこの春から兵庫教育大学の大学院に入って勉強しているのですが、その「体育科授業研究」の講義の中で、なんと私の授業のビデオが登場したというのです。野村先生もびっくり、そしてそれを聞いた私もホントびっくりでした。そんなビデオを撮られた記憶もなく、信じられなかったし、今それが大学院の授業で使われていたのもまたびっくりでした。でもよーく考えてみれば、当時の小林篤研究室の院生がビデオに撮っていたようで、そう言えばそうだったかなと私も少し思い出しました。 そして野村先生がわざわざ教授に頼んでダビングし、私に送ってきてくれました。そのビデオを見ながら、子どもたちとの10年ぶりの再会に私はすっかり魅せられてしまいました。 この授業ビデオは1997年2月1日、A小学校2年3組の「くものすランド」の授業(体育)でした。この年、私はA小学校に転勤してきたのですが、すぐに校長先生から「昨年はいろいろあった子どもたちですが、よろしくお願いします」と意味深なことを言われ、2年3組の担任になりました。なぁ〜に2年生や、すぐに何とかなるやろうと高をくくっていた私ですが、これまでの2年生と違い、なかなか手強いのです。今までみたいにはいかず、40人のチビっ子たちに私も手を焼いていましたが、2学期の運動会あたりから少しずつ変化していきました。やんちゃな子どもたちのその力が体育で発揮し始めたのです。4クラスの中でダントツ元気者がいっぱいの私のクラスは、運動会では圧勝なのです。走るわ、動くわ、すばしっこい。こんなに運動が出来る子がいっぱいいるクラスは初めてでした。その力がまとまり発揮され出すと、子どもたちは生き生きしてくるのです。 そんな子どもたちの体育授業のビデオです。私は10年ぶりにそのビデオを見ながら、思いっきり笑ってしまいました。ホンマこいつら元気やな、ひとときもじっとしてへんな、40人がうじゃうじゃして動いてるな、って。 この子どもたちは今年19歳になるのですが、ビデオの中でいつも私の回りを落ち着きなく動き回っていたB男は、その後中学、高校でバスケット部のキャプテンとして、みんなをまとめ高3の時には近畿大会にも出場する原動力になりました。落ち着いたすばらしいキャプテンでした。そのB男の横をチョロチョロしていたC男は、高校の時、野球部で活躍し近畿大会で優勝。キャプテンも務め、兵庫県の優秀選手にもなりました。またB男、C男の横を素早くすり抜けていたD男は、全国中学校野球大会でなんと全国優勝したのです。忍者のように走るF男は、今教師になりたいと私に話してくれています。あんなにやんちゃだったあいつらは今、立派に大きくなっています。そんな彼らとの10年ぶりの感動の再会でした。(普通は大きくなっての再会ですが今回は小さい頃への再会です) 野村先生、本当にありがとう。私にとっては感動のビデオ再会となりました。 1997年2月1日(土)の午後、体育館には100名近くの参観者と、30数名の保護者も一緒に授業を見てくださったのですが、後日保護者の感想を学級通信に私は書いていました。(学級通信に書いたこともすっかり忘れていましたが、これもビデオのおかげで、改めて読み直すといろいろ書いていましたわハハハ) ★「くものすランド」とっても楽しそうでした。あんな体育だったら、私も体育嫌いにならなかっただろうなと思います。友だちと協力して裸足で体育館を飛び跳ねている我が子がとっても眩しく、うれしかったです。(W) ★土曜日の「くものすランド」見学させていただきました。あっ、こんなふうにゴムを張っているのか!目にするまでは迷路みたいになっているのかと思っていました。体育の授業なんだけど、体を上手に動かすだけでなく、心も動かす授業だと感じました。一人ひとりが工夫していろいろな動き方、協力の仕方・・・など、とても知恵がいりますね。準備、集合、片づけもとてもはやく、ゴムがはずれたらさっとつけにいき、自分の仕事が終わったらまだの友だちの手伝いをしにいき、子どもたちはイキイキしていましたね。家でもあんなふうにサッと動いてくれたらいいのに・・・って他のお母さんに言ってしまいました。家の中でタンブリンたたこうかな・・・?なんて。(I) このビデオを私の後ろで、教育大に通う息子(21歳)が見ていました。 「お父さん、なんでみんなちがう動きしているの?こんな体育みたことない!えっ何、これ?」 息子は本当に驚いたようでした。 ハハハ驚いたか息子よハハハ。 ※ところで、7/2〜4、6〜8、11〜13 は家を空けます。メール等の返信が出来ないことをお許しください。今の私のPC技術では、旅先?でのPCはまだ操れないのです。
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more
|