« 前のエントリー | Main | 次のエントリー » | TrackBack |


2007年7月9日
今日もうれしいことが・・・
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text

 今日は地元のN高校での高校生向けの講演でした。
朝8時半、N高校に到着し、玄関を入ると、若い先生が待ってくれていました。
「仲島先生、お久しぶりです。○○です。私のこと覚えていただいていますか?」
「おぉー○○さんか。覚えてるに決まってるやないか、そうかぁここで先生しているんか。立派になったなあ。そうそう5年ほど前にはお母さんには会ったぞ」
彼女は、手には当時の学年通信「わくわくファイブ」を大事そうに持っていました。
 
 今から14年前、彼女が5年生の時、私は一緒の学年で彼女たちの算数等の授業を担当していたんです。当時の学年通信は私が書いていたのですが、いわゆるお知らせを書く「学年便り」ではなく、学級通信のような学年通信でした。子どもの様子や作文がバンバン載っている学年通信で年間106号発行していました。その学年通信をわざわざ私のために持って来てくれたのです。ホントうれしいですね、こんな再会が、こんな心遣いが・・・。
 
 講演会が終わり、家に帰ってから、彼女からメールが届きました。
「・・・お会いできてよかったです。まだまだ3年目でなんだか気持ちが揺れることだらけで・・・。でも先生にお会いして、自分が先生になりたいと思った気持ちを再確認できました。あの5年生の時に、『目の前にあるのは壁ではなく、チャンスだ』 って教わったんです。40人いたら40通りの答えがあると・・。正解じゃなく、考えたり、友だちの考えに歩み寄ったりすると、壁は案外高いものではなく、意外に扉に変化もするんだと・・。・・・・・・。」
 彼女は、この夏、正規の教員になるために採用試験に挑戦します。彼女ならきっと大丈夫です!きっとそこに扉が開くから・・・。私も宮井先生も小屋敷先生も応援しているぞ!がんばれ上船津先生!
 
 ところで、今日の高校生向けの講演はどうだったかというと・・・。私のギャグにあんまり笑ってくれなかったんですよ。ちょっとショック! でも小さな笑顔を見せてくれた生徒はたくさんいたので、まあウケていたことにしましょう(笑) ここの高校生は恥ずかしがり屋さんなんだ・・って思うようにします。講演後の感想は聞いていないので、全体としてはわからないのですが、一人の男子生徒は、わざわざ校長室まで感想と質問をしに来てくれましたし、家に帰ると、講演を聴いた生徒からメールが届いていました。「・・とても感動しました。特に『優しい』の話が心に残っています。・・・・・・・先生と出会えてうれしかったです・・・」 と。
 
 ここのところ、うれしいことが続きますね。ホント教師っていい仕事です。

fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text_more
Posted by naka602 at 16:22 | TrackBack (0)
TrackBack

この記事へトラックバックするには、このURLをお使いください:
https://www.bbweb-arena.com/trackback.asp?entry_id=81579