fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 〜人権教育・人権学習について、教師として〜 仲島正教 人間にはさびしい面、弱い面がある。人より優位に立ちたい、「上見て暮らすな、下見て暮らせ」的な面も持ち、しんどい時、自分より弱者をつくって自分を安定させようとする。そんな思いは自分にもある。そんな思いは教師にもある。教室で子どもたち相手にえらそうに人権を説いている自分にも差別心はあるのではないか。そう、自分には差別心があるのだ。そう、人間にはそんな弱い面もあるのだ。 しかし、それでいいのか?そのままでいいのか?人間として、その生き方でいいのか? そんな自分を振り返り、自分を磨いていく。 人が人としての生き方を問いながら、人間になっていく。 人と人との間に、温かいつながりを求めて生きていく。 その営みこそが、人権教育なのだ。その営みによって、人間は幸せになれるのだ。 授業の中で、「差別はいけない」 と一方的に教えるのではなく、授業を含めた普段の生活の中で、人として人間として、どう生きるかを問う教育をしたい。人は踏まれるのではなく、認められるものだ。そんな人権尊重を基盤とした取り組みをしていきたい。 そんな取り組みの上で、そんな生活の中で、同和問題等の学習に出会わせたい。人間の弱さを理解しつつ、人間のすばらしさも感じさせたい。人間とは尊敬しあうものなのだ、と。 ※今日の元気塾にも、大学生2名を含む40名の参加がありました。 ・「あの子の目を輝かせたい」 と聞いた瞬間、子どもたちの顔が次々と浮かんできました。 ・「自分を磨いていく。それが人権教育」というお話がとっても心に残りました。 ・やはり温もりですね。週明け、いつものように笑顔であいさつします。 ・交流があると、トラブルがおこるが、深めると、仲良くなれる、という話、納得しました。 ・先生のアナログなパネルにとても温もりを感じました。 等々 ※来月は、いよいよ中西徹先生の登場です。私が待ちに待ったゲスト講師です。絵の具セットを用意してぜひご参加ください。
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