fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 今日は、県内O市のS小学校の研究授業に行ってきました。 授業者は、新任3年目の女性の先生で、1年生の道徳です。 2週間ほど前に、指導案が送られてきました。 事前に見て指導してほしいということだったので、遠慮なく指摘させてもらいました。教材の解釈の甘さや、児童観、教材観、指導観の書き方の不備、教師の授業意図がはっきりしていない等、厳しい言葉を書きました。ちょっときつかったかなと気にしながら待っていると、3日前に書き直した指導案が送られてきました。 正直びっくりしました。見事に修正し、すばらしい指導案になっていました。 たぶん悪戦苦闘したことでしょう。ホンマよくがんばったんだなって思いました。 教室には5分前に入りました。(研究授業はきっちり始めから見るのが礼儀です) ★教室の床の隅っこを見ます。(きれいに掃除ができていました) ★掲示物を見ます。(ていねいに作られバランスを考えた貼り方はスッキリしています) ★掲示されている絵画を見ます。(ザリガニの絵は圧巻です。なんでこんなに上手なの?1年生とは思えない作品です。誰一人としてしんどい作品はありません。先生の指導がきっちり行き届いているのがよくわかります) ★子どもたちを見ます。(みんな笑顔で私を迎えてくれました。気持ちのいい挨拶をしてくれます。5時間目という悪条件をまったく感じさせないイキイキした子どもたちです) ★先生を見ます。(ニコニコ子どもたちを見ながら「あと5分だね」と話しかけています) 授業が始まる5分前の教室で、 「今日の授業はきっと成功する」 と思いましたね。 結果は・・・・・・・やっぱり・・・すばらしい授業でした。 3年目の先生とは思えない見事な授業運びで、子どもたちは生き生きと発表していました。先生が一番気にかけていたK君も笑顔になりました。先生の細やかな手だてに感心しきりです。 やはり、5分前の教室の姿は、うそではなかったのです。
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