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2009年11月21日
感動の古川正人実践講座
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今日の元気塾は、元気塾OB古川正人先生(西宮・鳴尾東小)の実践講座でした。
古川先生は、04年12月18日の記念すべき?第1回元気塾の受講生の一人です。
当時は、今のような広い部屋ではなく、小さな部屋で元気塾をしていました。
今日、古川先生はその時に歌った曲も紹介してくれました。
(槇原敬之の「♪どんなときも」)
 
古川先生は、現在教職7年目に入った29歳の青年教師です。
その古川先生に学級づくりや授業づくりの実践講座をしてもらいました。
レジュメに沿って、子どもたちや保護者とのつながりの様子や
学級通信の書き方や授業の入り方、そして絵本や歌の紹介、DVDの制作、
楽しいゲームもしたし、怖い話も聞かせてもらいました。
「教育は響育」の意味も教えてもらいました。
その一つひとつの話すべてに心を惹きつけられてしまいました。
あっという間の2時間でした。
 
そして、
最後にまとめの言葉を、私が言おうとしたのですが・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
自分でもびっくりです・・・・・
言葉が出ませんでした・・・・かわりに出るのは涙、涙、涙・・・・。
なんか感動の気持ちが溢れ出て、声にならなかったのです。
 
かわりに、参加の方に感想を言ってもらったら、
参加の先生方からも涙が・・・・。
徳島から来られた一般の男性の方も・・・・
話しながら、何度も何度も涙を拭われるのです。
 
いやーーーー本当に、すばらしい古川講座でした。
ホンマすばらしかったです!
今日は学校現場の秋の行事と重なって、
参加者はいつもより少なめの20名でしたが、
今日来れなかった人はもったいなかったですね。
もう一度、再放送をしたいぐらいです。
 
 
こんなことを言うと、
「おまえは何様じゃ」「たかが月1回の元気塾ぐらいでエラそうに言うな」
と思われるかもわかりませんが、
元気塾に参加してくれた先生が、こんなにすばらしい教師に成長したことに、
私は感動するのです。
「元気塾を始めて本当によかった」
「これでこそ、教師を辞めた甲斐があったというもんだ」
そんな気持ちになっています。
 
 
今年の古川学級(5年2組)の学級通信の名前は、「一歩まえへ」。
その理由を、子どもたちに説明したそうです。
「『歩く』という漢字をよく見てごらん。どう見える?」
「『少し』と『止まる』や!」
「そうなのです。『歩く』は『少し止まる』って書くのですね。人は誰だって立ち止まらずに進むことはしんどいのです。だから時々『少し止まって』休憩し、考え、悩むのです。そして元気を取り戻して、一歩前へ踏み出すのです。その一歩が学級を変えます。その一歩が自分を成長させます。『こんなの出来ない、ムリ、嫌だ』と言って一歩前へ行かなければ何も変わりません。でも、一歩前へ踏み出せば、必ず何かが変わります。『よっしゃあ!』って声が出ます。先生はみんなにそんなクラスを創ってもらいたいのです」
 
 
以前、
3月末に子どもと保護者から、こんな手紙をもらったそうです。
高学年のある男の子は、いわゆる問題のある子で、大変なことがよくありました。
3学期が終わった春休みに、お母さんが息子の手紙を先生に届けてくれたそうです。
本人は恥ずかしいからお母さんに持って行ってほしいと言ったようです。
その手紙の最後には、心をこめた字が書いてありました。
「古川先生、たくさんありがとうございました」
 
1年生のある女の子のお母さんから、
3学期終了のお礼の手紙がきました。
この女の子は、アナフィラキシー、
その手紙の最後には、こう書いてありました。
「古川先生、命をありがとうございました」
 
古川正人先生は、・・・・そんな先生です。
 
 
 
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 14:57 | TrackBack (0)
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