fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 若い先生たちに最後に伝えたいのは 「教育は足でかせぐ」 ということです。 何かがあったら、自分の足で確かめましょう。自分のからだを使って話しましょう。 忙しくても時間を見つけて行きましょう。 しんどい子ほど、そんな先生を待っています。 「先生は俺のためにわざわざ家に来てくれた」 「先生は私の息子のためにわざわざこんなことをしてくれた」 そんな言葉を何度も聞きました。 教師のちょっとした「わざわざ」は、しんどい子の心を温めます。 ちょっとした「わざわざ」は、その子の勇気と希望になります。 世間では、「勝ち組」や「負け組」 という言葉がよく使われています。 私はこの2つの分け方がとてもいやなのですが、どうしても使えというなら、 私は負け組に目をかける教師でありたい、そう思っています。 もちろん、勝ち組にも声をかけてやります。応援もします。 でもしんどくて倒れそうな子どもにこそ、手をしっかりかけて、 自分の力で歩く人間に育てていきたいのです。 そんな子を決して見捨てない教師でありたい。 それが私の教師観です。 (拙著 「教師力を磨く」 p230あとがき より抜粋)
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