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2010年9月18日
どの子も 子どもは星
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今日の元気塾は
「 親子で元気になる懇談会の持ち方・通知表の所見の書き方」 でした。
具体的な持ち方や所見の記入例も話したのですが、
今日一番言いたかったのは、やはり東井義雄先生の
「どの子も星、どの子からも光が出ている、その光を輝かせてやろう」
ということでした。
 
あの子には、ここを直してほしいし、あの事をがんばってほしい・・・・
そんな課題はいっぱい見えてきます。
でもなかなか見えないけど、
あの子にも、あの子なりの輝きをもった星もあるはずなのです。
 
そんなまだ発見されていない新しい星をぜひ見つけてやってほしいのです。
それを、懇談会や通知表の所見の中で知らせてあげてほしいのです。
すると、その星は輝きを増し、やがて親子とも元気になるのです。
 
 
   どの子も 子どもは星
                東井義雄
どの子も 子どもは星
みんなそれぞれが それぞれの光をいだいて
まばたきしている
ぼくの光をみてくださいと まばたきしている
わたしの光もみてくださいと まばたきしている
光を みてやろう
まばたきに こたえてやろう
光を見てもらえないと 子どもの星は 光を消す
まばたきをやめる
まばたきをやめてしまおうと しはじめている星はないか
光を消してしまおうと している星はないか
光を 見てやろう
まばたきに こたえてやろう
そして
やんちゃ者からは やんちゃ者の光
おとなしい子からは おとなしい子の光
気のはやい子からは 気のはやい子の光
ゆっくりやさんからは ゆっくりやさんからの光
男の子からは 男の子の光
女の子からは 女の子の光
天いっぱいに 子どもの星を 輝かせよう
 
 
元気塾終了後の感想の中に、
新任1年目の先生がこんなことを書いていました。
「今日初めて聞いた東井先生のことが気になります」
 
そうですね、ぜひ気にしてくださいね。
東井先生が亡くなられてから、もう20年近くになります。
でも東井先生の考えはまったく古くありません。
むしろ今こそ 「カムバック東井義雄」 なのです。
東井先生の著書は、もうほとんど絶版になっていたのですが、
最近復刻版も出てきたので、アマゾンなどで検索すると
東井先生の著書の購入も可能です。
(残念ながら人気の「培其根(ばいきこん)復刻版」は売り切れだそうです)
ちなみに、今日紹介した 「通信簿の改造〜八鹿小」(1967年)は
中古本しかなく、なんと7600円。
今日私が持ってきたこの本は650円でした。すごい価値の本です。
(この本は私の父が持っていたものです。父の遺品の一つです)
 
 

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Posted by naka602 at 00:42 | TrackBack (0)
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