fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 今度の元気塾(19日)は、特別支援教育です。 2007年(平成19年)、学校教育法に位置付けられてから、さかんにこの教育が叫ばれ るようになりました。また養護学校が特別支援学校に、障害児学級が特別支援学級と 名称も変更されてきました。 特別支援教育とは、新しい教育なのか? いえ、これはこれまでもずっとされてきた教育のことなのです。 特別支援とは、「必要な人に、必要な時に、必要な特別扱いをすること」 です。 「特別扱い」というと、なんだか「ひいき」みたいなニュアンスがありますが、 特別とは 「ていねいに向き合う」 ということであり、 特別扱いとは 「その子に合ったていねいな手立てをする」 ということだと思います。 学級の子どもには、すべて支援が必要です。 でもその支援の仕方は、少しで十分な子と、もう少し必要な子やもっと必要な子が いるわけです。その「もっと必要な子」や「困り感を持っている子」に 「ていねいな手立て」をしようとするのが、特別支援教育なのです。 でもこれは、今までもずっとやってきました。私たちは授業づくりや学級づくりの中でも やってきましたし、生徒指導も同様だし、人権教育とはまさにこのことです。 特別支援教育=授業づくり=学級づくり=生徒指導=人権教育 といえるのだと思います。 ただ、最近は「発達障がい」等の子どもが増えてきたこともあり、この教育が クローズアップされてきました。もしかしたら過去には「発達障がい」の子の理解が 不十分だったために、その子が生き生き出来ずに暮らしていたかもわかりません。 「この子はしつけができていない」とか「落ち着きがなくて困る」「変わっている子」・・・・・ そんなことでそのままにされていたかもわかりません。 周りに迷惑をかける子ではなく、本当は本人が困っていたのです。そんな「困り感」に しっかり向き合うことで、その子も生きるし、周りの子どもたちも生きるのです。 今回の元気塾では、そんな「発達障がい」の子どもへの関わり方や指導の仕方に ついて学習します。 特別講師として、神戸市から前垣佳子先生に来ていただきます。前垣先生は特別支援 教育の第一人者である関西国際大学の中尾繁樹先生から教えを受けている現役の 小学校教師です。日常の教室で起こる様々な出来事から、子どもたちへの具体的な 支援の仕方を教えていただきます。 なかなかこんな機会はありませんので、どうぞ楽しみにきてください。
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