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2011年2月20日
うちのおばあちゃん
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うちのおばあちゃん・・・・・正確にいえば私の母親ですが(笑)・・・・
大正13年生まれの86歳です。
 
そのおばあちゃんが1月の終わりごろ、
夜中にトイレへ行こうとした時にこけてしまい、そのまま救急車で病院へ搬送されました。
大腿骨骨折という診断で手術が必要ということになりました。
老人にはよくおこる大腿骨骨折です。そして、そのまま寝たきりになったり、認知症に
すすんでいくケースが多いとよく聞く怪我です。
 
手術日は、ちょうど私の沖縄での仕事日とかさなってしまいました。
「心配しなくていいから」 という母の言葉に甘えて、私は那覇で講演をしていました。
講演が終了した直後に、病院で付き添っていた姉からメールが届きました。
「手術は無事成功しました。半身麻酔だったのでおばあちゃんは手術中、ずっとモニター
 を見てたということです」
そのメールを見て、私はホッとしたというかすごく安心しました。
おばあちゃんは、手術中も冷静にモニターを見ていたのですからね。
なんて気丈な母なんでしょう。
予定を早めて沖縄から早く帰らないといけないかなと思っていましたが、帰らなくても
大丈夫!と確信しましたわ(笑)
普通は手術のモニターは怖くて見ないでしょう。モニターは医者が見るものです。それを
横から覗き見して、「なかなかうまい手術だった」 という母は本当に凄いです。
実は、母は出される薬のこともほとんど知っています。母は元薬剤師でもなんでもない
のですが、自分でそれも勉強しているのです。
また、手術後には「看護師さんが認知症の検査に来たんよ」 と怒っていた母です。
まだまだ認知症にはならないしっかりした母です(笑)
 
そんな母も今はリハビリに励んでいますが、
3日ほど前、病院に行った時にこんな光景に出会いました。
病室に入ろうとしたら、母が看護学校から実習に来たかわいい女子学生となにやら
しゃべっていました。 今日が実習の最終日で、お礼の挨拶に来ていたようです。
母がその女子学生の手を握って何か話すと、学生はポロポロ涙を落しているのです。
そして母に手紙を渡してから、深々とおじぎをして退室していきました。
看護師長さんが私に 「あの子はおばあちゃんにずいぶんお世話になったようですよ」
と教えてくださいました。なかなかうまくできない時も母は根気強く待って
「大丈夫、ゆっくりしたらいいよ」 と励ましていたようです。 実習生に対して文句を言う
患者さんもいる中で、母からはいつも優しい言葉をかけてもらっていたというのです。
 
 
この日は、ちょうど千葉県成田市に行った時のお土産を持ってきました。
成田山の健康長寿お守りです。
 
母には、本当に元気で長生きしてほしいです。
 
 
 
 
  

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Posted by naka602 at 23:05 | TrackBack (0)
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