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2012年6月6日
素粒子 
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朝日新聞の夕刊1面の「素粒子」は、いつもなかなかおもしろいです。
短い文章の中に、うまく表現されていて思わず笑ったりします。

5日夕刊では
   「新任5人のうち3人が70超、紅は一点だけの黒々とした新内閣。
     半分が女性のフランスの多彩で華やかなこと。」
 
 
私は仕事上でも、『男女共同参画』のことにも関わってきたのですが、その根底にある
考えはやはり小学校6年生の時の担任のM先生の影響が大きいのです。
6年生の時のクラスは、男女平等という意識のもとに、男女一緒に活動することが多く、
よく協力していた学級でした。 M先生の口癖は、
「日本にも、女性の総理大臣が誕生しないといけない」 
 
児童会選挙では、会長は男子で、副会長は女子がなる。
なんとなくそんな流れが出来ていたのを初めて崩したのは、この学級でした。
私のクラスから、会長に女子が初めて立候補したのです。(隣の学級は男子が立候補)
そしてその女子の応援演説をしたのは男子でした。女子の応援は女子、男子は男子が
通常だったので、みんな驚きましたし、冷やかしもありました。恥ずかしかったでしょう。
(ちなみに、応援演説をした男子は私です(笑))  そして見事に当選しました。
初の女子会長、男子副会長の形が誕生しました。
当時としては画期的なことだったと思います。 
今から44年前の1968年のことです。
 
それから21年後の1989年 「山が動いた」の名セリフとともに、土井たか子さんが、
日本初の女性総理大臣になりそうな情勢になりましたが、結局衆議院議長まででした。
でも、女性総理もまもなくだ、という感じにはなっていましたが・・・。
それからまた20年が過ぎましたが、日本は変わっていないですね。
 
 
M先生は、現在87歳、体調を崩し施設での生活ですが、
この「素粒子」をどんな気持ちで読んでおられるのでしょうね。
 
 
 
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 07:21 | TrackBack (0)
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