fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text 朝日新聞の夕刊1面の「素粒子」は、いつもなかなかおもしろいです。 短い文章の中に、うまく表現されていて思わず笑ったりします。
5日夕刊では 「新任5人のうち3人が70超、紅は一点だけの黒々とした新内閣。 半分が女性のフランスの多彩で華やかなこと。」 私は仕事上でも、『男女共同参画』のことにも関わってきたのですが、その根底にある 考えはやはり小学校6年生の時の担任のM先生の影響が大きいのです。 6年生の時のクラスは、男女平等という意識のもとに、男女一緒に活動することが多く、 よく協力していた学級でした。 M先生の口癖は、 「日本にも、女性の総理大臣が誕生しないといけない」 児童会選挙では、会長は男子で、副会長は女子がなる。 なんとなくそんな流れが出来ていたのを初めて崩したのは、この学級でした。 私のクラスから、会長に女子が初めて立候補したのです。(隣の学級は男子が立候補) そしてその女子の応援演説をしたのは男子でした。女子の応援は女子、男子は男子が 通常だったので、みんな驚きましたし、冷やかしもありました。恥ずかしかったでしょう。 (ちなみに、応援演説をした男子は私です(笑)) そして見事に当選しました。 初の女子会長、男子副会長の形が誕生しました。 当時としては画期的なことだったと思います。 今から44年前の1968年のことです。 それから21年後の1989年 「山が動いた」の名セリフとともに、土井たか子さんが、 日本初の女性総理大臣になりそうな情勢になりましたが、結局衆議院議長まででした。 でも、女性総理もまもなくだ、という感じにはなっていましたが・・・。 それからまた20年が過ぎましたが、日本は変わっていないですね。 M先生は、現在87歳、体調を崩し施設での生活ですが、 この「素粒子」をどんな気持ちで読んでおられるのでしょうね。
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