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2015年2月19日
母校の面影
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私は大阪市立出来島小学校を卒業し、大阪市立淀中学校に入学し、1年生の3学期に宝塚市へ転居し、宝塚市立宝塚第一中学校に転入しました。


宝塚市での講演は90回を数えるのですが、母校宝塚第一中学校での講演会は
一度もありませんでした。いつかは母校で講演をしたいなあと思っていましたが、
今日やっと実現しました。
(今回はPTA講演会です。次回は生徒向けでやりたいですね)

40年ぶりの母校訪問です。
なんだかウキウキ気分で一中に向かいました。
一中までの道は、昔と同じで、狭い道です。あー懐かしい!
そして地獄の坂道を上ると、校門が見えてきました。
「ついに来た!」

でも、その感動も門をくぐって敷地内に入ると、少し冷めていきました。
当時の校舎はもうなく、すべて建て替わっていたので風景がまったく違ったの
です。校舎内に入ってもまったく昔の面影はありませんでした。
母校であって母校ではない感じでした。

私も現場にいる時に校舎の建て替えも経験し、西宮市教委時代も、そして今
尼崎市教委でも、多くの建て替えに出会い、新しく建つ校舎の喜びしか感じて
いませんでしたが、今日、一中に来て、OBたちの寂しい気持ちがわかったよ
うな気がしました。
母校を訪れて、昔の面影がないのはホンマ寂しいです。
新校舎はきれいで使いやすくて、いいのはわかっているのですが、
やはり寂しいですね。
5年前に母校出来島小学校を訪れたときは、
昔の校舎も残っていて、すごく興奮したのを覚えています。

普段、新校舎建築とか統合や廃校という言葉を簡単に使っている自分自身
ですが、卒業生にとれば、それはそれは寂しいことなんだと今日は痛感し
ました。


でも母校に帰ってくることが出来て、今日は幸せな時間でした。




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Posted by naka602 at 23:09 | TrackBack (0)
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