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2017年1月25日 |
ふれあいとチャレンジ |
私が23歳から29歳まで過ごした西宮市立段上西小学校の合言葉は 「ふれあいとチャレンジ」 この合言葉は、開校以来39年間今も続いています。 段上西の卒業生は一人残らず全員言えると思います。 それくらい徹底されている合言葉です。 そしてそれを実践し続けています。 これは段西精神であり、段上西小の哲学です。 今日は、その段上西小学校のキャリア教育の一環として 6年生に45分の授業をしてきました。(オープンスクールということで 保護者・地域も参加していました) PTA講演会は何度かしているのですが、段上西小での子ども向けの授業は 31年ぶりになります。懐かしいです本当に。 当時の6年仲島学級があった隣りの多目的室での授業です。 テーマは、「ふれあいとチャレンジ そして夢へ」 段西の教え子を例にして「ふれあいとチャレンジ」について話していったの ですが、私自身が嬉しくて、楽しくて、あっという間の45分でした。 私が楽しそうにしゃべるので、多分子どもたちも楽しんでくれたと思います。 終わってから、一人のお母さんが来てくれました。マスクを外して 「仲島先生、かおりです」 「えっ〜、かおり〜、マスクしてたから分からなかったわ〜」 31年前の6年生のかおりです。 かおりは隣りのクラスでしたが、私のクラスのたかのりと結婚したのです。 授業では、たかのりの話もしたので、かおりは夫の話が出てきてビックリ(笑) 今、たかのりとかおりの子どもは4年生ですが、6年生の授業は仲島と知って 4年ではなく6年を見にきてくれたのです。ごめんね。でも嬉しいなあ本当に。 授業が終わって帰ろうとしていたら、今度は教頭先生から 「地域連携会議に来ている古川さんが仲島先生に挨拶をしたい」 と伝言を受けたので、待っていると 部屋から出てきたのはオッサンです(笑)私はてっきりエイコが来ると思って いたのに出てきたのは、エイコのお父さんでした(笑)エイコももういい歳な ので、地域の会議に出ているんやと思い込んでいましたが、まだまだお父さん も活躍されていたんです。私がいた頃のPTA会長さんです。 そこからは懐かしい話のオンパレードです。そして何度もハグです(笑) 60と70のオッサンいえオジイ同士のハグに、そばにいた6年の尼ケ崎先生 も驚いておられました。 実はエイコは、私のクラスでもないし、学年も違ったのです。 なのにエイコはいつまでも年賀状もくれるし、慕ってくれるのです。 お父さんも我が子の担任でもない私をいつも応援して下さっていました。 段上西小は、そんな学校でした。先生は子どもたちみんなを見ているし、 保護者は先生みんなを応援してくれていました。 若い時にそんな学校に勤められたのはホント幸せだったと思います。 「仲島先生、もう昔の段西とは違うで〜。(アカンで〜)」 「でも古川さん、それでも段西を応援したってな〜。(たのむ〜)」 「そやなぁ、段西はわしらの学校やからなぁ。」 と最後にもう一度ハグをして(笑)さようならをしました。 |
電話が♪リ〜〜ン!。受話器をとって「ハイ、ふれあいとチャレンジの段上西小学校です!」と言おうよ、と昔、話したことがありました。
Posted by naka602 at 21:56
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