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2018年1月3日
箱根駅伝
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今日の箱根駅伝は、いつもとちょっと違った気持ちで見ていました。昨年は体育科教育の巻末エッセイに青山学院のことを少し書いたので、青学を応援していた私ですが、今年は「東京国際大学」と「シューズ」に注目していました。


東京国際大学の7区を走ったのは、
30歳のオールドルーキーの「渡辺和也」選手です。
実は、渡辺和也の実家は、我が家のすぐ近くです。
地元の深津中学校では、息子の1学年下で、すで有名でした。
高校は名門報徳学園に進学し、全国高校駅伝にも出場しました。
その時のチームメートに私の教え子M君がいました。
(渡辺和也と出た全国高校駅伝の記念TシャツをM君から頂きました)
その後実業団で陸上を続け、北京五輪1500mの選考会で、1位を快走し
あと少しで五輪決定だったのに、なんとゴール直前でまさかの転倒で
8位になり、五輪を逃した悲運のランナーです。
あれから10年、教員になるために30歳で大学に入学したのです。
そして憧れの箱根駅伝に出場したのです。
凄い経歴でしょ。
今日も若い学生に混じって、しっかりと走っていた渡辺和也です。


もう一つは「陸王」の影響です(笑)
青山学院と東洋大は、シューズでも争っていました。

青山学院はアディタス。東洋大はナイキです。
青山学院はソールは薄底。東洋大のソールは厚底。
青山学院のシューズは「ミッドフット走法」用。(茂木と同じ)
東洋大のシューズは「フォアフット走法」用

青山学院のアディタスは、薄くて軽い常識的なシューズですが
東洋大が履いたナイキは、新しく開発された靴です。(まるで陸王)
常識を覆した厚底で重くミッドフット走法には適していないのです。
でもナイキが開発したこの「ヴェイパーフライ4%」は、従来より4%
速く走れるというシューズなのです。
まさに「Rツー」vs「陸王」みたいです。

それをきいていた私は、テレビの映像でシューズが気になってしかた
ありませんでした。こはぜ屋の社長のように(笑)
ブルーにナイキのマークが大きく入ったシューズは東洋大の選手だけでは
ありませんでした。東海大にも履いている選手がいました。

きっと控室では、シューズメーカーの人たちが気をもみながら応援していた
ことでしょう。陸王のシーンが浮かびました(笑)

この勝負は、青学のアディタスが勝ちましたが、
もし東洋大のナイキが勝っていたら「あの青学を破ったシューズ」として
すごく売れたでしょうね。ナイキの人たちの落胆ぶりが目に浮かびます。


今年の箱根駅伝はそういう意味で興味深く見させてもらいました。
ドラマ「陸王」の影響は大きいですね(笑)
ちなみに「陸王」の撮影には、青山学院が協力していたそうです。
あの竹内涼真も走法を教えてもらっていたそうです。だからあんなに
カッコ良かったのですね。



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Posted by naka602 at 21:00 | TrackBack (0)
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