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2018年12月23日 |
お母さん、ついに出来たよ |
今日その内覧会に、母の写真を持って見学に行ってきました。 尼崎市立なのに尼崎養護学校の校舎は、なぜか武庫川を越えた西宮市に ありました。当時は飛び地でいうことで、一応尼崎市でしたが、なぜ そんな遠くに建てられたかはよくわかっていません。 あくまで私個人の想像ですが、当時の「障害児教育」の遅れがそうさせた のではないかと思っています。他の学校も「特殊学級」「障害児学級」 は校舎の端にあることが多かったからです。 その「尼養」の市内移転は、ずっと保護者も教師も願っていたことです。 その移転がついに実現しました。 年明けの1月から、市内のど真ん中、市役所のすぐ南に移転します。 そして学校名も「尼崎市立あまよう特別支援学校」に改名し、新たな スタートを切ることになりました。 数年前から「新養護学校」について、教育委員会でも何度も何度も議論を 重ね、ついにこの日を迎えました。本当に喜ばしいことです。 素敵な素敵な新校舎で、希望と夢が見えてきました。 子どもたち、保護者のみなさん、先生方、そして地域の方々も きっと目を輝かせてくれることでしょう。 OBの方々にもきっと喜んでいただけることでしょう。 そして天国にいる私の母も 「あまよう」の新校舎を見て、喜んでくれていると思います。 3年ほど前から、病院にいた母に 「31年1月に新校舎が出来るよ。一緒に見に行こうな」 「歩けないなら、最新の車いすで連れていくからね」 「それまでは元気に長生きしてね」 と言っていたのですが、今年の4月に93歳で逝ってしまいました。 あと少しだったのに・・・ でも母は、一緒に内覧会に参加してくれました。 「お母さん、よかったね、こんなにいい学校が出来て・・」 写真の母は、満面の笑顔でした。 |
1958年4月、私がまだ1歳10か月の時、母は「尼崎市立尼崎養護学校」の開校メンバーとして、学校づくりに参画していました。その尼崎養護学校が来年1月より、新校舎とともに「尼崎市立あまよう特別支援学校」として生まれ変わります。
Posted by naka602 at 22:15
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