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2020年5月5日
燕温泉スキー場が復活したようです?
「えっ燕が復活?」 2007年に廃止された(実質は2005年から休止)「燕温泉スキー場」が復活?え〜ホンマに?」そして検索すると、廃止されたスキー場跡で、どこかのスキー部がポールの練習をしていたというニュースだったのです。写真も載っていました。(岩戸屋旅館ブログより)


今から38年前(25歳)のGWは「燕温泉スキー場」にいました。
晴天の中、半袖姿で、めちゃ気持ちよく滑っていました。
そして真っ黒けに日焼け、というよりヤケドです(笑)
新潟県妙高高原にある「燕温泉スキー場」は、私の学生時代の
ホームゲレンデで、一番滑ったスキー場で思い入れもあったので
「復活?」というニュースに反応してしまったのです。

復活は本当ではありませんでしたが、今でもスキー部の練習に使われて
いるのは、なんだか嬉しいし、また行ってみたいと思うニュースでした。
今年はステイホームのGWですが、昔を思い出すだけで元気が出てきました。


2011年のブログに「燕温泉スキー場」での学生時代の居候の様子
を書いていましたので、もう一度ここに書き出したいと思います。
私にとって居候生活は、スキー技術だけでなく、接客や掃除や食事など
の基本をいっぱい教えてもらった貴重な体験でした。

  ↓   ↓

居候とはだいたいこんな生活でした。
5:00〜10:00  掃除をして、朝食準備と後片付け等  
10:00〜11:00 自由時間 ここでスキーに行きます。
11:00〜14:00 昼食準備と後片付け チェックアウトの部屋の掃除等
14:00〜16:00 自由時間 スキーに行きます。
16:00〜22:00 夕食準備と後片付け 掃除等 

つまり仕事をしながら、自由時間をもらい、その時は大好きなスキーが出来る。
アルバイト代はないけど、食事付きでただで泊まれる、というのが居候です。
スキー大好き人間が、居候をしながらスキーの技術をつける、
そういうことが流行っていた時代です。

年末年始はとても忙しいのですが、少し時期がずれるとお客さんの数は減ります。
そんな時は、一日中スキーをしています。リフト代は無料で乗り放題です。
旅館の若旦那はスキーがめちゃくちゃ上手いので、そういう日は居候連中を講習して
くれるのです。これで、すごくスキーが上達するのです。

燕温泉スキー場には、「坊主落としゲレンデ」 という崖のような急斜面のゲレンデが
ありますが「ここを30本滑れ!」 そんな無茶な練習もしましたし、時には、スキー板1本で滑らされるということもありました。でもそのおかげで私は急斜面が得意になりました。スキー技術をあげるのは居候が一番よかったのです。

燕温泉スキー場は、由緒あるスキー場です。それは日本でスキーが伝えられた最初の
スキー場だったのです。日本のスキーの発祥地ということです。
ここはすごく雪深い所です。積雪量5mは当たり前で、一晩で家が埋まるぐらい降る時も
ありました。5月の連休でもまだまだ雪はいっぱいありました。
このスキー場には、ゲレンデは2つ、リフトも2機しかありませんが、雪質は抜群で通が
好むスキー場として知られていました。

燕温泉スキー場へ行くのはとても大変です。なにしろ赤倉温泉スキー場のリフトを3本
乗り継いで上がり、関見トンネルを越え、そこから徒歩40分です。当時は大きなリュックとスキー板を担ぎながら雪道を歩くので、本当にしんどかったです。
(お客さんはスノーモービル等で迎えはあるのですが、居候はありません)
でも帰りは、燕ゲレンデからから赤倉ゲレンデの下までずっと滑って降りれるのです。

そうそう昭和53年の冬、私はここで、あの「大竹しのぶ」と大接近しました。2mです。ホンマかわいかったですね。

そんな青春の思い出の燕温泉スキー場も、スキー人口の減少には勝てずに
2007年に廃止になってしまいました(涙)

さびしいなあ本当に・・・・・・・・・。(2011年9月7日ブログより)



Posted by naka602 at 22:21 | TrackBack (0)
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