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2014年10月31日
なかなかええ授業でした
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10月31日(金)西宮市立今津小学校の研究発表会でした。今津小学校は36年前に私が教師生活をスタートした学校です。その私が過ごした教室の真上の教室で、
秀徳吉則先生の国語(4年ごんきつね)の授業が公開されました。

秀徳(しゅうとく)君は、私が33歳の時に担任した子どもです。
その秀徳君が、秀徳先生になって今、研究発表会で授業をしているのです。
歳は33歳、あの時の私の年齢です。
不思議な縁を感じながら授業を見させてもらいました。

前夜、見に行くことを伝えると
「仲島先生に見られていると緊張します」と言うので
「授業を見に行くのではなく、おまえを見に行くねん。我が子の授業参観や」
と答えました(笑)教え子は我が子のようなもんですからね。
事実、授業は指導案も何も見ずに、ただひたすら彼をみていました(笑)

でも、ホンマいい授業でした。
「あいつなかなかやるな」と思える内容で感心してしまいました。
あれほどの授業はなかなかできません。
本人は、まだまだ修行が足りませんと反省していましたが、
これは若い先生たちにも見せたいお手本の授業でした。
授業はよく練られていましたし、子どもはよく育っていました。

でもこれに満足せずに、これからも授業力をもっともっと磨いていって
ほしいと思っています。努力を止めたら終わりでからね。


「4年のごんきつねは、いい授業でしたね」
と言う参観者の言葉に
「あの秀徳先生は、私の教え子なんですよ」
と言う私の顔は、きっとニンマリと自慢げな表情をしていたと思います(笑)

お疲れ様!



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Posted by naka602 at 21:44 | TrackBack (0)


2014年10月30日
阪神タイガースは優しいねん
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日本シリーズが終わりました。福岡ソフトバンクホークスの見事な日本一でした。でも我が阪神タイガースもよく頑張りました。悔しいけど誉めてあげたいです。

やっぱり我が阪神タイガースは、どこまでも優しいのです。
この日本シリーズで、ソフトバンクの秋山監督は勇退します。まだまだやれる
のに、病気の妻の面倒をみるという理由も泣かせます。
そんな秋山監督を、最後に胴上げしたい、それも地元福岡での最後の試合で達成
したい、というソフトバンクの選手やファンの熱い願いがありました。
そんな願いを阪神タイガースは裏切らないのです。叶えてあげるのです。
ホンマ優しいのです、タイガースは。
これまでもこんなことが何回あったことか。
ホンマ阪神タイガースは相手思いなのです。

それに王者ジャイアンツに4連勝して、ちょっと申し訳ないなと思うと今度は
ソフトバンクに4連敗して、帳尻合わせをするタイガースなのです。
これがタイガースらしいところなのです。
ホンマかわいい奴らです。

ジャイアンツに7ゲーム差の2位タイガースが、
シーズンも優勝、クライマックスも優勝の王者ソフトバンクに勝っては
申し訳ないです。これが正義の道です。
阪神タイガースは正義を愛するチームなのです。

そんな優しい阪神タイガースを今後も応援し続ける私です。
けっして見捨てない、けっしてあきらめない私です。

2015年2月1日、沖縄・宜野座のタイガースキャンプ初日に
応援に行くことがもう決まっています。
さあ、来シーズンは、真の日本一を勝ち取るぞ!



※2014.10.30 ホンマ悔しい日の負け惜しみブログでした。



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Posted by naka602 at 22:29 | TrackBack (0)


2014年10月25日
セミナーのテーマは「タイガース」
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日本シリーズ第1戦(甲子園球場)、阪神タイガース対福岡ソフトバンクホークス は評論家の大方の予想に反して、またまたタイガースが6−2で快勝しました! 私たち阪神ファンも信じがたいこの快進撃です(笑) 
もしかしてホンマに日本一になるかもしれません。「いやなんぼなんでもそれは無理やろ」と思いつつ「もしかして・・・」と思っています(笑)


そんなこともあり、急きょセミナーの告知をしておきたいと思います。
ホントはもう少し後でするつもりでした。

1月10日のM&Mパワーアップセミナーのお知らせです。
その日の私の講座のテーマは
  「真の阪神タイガースファンから学ぶ子ども理解の仕方」
です。この講座テーマは、今タイガースが快進撃しているからではありません。
日本一になったからではありません。(まだなってませんが・・)
あの9月の大失速の時に決まったテーマです。
弱いからこそ考えたテーマなのです。
そんな誤解を解くために今、告知しておきます(笑)


著書も多数出版し、セミナーも数多く主催し、兵庫から全国へ発信し続けている
古川光弘先生と俵原正仁先生のセミナーに、ゲスト講師として私も呼んで
いただきました。そのセミナーのお知らせです。

第4回M&M(俵原正仁、古川光弘)パワーアップセミナー
 ★2015年1月10日(土)午後
 ★赤相教育会館(JR相生駅を北へ徒歩5分)
 ★日程
  ・開会 12:55
  ・第1講座 13:00〜13:50 
   「日本史上最高の教育者『大村はま』の国語指導とは?」
      講師 古川光弘(赤穂市立小学校教頭)
  ・第2講座 14:00〜14:50
   「ONE PIECEから学ぶ学級づくり」
      講師 俵原正仁(芦屋市立小学校教頭)
  ・第3講座 15:00〜15:50
   「阪神タイガースファンから学ぶ子ども理解の仕方」
      講師 仲島正教(教育サポーター)
  ・第4講座 16:00〜16:45
      古川、俵原、仲島 トリプル対談
  ・閉会 16:45
 ★参加費1000円
        

新年早々、なかなか興味深いセミナーでしょ。
昨年は、古川先生は「熱中時代から学ぶ」俵原先生は「モモクロから学ぶ」
だったそうです(笑)ホンマ破天荒なセミナーです(笑)

申込みは、古川光弘先生まで。
「古川光弘」で検索すると、HPやフェイスブックが出てきます。その
フェイスブックの中に申込みがあります。(定員がありますのでお早めに)



                  タイガース頑張れ! 



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Posted by naka602 at 14:19 | TrackBack (0)


2014年10月18日
もしかしてが・・・現実に
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クライマックスシリーズ、ファイナルステージ、巨人対阪神は、阪神タイガースが4連勝で日本シリーズ出場権を獲得しました。

やりました、やりました、タイガースがジャイアンツに4連勝です。
こんなにうれしいことはありません。宿敵巨人にです!
やったやったやりました。あの王者ジャイアンツに4連勝です。
阪神ファンが一番うれしいのは巨人に勝つことです。


福島県会津若松市での仕事帰りの新幹線に乗っている途中で試合は始まりました。
試合情報はスマホの速報だけが頼りです。
これってテレビで見るよりドキドキです。

でもスマホの速報より先に、沖縄の友人から「1回表マートン3ラン!」
「福留ソロ」ってメールが入りました。
ワォー!思わず小さな声が出ます(笑)初回に4点先制、よしっ!
「これで勝った」と思えばいいのに思えないのが阪神ファンの辛さです。
今まで何度辛酸をなめたことか。早く入れ過ぎって不安になります。
そう思っていると今度は西岡が2ランホームラン、6対0。
これで勝ったと思ったら、すぐに2点返され、6−2。
またまた不安になります。巨人がもうすぐ牙をむくのではないか。
新幹線の中でスマホに向かって、祈るように「能見頑張れ!」

8時過ぎにやっと家に帰ってきて、テレビを見ると、またドキドキドキドキ。
こんなに緊張してみる試合は十数年振りです。
最後はオスンファン。もう大丈夫と思うと連続ホームランを打たれ、
またドキドキドキドキ。
ゲームセットの瞬間は、思わずバンザイをしてしまいました(笑)
アー疲れた疲れた。でもホンマよかったよかった!

もし今日負けていたら、多分巨人に逆転されていたような気がします。
3連勝してからの3連敗は、阪神の得意技ですからね(笑)
ホンマ4連勝でよかったです。

試合直後に、北海道から沖縄の友人までたくさんの方から
「タイガースおめでとう」のメールが届きました。
ホンマありがとうございました!
お礼の返信は、私の歓喜の写真(ユニホーム姿で優勝ダルマを抱いている)を
送らせていただきました(笑)

いやーホンマうれしい試合でした。
ヤッター阪神タイガース!
日本シリーズでも頑張れ!






※でもね、でもね、冷静になると
ホンマにこれでいいのかなとも思うのです。
シーズン優勝した巨人と2位阪神のゲーム差は、なんと7ゲームです。
7ゲームも離された阪神が日本シリーズに出場は、なんか変です。
もし日本シリーズで優勝して「日本一」になっても、
それは1985年に日本一になった時のような本当の喜びにはなりません。
今シーズン一番強かったのはやはり巨人ですからね。
「ずっと頑張っていた人が報われない」
それはおかしいです。そんなクライマックス制度に、私は納得できないのです。
今回もし巨人と阪神が逆の立場だったら、私はめちゃ怒りますからね。

それからもう一つ、
阪神が勝って、今回も道頓堀に飛び込んだ人がいたようですが、それは
ホントやめてほしいです。「飛び込み禁止」のルールを守れない人は
ホンマのファンではありません。


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Posted by naka602 at 22:01 | TrackBack (0)


2014年10月17日
フフフフフ・・・・もしかして
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9月に入って大失速、優勝どころか2位も危ない3位も危ない、もしかして4位、そんな心配ばかりさせていた愚息我が阪神タイガースが、奇跡を起こそうとしています。

フフフフフ・・・・もしかして(笑)

絶対的王者ジャイアンツには、申し訳ないと思いつつ、クライマックスの怖さ
面白さを感じているタイガースファンの私です。
1年の長いシーズンを勝ち抜いた「真の優勝チームジャイアンツ」にしたら、
この連敗は納得いかないでしょうね(笑)
これでもしホンマにタイガースに負けて、日本シリーズに出場できなかったら
あのナベツネさんは怒るでしょうね(笑)

フフフフフ・・・・そうなったらオモロイな。
笑うと申し訳ないけど・・・笑います。
まさに下剋上ですね。

これがもし逆の立場で1位阪神、2位巨人でこんな状況になったら
めちゃ怒りますよ「クライマックスはおかしい!」って。


あーでもドキドキです。緊張しながらテレビを見ています。
いつジャイアンツに反撃されるかと思うと気が気でないです。
ジャイアンツが目を覚まさないうちに4連勝といきたいところです。
大リーグで起こっているロイヤルズの奇跡を日本でも起こしてほしいです。
がんばれタイガース!
メッセンジャー、そして我が生まれ故郷の星、能見がんばれ!



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Posted by naka602 at 07:16 | TrackBack (0)


2014年10月12日
たいようの子
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30年前、私が28歳の時に担任した2年生は「たいようの子」でした。学級の歌は「たいようの子」、学級通信の名前も「たいようの子」、私のTシャツも「たいよう」、そして教室の前には、大きな「たいよう」(段ボールで制作)が掲げてありました。


    たいようの子   詞・仲島正教 曲・米山恵美子

  空のような大きな心 
    いつものびのび 手をとりあって
      みんななかよく 心はひとつ  
        どんなことにもチャレンジします
          ぼくらげんきな たいようの子
            ぼくらやさしい たいようの子


モトシはおとなしい子でした。
モトシは3年生から転校することになっていました。でも「引越は嫌だ!」と
お母さんを困らせていました。
2年生最後の日の帰り際、モトシは私の所にやってきて
「先生、あの『たいよう』をボクにください」
と教室の上に掲げてあった大きな「たいよう」を指さしました。
「なんで?」
「どうしても!」
「わかった」と言って、教室の上の方から「たいよう」を下して、モトシに
手渡すと、モトシは上半身が隠れてしまいそうな大きな「たいよう」を
嬉しそうに両手で抱えて持って帰りました。
なんだかそんなモトシがとっても愛おしくて、あの光景はいつまでも
私の心に残っていました。

モトシは3月末、あの「たいよう」と一緒に引っ越していきました。


あれから30年後、
9月に小野市の小学校のPTA講演会に行った時です。
一人のお母さんがそばに来て
「仲島先生、ダンニシでお世話になったモトシの姉です」
と4つ上の姉のエミちゃんが声をかけてくれました。
「覚えていますか?」
「当たり前やん、覚えているよ。モトシのことも、エミちゃんのことも
 そしてお母さんのことも、お母さんの名前はタケシタケイコやもんな。
 わぁ〜〜、なつかしい! モトシにもお母さんにも会いたい!」


ということで
今日、モトシ君(37歳)、エミちゃん(41歳)、お母さん(68歳)と
30年ぶりの再会をはたしてきました!
あーなつかしい! 本当になつかしい!
モトシは、当時の私の年齢(28歳)をとっくに通り越して、おっさんに
なっていましたが、面影はあります。変わりません。すぐにわかりました。 
そして、モトシは「たいようの子」の歌も覚えてくれていました。
お母さんは、あの時と変わらず、今も明るく元気で若々しい!
お母さんは学級PTAの役員でいつも私を助けてくれていた人です。
もう話は止まりませんでした。

12時に出会って、昼食を一緒にしましたが、あっという間に
時計は4時30分を指していました。
30年ぶりの再会は、4時間半の楽しい楽しい時間でした。


教師っていいもんです。
歳をとってもこんなにいいことがあるのです。
私はホンマ幸せ者です。


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Posted by naka602 at 19:41 | TrackBack (0)


2014年10月9日
ほんのちょっとだけですが・・・
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先日2日連続で、地域の「見守り隊」として、交差点で下校時の子どもたちを見守ってきました。蛍光の安全ベスト(兵庫県警と表示されています)を身につけて黄色の旗を振りながらの活動です。最初は少し照れくさかったですが、旗を持つとしっかり「それなりの人」になってしまいます(笑)

2日連続で立つと、子どもたちも覚えてくれていて話しかけてくれます。
「昨日と同じオッチャンや」
それだけでなんか嬉しいです(笑)
中には、「オッチャンは60歳?」って聞く子がいるのです。
きっと見守り隊のオッチャンは、退職した人っていうイメージなのでしょう。
「違うで、60歳になってない!」
「じゃあ何歳?」
「15歳!」
「うそー」
「ごめん40歳や」
「やっぱり」
(ごめん18歳サバを読みました)

こんなおじさんにも出会いました。
「あなたは警察官ですか?」
「いえ、地域の者です」
「そうですか、でもそんな服着てるから、いつもだったら信号無視して
 渡るけど、今日は止まりましたわ(笑)ご苦労様、ありがとう」
こんな言葉も、なんか嬉しいですね。



もう20数年前のことです。息子が小学生の時、私は地域の子ども会の会長
をしていました。平日は学校の子どもたちと過ごし、休日は地域の子どもたち
と過ごすのですから大変です(笑)休む暇なしです。

休日くらいは子どもから解放されたいと思っていた私を変えたのは、
当時のPTA副会長の沢村さん(阪神大震災で死去)でした。
私と同い年の沢村さんは、地域の子どもたちのためにいつも献身的に活動され
ていました。
「沢村さん、いつもありがとうございます」
「先生こそいつもありがとう。でも先生も地元を大事にせなあかんで」

その沢村さんの言葉が、子ども会の会長を引き受けるきっかけになりました。
会長になったことを沢村さんに報告すると
「先生、ありがとう」
他地域のことなのに、私に「ありがとう」と言う沢村さんです。
沢村さんはホント素敵な人です。


子ども会の会長として、地域の会合に出るようになって、私は多くの人たちが、
こんなにも地域のために動いている現実を初めて知りました。中には会社では
相当なポストの人もいましたが、地域では一人のオッチャンです。そんな肩書き
は関係なしにみんなで動いているのです。もちろん無償ですよ。私なんか全然
ダメですわ。

ある日、地域の人がこんなことを言っておられました。
「学校の先生方が、いつも地域行事に出てくれてホント嬉しいのですが、
 時々言うんです『先生も休日くらい休みよ。それで時間があれば、自分の
 地域の行事に出てあげてくださいね。その方がいいですよ』って」

先生って、学校の地域行事には熱心に出てくれることが多いのですが、
自分が住んでいる地域のことはホンマ知らないんですね。というか無関心に
なっているのです。

地域の人の中には
「学校の先生も地域行事に来てほしい!」と強く希望する人
もいますが、
「自分の住んでいる地域に行ってあげてくださいね」
こんな地域の人の言葉に、私は感動してしまうのです。



たった2日間の「見守り隊」でしたが、ほんのほんのちょっとだけ、
ホンマちょっとだけでしたが、地域に貢献できてよかったなと思っています。




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Posted by naka602 at 07:27 | TrackBack (0)


2014年10月4日
尼崎市立塚口小学校の運動会
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10月4日(土)尼崎市立塚口小学校の体育大会を見に行ってきました。午後からだったのですが、演技を見て「あー午前中の演技も見たかったな」と思わせる素敵な運動会でした。午後からの演技の一言コメントです。

・応援合戦・・・とにかく子どもたちの声が出ていて、こんなに盛り上がる
 応援合戦は今まで見た中では一番です。特に高学年が頑張っている姿に
 午後の演技が楽しみになりました。

・PTA演技「大玉送り」・・・何にビックリしたかというと、参加者の多さです。
 こんなに多くの保護者が参加してくれるPTA演技も初めて見ました。
 学校とPTAがうまくいっている証拠でしょうね。

・1年「ダンシング玉入れ」・・・これは最近全国的に流行っている新しい種目です
 どんな玉入れかというと、曲に合わせて子どもたちが踊ります。
 そして曲が変わると一斉に玉入れが始まります。また曲が変わると玉入れを
 止めてまた踊り出します。ダンス⇒玉入れ⇒ダンス⇒玉入れ イメージは
 「椅子取りゲーム」のような感じです。とにかく楽しそうでかわいいのです。 

・2年「60m走」・・・先頭の辺りを走っていた子が途中でこけました。その子は
 半べそをかいてゴールしたのですが、一緒に走っていた友達がすぐに駆け寄り
 手をかけ、なぐさめているのです。優しい子どもが育っています。

・3年生「綱引き」・・・これが本当の伝統的な綱引きです。「オーエス」の
 声に合わせて「ひく」「耐える」を交互にやっていきます。昔ながらの綱引き
 で、大接戦で見ている方も力が入りました。子どもたちの頑張りも凄いですが、
 旗を振る先生方の頑張りも凄かったです。
 まさに子どもと教師が一体になっていました。

・4年生「五色の輪」・・・全員が5色のフープを持っての演技です。東京五輪
 のイメージでしょうか。演技はフープを重ねて綺麗に見せる場面とフープを跳
 んだりする体育的な場面がうまく構成されていました。

・5年「棒倒し」・・・「棒倒し」は、最近は怪我の心配から絶滅危惧種目ですが、
 塚口小では、安全に配慮したしっかりした指導のもとに続けられています。
 その意気込みにも感心です。

・5,6年「学級対抗リレー」・・・とにかくバトンパスが上手い!
 満点のバトンパスが次々に行われました。子どもたちの表情には自信が溢れて
 いました。「私たちのバトンパスを見てください」って。
 これも先生たちの指導の賜物です。

・6年「組体操」・・・あんな応援合戦が出来る6年生です。きっと素晴らしい
 だろうと期待していましたが、期待通りでした。感動的でした。
 笛一本で動いていく伝統的な組体操で、倒立など基本的な種目は全員が出来る
 ように指導されていました。最近は音楽に合わせる組体操やそれぞれが違った
 種目をし、苦手なものはしない組体操もありますが、塚口小は苦手な子への指
 導もしっかり出来ていました。子どもたちがその子に合わせた補助をしていた
 のにも驚きました。その細かい指導にも感心しました。

・閉会式での校長先生の話・・・「素晴らしかった!胸を張れ〜!前を向け〜」
 そんな校長先生の大きな声に、子どもたちは一斉に胸を張り、目を輝かせます。
 その自信あふれる堂々とした姿とキラキラした瞳が印象的でした。
 それにしても、こんな元気でユニークな校長先生の話も初めて聞きました。


塚口小学校は、なかなかやります。
ここまでの運動会はなかなかできません。先生たちはすごく頑張ったと思います。
きっと指導に時間はかかったでしょう。授業時間確保ということで運動会にかける
時間を少なくしている学校が多い中、塚口小はそれなりの時間を使ったはずです。
だからこそ9月中ではなく、10月に実施したのでしょう。
でも時間をかけた分、子どもたちは成長しました。自信を持ち、前向きスイッチ
も入ったことでしょう。そして何より感動の体験をしたのですから、それがこれ
から生きないわけはありません。時間を使った分はちゃんと未来への力として
返ってきます。

「運動会で子どもが育つ」とはこういうことでしょう。
そんな子どもたちを育てている塚口小の先生方に大きな拍手です!。
「ブラボー!!」

塚口小も全国に誇れる尼崎の小学校です! 




※そんな学校に、私の教え子が勤務しています。
「茜先生、よかったな、いい学校に来られて・・・」



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Posted by naka602 at 08:14 | TrackBack (0)