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2015年9月26日
教師になってよかったなと思える時
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「教師になってよかったなと思える時ってどんな時か?」と問われると、もちろん日々の学校生活や授業のこともあるのですが、私は「教え子と飲める時」って答えます。ホンマいいですよ、教え子と飲めるのは。

今夜は、教え子4人との飲み会でした。あのジョブチューンを見て
「先生、飲もう!」と誘いのメールがきたのです。
男4人です。A君、B君、C君、D君。


あのジョブチューンの夜、A君はお父さんから電話がかかってきたそうです。
「今、仲島先生がテレビに出てるぞ。すぐに見ろ!」
って。
何が嬉しいかってA君のお父さんがすぐに「仲島先生や」って気づいてくれた
ことです。A君のお父さんが私のことをちゃんと覚えてくれていたんだと思うと
本当に嬉しかったのです。
お父さんとはもう10年以上会っていないのに・・。


A、B、C、Dは、不思議な関係の仲間です。
A、B、Cはちょっとやんちゃな奴ですが、Dはめちゃ真面目な奴です。
Dのような奴は、普通はAたちとは離れていくのです。一緒の仲間に
ならないのです。でもあいつらは今も仲よしなのです。

実は、13年前にこんなことがありました。
彼らが中学3年生の1月のことです。
AとBは私立高校受験、Cは工業高校受験に向けて入試が迫っていた時期です。

私は彼らに強制的に勉強をさせるために、夜、公民館に呼び出して受験勉強を
させていたのですが、そこにDがやってきたのです。
Dは優秀な成績で、某有名私立高校を受験することになっていました。
なので、私はDを呼び出してはいなかったのですが、Dは来てくれたのです。
Dも自分の入試が迫っていたのに、Aたちを教えるためにわざわざ公民館に
来てくれたのです。Dはそんな奴なのです。

その後、A、B、Cの3人は見事合格しましたが、その時に自分のことのように
喜んでくれたのもDです。そしてDが合格した時、A、B、Cも大喜びでした。

これが「仲間」というものでしょう。

そしてその関係は今もずっと続いているのです。
ホント素敵な奴らです。



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2015年9月25日
熱望、掛布監督
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10年ぶりのタイガース優勝か、とワクワクドキドキし始めた途端に大失速。昨年も9月は大失速、結局巨人に7ゲーム差。今年も同じパターンを繰り返すタイガースです。そして新聞紙上は「次期監督は・・」と騒ぎ始めるのです。これが阪神タイガースです(涙)

新聞に大きく出ていた次期監督候補「掛布」「金本」・・・
わぁカケフや〜。われらの掛布です。
ミスタータイガースの掛布雅之です。
私と同年代(一つ上)です。
私が一番好きで一番応援したのが掛布です。
甲子園では大声で
「カッケッフッ!カッケッフッ!カッケッフッ!」って連呼しました。
「GO、GOカケフ!」の歌も歌えます。レコードも持ってます。

私は「掛布監督」を熱望しています!


先日発売の雑誌「ナンバー」の中で、掛布、吉田、岡田の優勝メンバーの対談が
ありましたが、その中から抜粋です。

掛布・・・最近、育成の現場で感じることは、ちょっと語弊があるかもしれませんが「2軍で育てるのは無理」ということです。ある程度のレベルには行っても、育つのは1軍なんです。

吉田・・・その通りや、絶対に上で育ちます。

掛布・・・今はそういう環境がなかなか与えられないでしょう。変な話、自分のことを言うわけじゃないけど、今の阪神ではなかなか掛布は育たないよ。掛布は出来ない。
吉田監督は岡田を2塁に抜擢し育てた、岡田さんは監督時代に新人だった鳥谷を育てた。その後が続かないですね。今のチームには生え抜きが3人くらいしかいない。

岡田・・・おととしの最終戦の阪神巨人戦を見た時、巨人は外様が村田とボーカーの二人だけやった。巨人が選手を取ってるわりには、若い奴が結構おるんよね。

掛布・・・原監督は育てようとする感じはあるよな。ソフトバンクも柳田にしろ松田にしろ、辛抱して使ってもらえたから。で、そういう選手の2軍での成績をみると大概大したことないんだよな。やっぱり上で使わないとダメなんだ。

吉田・・・一理あると思いまっせ。僕ら育った人間としてね。育てて勝たないと駄目ですわ。育てるということに賭けないと。

岡田・・・今はトレードで選手を取り過ぎやし、ゴメスとマートンにちょっと頼り過ぎ。その二人のチームになってしまっているから。

掛布・・・鳥谷がもうちょっと目立つようなチームであってほしいんだよな。やっぱり「鳥谷の阪神」で優勝して初めて意味があると思うんだよ。


今、掛布は、阪神の育成&打撃コーディネーター(DC)です。
タイガースの若手もいっぱい知っています。
だからこそ、今、監督に適任です。

熱望、掛布監督!



もうアカン阪神タイガースですが、来週、甲子園に応援に行ってきます。
一応、もしかしてと思っているのです(笑)あきらめていないのです(笑)
頑張れ阪神タイガース!



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2015年9月19日
9月号「西宮から愛をこめて」
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「この前、テレビに出てはったでしょ。見ましたよ」 同じマンションの人からそんな声を何度もかけられました。私のお隣さんからも「仲島さん、テレビに出てたでしょ。ビックリしましたよ。まさか隣の人がテレビの中にいるなんて(笑)」

そのテレビ放送から2週間、今日はTBSラジオ「ジョブチューンR」で
田中みな実アナとのミニ対談が放送されたと思います、多分(笑)
私、聞いていないので、ホンマに放送されたかわかりません(笑)

たった5分の放送ですが収録は20分ほどしゃべっていますので、
どの部分が放送されているか、ちょっと心配です(笑)
後日「ジョブチューンR」のHPで聞けるようになっていますので、
楽しみに聞きたいと思います。


それから、もう一つ。
沖縄県与那原町(よなばる)の広報誌に私のエッセイが載りました。
とうとう沖縄の町の広報誌に登場です(笑)

沖縄県の講演はこれまで33回ですが、そのうち8回が与那原町です。
私にとって一番身近な沖縄は与那原町なのです。
そんな与那原町で今年の2月に、町の活性化を願う中学生の提案で
「ギネス世界記録に挑戦」という一大行事が行われました。
(私のブログの3月2日に詳しく書いています)
そんな一大行事に1600km離れた西宮から私が参加したことが、
広報誌の編集者の目に留まったようで、原稿依頼が来たのです(笑)

もし時間がありましたら、与那原町のHPを見てください。
「与那原町(よなばるちょう)」と検索するとHPが出てきます。
左側の「今月の広報誌・最新号」をクリックすると9月号が出ますので、
そのページをめくってください。すると「西宮から愛をこめて」という
私のエッセイが写真付きで出てきます。

与那原町は、那覇市から車で20分ほどの所にある人口2万弱の素敵な町です。
有名な観光地はありませんが、HPを見るときっと行きたくなる町ですよ。

※読み方と沖縄語句説明
・与那原(よなばる)
・大綱曳(おおつなひき)・・町の東西対抗の綱引きで、400年以上続く伝統行事。
・綱武士(ちなむし)T・・大綱曳のTシャツです。毎年デザインが違います。
・イチャリバチョーデー ・・沖縄の言葉で「一度会ったら皆兄弟のようなもの」
・行きましょうね・・「一緒に行きましょう」という意味ではなく「私は行きます」
          という意味です。「ね」の独特の使い方で誤解されることが
          あります。夜遅くなって「寝ましょうね」は「自分が寝る」
          ことで誘われているわけではありません(笑)


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Posted by naka602 at 17:54 | TrackBack (0)


2015年9月16日
もうこれは絶対にアカンやろ
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安保法案が強行採決されそうになっています。自民党や公明党の政治家は、人間としての良心をもっているのか、こんな決め方で国民が納得するとでも思っているのか。私には自民党や公明党の政治家の人間性がまったく信じられません。

安保体制については、いろいろな考え方があって当たり前です。だからこそ話し合いをしていかなければならないのです。なのに憲法を都合のいいように勝手に解釈し、反対意見を強引に切り捨て、自分たちの意見をゴリ押しするなんて、学校の道徳では教えません。これは絶対にアカンのです。自民党や公明党の政治家こそ道徳の勉強をしてほしいものです。道徳を教科にするよりもまずは政治家自身の道徳心を育てることですよ。

昨日の公聴会で、学生の奥田愛基さんがこんな意見を述べられました。
少し長くなりますが、このメッセージを私は一生残しておきたいと思うので
ここに添付します。


ご紹介にあずかりました大学生の奥田愛基と言います。SEALDsという学生団体で活動しております。
あのー、すいません、こんなことを言うのは大変申し訳ないんですが、さきほどから寝ている方がたくさんおられるので、もしよろしければ、お話を聞いていただければと思います。
僕も2日間ぐらい緊張して寝られなかったので、早く帰ったら寝たいと思っているので、よろしくお願いします。

はじめに、SEALDsとは、「Student Emergency Action for Liberal Democracy s」。日本語で言うと、「自由と民主主義のための学生緊急行動」です。
私たちは特定の支持政党を持っていません。無党派の集まりで、保守、革新、改憲、護憲の垣根を越えて繋がっています。
最初はたった数十人で、立憲主義の危機や民主主義の問題を真剣に考え、5月に活動を開始しました。
その後、デモや勉強会、街宣活動などの行動を通じて、私たちが考える、国のあるべき姿、未来について、日本社会に問いかけてきたつもりです。こうした活動を通して、今日、貴重な機会をいただきました。

今日、私が話したいことは3つあります。
ひとつは、いま、全国各地でどのようなことが起こっているか。人々がこの安保法制に対してどのように声を上げているか。
ふたつ目は、この安保法制に関して、現在の国会はまともな議論の運営をしているとは言いがたく、あまりに説明不足だということです。端的に言って、このままでは私たちは、この法案に対して、到底納得することができません。
みっつ目は、政治家の方々への私からのお願いです。

●「危機感を抱いた若い世代が動き始めた」
まず第一にお伝えしたいのは、私たち国民が感じている、安保法制に関する大きな危機感です。
この安保法制に対する疑問や反対の声は、現在でも日本中で止みません。つい先日も、国会前では10万人を超える人が集まりました。
しかし、この行動は何も、東京の、しかも国会前で行われているわけではありません。
私たちが独自にインターネットや新聞で調査した結果、日本全国で2000カ所以上、数千回を超える抗議が行われています。累計して130万人以上の人が路上に出て声を上げています。
この私たちが調査したものや、メディアに流れたもの以外にも、たくさんの集会があの町でもこの町でも行われています。まさに全国各地で声が上がり、人々が立ち上がっているのです。また、声を上げずとも、疑問に思っている人はその数十倍もいるでしょう。
強調しておきたいことがあります。それは私たちを含め、これまで政治的無関心といわれてきた若い世代が動き始めているということです。
これは誰かに言われたからとか、どこかの政治団体に所属しているからとか、いわゆる動員的な発想ではありません。
私たちはこの国の民主主義のあり方について、この国の未来について、主体的にひとりひとり個人として考え、立ち上がっていったものです。
SEALDsとして行動を始めてから、誹謗中傷に近いものを含む、さまざまな批判の言葉を投げかけられました。たとえば「騒ぎたいだけ」だとか、「若気の至り」だとか、そういった声があります。
他にも、「一般市民のくせして、お前は何を一生懸命になっているのか」というものもあります。つまり、お前は専門家でもなく、学生なのに、もしくは主婦なのに、お前はサラリーマンなのに、フリーターなのに、なぜ声を上げるのかということです。

●「路上に出た人々が空気を変えた」
しかし、さきほどもご説明させていただきました通り、私たちはひとりひとり個人として、声を上げています。
不断の努力なくして、この国の憲法や民主主義、それらが機能しないことを自覚しているからです。
「政治のことは選挙で選ばれた政治家に任せておけば良い」。この国には、どこかそのような空気感があったように思います。
それに対し、私たちこそがこの国の当事者、つまり主権者であること、私たちが政治について考え、声を上げることは当たり前なのだということ。そう考えています。
その当たり前のことを当たり前にするために、これまでも声を上げてきました。
2015年9月現在、いまや、デモなんてものは珍しいものではありません。路上に出た人々が、この社会の空気を変えていったのです。デモや、至るところで行われた集会こそが、不断の努力です。
そうした行動の積み重ねが、基本的人権の尊重、平和主義、国民主権といった、この国の憲法の理念を体現するものだと、私は信じています。
私は、私たちひとりひとりが思考し、何が正しいのかを判断し、声を上げることは、間違っていないと確信しています。また、それこそが民主主義だと考えています。

●「反対のうねりは世代を超えている」
安保法制に賛成している議員の方々も含め、戦争を好んでしたい人など、誰もいないはずです。
私は先日、予科練で、特攻隊の通信兵だった方と会ってきました。70年前の夏、あの終戦の日、20歳だった方々は、今では90歳です。
ちょうど、いまの私や、SEALDsのメンバーの年齢で戦争を経験し、そして、その後の混乱を生きてきた方々です。そうした世代の方々も、この安保法制に対し、強い危惧を抱かれています。
私はその声をしっかりと受け止めたいと思います。そして、議員の方々もそうした危惧や不安をしっかり受け止めてほしいと思います。
いま、これだけ不安や反対の声が広がり、説明不足が叫ばれる中での採決は、そうした思いを軽んじるものではないでしょうか。
70年の不戦の誓いを裏切るものではないでしょうか。
いまの反対のうねりは、世代を超えたものです。70年間、この国の平和主義の歩みを、先の大戦で犠牲になった方々の思いを引き継ぎ、守りたい。その思いが私たちをつなげています。
私は今日、そのうちのたった一人として、ここで話をしています。つまり、国会前の巨大な群像の中の一人として、国会に来ています。

●賛成の声は減っている
第2に、この法案の審議に関してです。各世論調査の平均値を見たとき、始めから過半数近い人々は反対していました。そして月日をおうごと、反対世論は拡大しています。
「理解してもらうためにきちんと説明していく」と、現政府の方はおっしゃられていました。しかし、説明した結果、内閣支持率が落ち、反対世論は盛り上がり、この法案への賛成意見は減りました。
「選挙のときに集団的自衛権に関して既に説明した」とおっしゃる方々もいます。しかしながら、自民党が出している重要政策集では、アベノミクスに関しては26ページ中8ページ近く説明されていましたが、それに対して、安全保障関連法案に関してはたった数行しか書かれていません。
昨年の選挙でも、菅官房長官は「集団的自衛権は争点ではない」と言っています。
さらに言えば、選挙のときに、国民投票もせず、解釈で改憲するような、違憲で法的安定性もない、そして国会の答弁をきちんとできないような法案をつくるなど、私たちは聞かされていません。
私には、政府は法的安定性の説明をすることを、途中から放棄してしまったようにも思えます。
憲法とは国民の権利であり、それを無視することは、国民を無視するのと同義です。また、本当に与党の方々はこの法律が通ったらどのようなことが起こるのか、理解しているのでしょうか。想定しているのでしょうか。
先日言っていた答弁とは全く違う説明を、翌日に平然とし、野党からの質問に対しても、国会の審議は何度も何度も速記が止まるような状況です。
このような状況で、いったいどうやって国民は納得したら良いのでしょうか。

●「今の世論を作り出したのは与党のみなさん」
SEALDsはたしかに注目を集めていますが、現在の安保法制に対して、その国民的な世論を私たちが作りだしたのではありません。もしそう考えておられるのでしたら、それは残念ながら過大評価だと思います。
私の考えでは、この状況を作っているのは、紛れもなく現在の与党のみなさんです。
つまり、安保法制に関する国会答弁を見て、首相のテレビでの理解しがたい、たとえ話をみて、不安に感じた人が国会前に足を運び、また全国各地で声を上げ始めたのです。
ある金沢の主婦の方がフェイスブックに書いた国会答弁の文字おこしは、またたくまに1万人もの人にシェアされました。ただの国会答弁です。普段なら見ないようなその書き起こしを、みんなが読みたがりました。なぜなら、不安だったからです。
今年の夏までに、武力行使の拡大や集団的自衛権の行使容認を、なぜしなければならなかったのか。
それは、人の生き死にに関わる法案で、これまで70年間日本が行ってこなかったことでもあります。いったいなぜ、11個の法案を2つにまとめて審議したか。その理由もわかりません。ひとつひとつ審議してはダメだったのでしょうか。全く納得がいきません。
結局、説明した結果、しかも国会の審議としては異例の9月末まで伸ばした結果、国民の理解を得られなかったのですから、もうこの議論の結論は出ています。今国会の可決は無理です。廃案にするしかありません。

●「若者に希望を与えるような政治家でいてください」
私は毎週、国会前に立ち、この安保法制に対して、抗議活動を行ってきました。そして、たくさんの人々に出会ってきました。その中には自分のおじいちゃんやおばあちゃん世代の人や親世代の人、そして最近では自分の妹や弟のような人たちもいます。
たしかに「若者は政治的に無関心だ」と言われています。しかしながら、現在の政治状況に対して、どうやって彼らが希望を持つことができるというのでしょうか。関心が持てるというのでしょうか。
私は、彼らがこれから生きていく世界は、相対的貧困が5人に1人と言われる超格差社会です。親の世代のような経済成長も、これからは期待できないでしょう。いまこそ政治の力が必要なのです。どうかこれ以上、政治に対して絶望してしまうような仕方で、議会を運営するのはやめてください。
何も、賛成から全て反対に回れというのではありません。私たちも安全保障上の議論は非常に大切なことを理解しています。その点について異論はありません。しかし、指摘されたこともまともに答えることができない、その態度に強い不信感を抱いているのです。政治生命をかけた争いだとおっしゃいますが、政治生命と国民ひとりひとりの生命を比べてはなりません。
与野党の皆さん、どうか若者に希望を与えるような政治家でいてください。国民の声に耳を傾けてください。まさに、「義を見てせざるは勇なきなり」です。
政治のことをまともに考えることが、馬鹿らしいことだと、思わせないでください。現在の国会の状況を冷静に把握し、今国会での成立を断念することはできないのでしょうか。
世論の過半数を超える意見は、明確に、この法案に対し、今国会中の成立に反対しているのです。自由と民主主義のために、この国の未来のために、どうかもう一度、考え直してはいただけないでしょうか。

●「3連休をはさめば忘れるだなんて・・・」
私は単なる学生であり、政治家の先生方に比べ、このようなところで話すような立派な人間ではありません。もっと正直に言うと、この場でスピーチすることも、昨日から寝れないぐらい緊張してきました。
政治家の先生方は、毎回このようなプレッシャーに立ち向かっているのだと思うと、本当に頭が下がる思いです。一票一票から国民の思いを受け、それを代表し、この国会という場所で毎回答弁をし、最後は投票により法案を審議する。
本当に本当に大事なことであり、誰にでもできることではありません。それは、あなたたちにしかできないことなのです。
ではなぜ、私はここで話しているのか。どうして勇気を振り絞り、ここに来なくてはならないと思ったのか。それには理由があります。参考人として、ここに来てもいい人材かわかりませんが、参考にしてほしいことがあります。
ひとつ。仮にこの法案が強行採決されるようなことになれば、全国各地でこれまで以上に声が上がるでしょう。連日、国会前は人であふれかえるでしょう。次の選挙にも、もちろん影響を与えるでしょう。
当然、この法案に関する、野党の方々の態度も見ています。本当にできることはすべてやったのでしょうか。私たちは決して、いまの政治家の方の発言や態度を忘れません。3連休をはさめば忘れるだなんて、国民をバカにしないでください。
むしろそこからまた始まっていくのです。新しい時代はもう始まっています。もう止まらない。すでに私たちの日常の一部になっているのです。
私たちは、学び、働き、食べて、寝て、そしてまた、路上で声を上げます。できる範囲で、できることを、日常の中で。
私にとって政治のことを考えるのは、仕事ではありません。この国に生きる個人としての、不断の、そして当たり前の努力です。
私はこの困難な4カ月の中で、そのことを実感することができました。それが私にとっての希望です。

●「グループに属する前に、一人の個であってください」
最後に、私からのお願いです。SEALDsの一員としてではなく、個人としての、一人の人間としてのお願いです。
どうかどうか、政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、派閥に属する前に、グループに属する前に、たった一人の個であってください。自分の信じる正しさに向かい、勇気を出して孤独に思考し、判断し、行動してください。みなさんには一人ひとり考える力があります。権利があります。
政治家になった動機は人それぞれ、さまざまあるでしょうが、どうか、政治家とはどうあるべきなのかを考え、この国の民の意見を聞いてください。勇気を振り絞り、ある種の賭けかもしれない、あなたにしかできない、その尊い行動を取ってください。日本国憲法はそれを保障し、何より日本国に生きる民、一人ひとり、そして私は、そのことを支持します。
困難な時代にこそ希望があることを信じて、私は自由で民主的な社会を望み、この安全保障関連法案に反対します。

2015年9月15日、奥田愛基。ありがとうございました。

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Posted by naka602 at 23:46 | TrackBack (0)


2015年9月14日
これもアカンやろ
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広島3連戦、結局一つも勝てずに終わりました。第1戦の黒田は仕方ないです。タイガースというチームは、黒田を野球人としてリスペクトしていますので、勝っては申し訳ないので負けてしまうのです。これは「タイガースの優しさ」でいつものことです。

でも2戦、3戦はアカン。これは勝たなアカンのです。
第2戦は、広島から知り合いの校長先生が甲子園に来るので、私も行くつもり
だったのですが、広島ファンの大量買いのせいか、チケットがなくなり、球場に
入れませんでした。しかたなく7回までは自宅観戦し、その後自転車で甲子園に
向かい、球場の外(ライトスタンド下)でスマホ片手に「ライブ観戦」です。
でもこれがけっこうおもしろいのです。スタンドの歓声ですぐにわかるし、
一緒に興奮できるのです。
でも最後の1本が出ないのです。大和がチャンスで凡退していたのですが、
ホンマはその前に鳥谷が決めておくべきなのです。
鳥谷は「阪神の顔」なのですから、やっぱり鳥谷に決めてほしいのです!
結局延長12回引き分けでした。球場の外でナント2時間半の観戦でした。
あ〜しんど(涙)

そして問題の第3戦です。またマエケンに負けてしまったのですが、
タイガースに許せないプレーがありました。
一つは、高宮のサインミスです。6回のランダウンプレーでのミスです。
何をしとんねん!って言いたくなりましたわ。
毎年沖縄キャンプを視察していますが、投手のランダウンプレーの時の
真剣さが足らないといつも思っていました。ニタニタしながらするな!
もっと走れ!って。 その緊張感のなさが、こんな大事な場面にミスと
して出てくるのです。

二つ目はマートンの態度です。いくらいい打者だからといって調子が悪いと
ふてくされる、全力疾走をしない、これは許されないですよ。
1塁までしっかり走れ! 


あと15試合、根性見せてくれ我がタイガース!



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Posted by naka602 at 08:15 | TrackBack (0)


2015年9月11日
これはダメやろ
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早稲田大学の菊池栄治教授(教育社会学)による「高校教員への調査」した結果が新聞に載っていました。それによると、高校で優先して身につけるべき力として、「コミュニケーションするスキル」や「受験学力」をあげる教員が11年前より増えたが、「よりよい社会をつくる力」と答える教員は減ったそうです。これにも私は危機感を覚えるのですが、もっと危機感を覚えるのは、次の項目です。

教員が裁量の拡大を求めているかどうかを調べたら
「学習指導要領にとらわれないで、もっと自由に教育課程を編成出来るように」
(77%⇒59%)
「学校管理規則をもっと柔軟に運用出来るように」
(82%⇒71%)
「個々の教師を信頼して、もっと教師の自主性に任せる仕組みに変えるべきだ」
(69%⇒61%)
とここ10年間で軒並み減少しているのです。菊池教授は、
「学校で上意下達の改革が進み、多忙化も重なった。現状への適応に精一杯で
 裁量を与えられても対応できないと思う教員が増えているのではないか」


あぁこれではダメやろ、と私は思います。
もちろんそんな方向に進めている国や文科省、首長、地教委に腹が立つのですが
先生たちもそんな圧力に負けないで、頑張ってほしいなと思うのです。
トップダウンに慣れてしまったらだめですよ。
そんな動きに流されたら、豊かな教育はできません。
反権力、反中央集権の精神は大事なのです。
教師の自主性や裁量を生かされていない教育からは、
自主性や創造性のある子どもは育つはずがないのです。

比べるのは好きではないですが、あのフィンランドの教育は
「暗記力ではなく、コミュニケーション能力や問題解決能力を高める」
「競争させるよりも学ぶことの意味を理解させる」
「教育を徹底的に現場に任せる」
「自由な環境の中でこそ、人格や創造性が豊かに育つ」
を大事にしています。


今は多様性を認める世の中になっているはずなのに・・・。



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2015年9月10日
放送がきっかけで・・・その2
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昨夜の阪神vs巨人戦はもうドキドキの連続でした。絶対に勝たないといけない、勝ってくれ、頼む、頼む、そう祈りながらの観戦でした。そして劇的なサヨナラ勝ちです。
ヤッターーーー!今シーズンで一番嬉しい勝利になりました。

そんな嬉しい勝利のあとに、またまた嬉しいメールが届きました。
教え子のユミからのメールです。



こんばんは!
4年3組で受け持って頂いたユミです!
覚えて頂けていますか。 (※もちろん覚えているぞ・・仲島)

わたしも!ジョブチューン拝見しました!!
先生の動く?!姿はもう数十年ぶりに拝見しましたが、
あー!!変わってないー!って思わず叫んでしまいました(笑)
ほんと、先生の笑顔を見てあの頃の楽しかった思い出がたくさん思い出され
ました。私は夏休みに平木に転入したので実際に受け持って頂いたのは7ヶ月
足らずですが、今でもあの頃の事は良く思い出します。本当に人生の中でも
濃い7ヶ月を過ごしたんだと思います。
今私は結婚し3歳の男の子のママであり、都内でデパートのインフォメーションを
やっている会社の教育インストラクターをしています。インストラクターなんて
偉そうな名前ですが、講師なんかをやって所作や話し方をレクチャーする仕事です。
でも何より大切にしているのはインフォメーションというチームで仕事をする上で
仲間の重要性を伝えたいとおもって切磋琢磨しています。インフォメーションの
若い女子って大変です。。難しいお年頃?なので衝突もあります。
でも可愛くもあり、とてもやりがいのあるお仕事です。
日頃インフォメーションのスタッフに1人で仕事をしているわけじゃないんだよー、
チームなんだよーなんて話している時、なんとなく思い出すのが4年3組だったり
します^ ^
あの頃、クラスの仲間と意見しあって助け合った経験は今の私の財産です。

あ、明日丁度会社で朝の時間、2分間スピーチがあり、
『影響を受けた言葉』というお題なんですが。。
せんせいの『優』について紹介させてください(笑)
ジョブチューンに出ていた仲島先生は私の担任の先生です!
って自慢させてもらいますね(笑)

住まいは茨城県守谷市という、東京から1時間程のベッドタウンです。
先生のブログを拝見しているとよく茨城にもいらっしゃっているようなので、
是非また先生の授業を受けたいと思ってます!!

たくさん聞いていただきたい事もあるのですが、一番伝えたいのは、
先生の笑顔から元気を頂きました!!ありがとうございます^ ^

またお会いできる日を楽しみにしています!
先生、元気でますますご活躍くださいね!
                   2015.9.9 ユミ



あ〜〜〜嬉しいなあ、本当に。
あ〜〜〜ホント私は幸せ者です。
ありがとうユミ。



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Posted by naka602 at 07:41 | TrackBack (0)


2015年9月8日
放送がきっかけで・・
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ジョブチューン放送がきっかけで、メールが来て連絡が再開し、再会の約束がすでに2件決まりました(教え子との飲み会)。 
そして教え子のお母さんからのメールで教え子の活躍も知りました。嬉しい!

私が平木小で3年4年と担任したA子のお母さんからです。
A子は歌手になっていました。それも国内外から高い評価と称賛を得る実力派
のアーティストです。知る人ぞ知る本格的なボーカリストです。
お母さんから
「あの子、テレビのCMでも歌っていますよ」って教えてもらいました。

★「NTT西日本CM〜父の挑戦〜」のバックを歌っているのがA子です。
★「阪急不動産ジオCM」・・これもA子の歌声です。

このCMは何度も見たことがありましたのでびっくりです。
そうやったんや。バックはA子やったんや。

このCMは関西だけですので、関西以外の方はネットで検索してみて下さい。
すぐに出てきますので、A子の美しい歌声をきいてやってください。
この美しい歌声が私の教え子です(エヘン) 嬉しい!

A子の歌手名は、「anry」(アンリ)です。
「anry」で検索すると「anry」が歌う「珠里の歌」も出てきます。
「珠里(じゅり)」は妹のことで、私は妹も5年6年と持っています。
姉が妹に贈る感動の歌です。(妹の結婚式で披露したそうです)


A子(anry)は、ジョブチューンの私を見て
「センセイ変わってないなあ」って言ってくれました。
返信に、A子の小3の時の写真(体育の授業)を送ってやると
「こんな写真があったんやあ、懐かしいなあ」
と驚き、そのお返しに、
小4の最後に撮った「先生とA子」のツーショットを送ってくれました。
これは私が3月の最後に、いつも子どもと二人で撮る写真です。

よく見るとその写真は額に入ってました。
額に入っている写真をすぐに写して送ってくれたのです。

ということは、今も額に入れて大事にしてくれていたんや・・・・。
なんか感動で涙が出そうになりました。
嬉しいなあ、本当に。
ありがとうA子、ありがとうお母さん。



※A子(anry)の実家は、昔は「絵本屋さん」でした。
今は、絵本も売っている素敵なカフェ&イタリヤ料理の店です。
絵本に囲まれながらコーヒーが飲めて、イタリアンを楽しめる店です。
★阪急西宮北口駅から徒歩5分(西宮市南昭和町10-19)
 「パスタ・エ・カフェ・シオサイ」というお店です。
 (シオサイの名前は三島由紀夫の潮騒からです)
ここのママさんがanryのお母さんです。
「仲島から聞いて来ました」って言ってもらえると、割引はないと
思いますが「笑顔」200%のおもてなしがあると思います(笑)



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Posted by naka602 at 22:23 | TrackBack (0)


2015年9月6日
ジョブチューン「教師スペシャル」
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9月5日(土)TBSジョブチューン「教師スペシャル」の放送が無事に終了しました。放送終了後は、たくさんのメールと電話の嵐でした(笑) この反響には、ほんまビックリです。やっぱりテレビって凄いですね。このHPの1日の検索回数も普段は50前後なのに昨夜は424でしたし、今日も200ほどカウントされています。いや〜ホント驚きです。みなさん、本当にありがとうございました。

ブログに書いていたので、事前に放送がわかっていた人もおられましたが、
何も知らずにテレビをつけて「あっナカジマや!」「ナカジマセンセーや!」
と目の前の画面に突然仲島が登場してビックリした人も多かったようです。
私の姉もその一人で「あっ、弟やんか〜!」ってめちゃくちゃ驚いたようです。
ブログに書いたし母にも知らせていたので姉も知っていると思いこんでいました。
「姉貴ゴメン」(笑)

教え子からもたくさんメールが届きました。
ずっと連絡が取れていなかった教え子もメールをくれました。
「久しぶりに先生の顔を見て元気になりました。先生変わってないなあ」
「ええ歳になっても、相変わらず元気ですねぇ〜」
「新任の今津小の写真は、ホンマ若いですね」
そして
「先生、一度会いましょう」
「センセイ、飲みに行きましょう」
の誘いのメールもたくさんもらいました。
そのたびに
「おっ、行こう行こう」
と調子のいい返信をしてしまいました(笑)
9月、10月は忙しくなりそうです(笑)
でも幸せな時間になりそうです。


放送のことですが、いっぱい収録しましたが、放映されたのはだいたい
半分くらいでしたね。
「優しい」のあとに「百の愛」の話もしましたし、
「プール」のあとも、まだ話は続いていましたし、
「校外学習届」や「ノーチャイム」「セレクト給食」の続きもいろいろ
あったのですが、全部カットでしたね(笑)
「百の愛」と「1年生の給食の話」は放映してほしかったけどなあ〜(笑)
まあ、しゃあないですね。これが編集というものです。


まあでも楽しいテレビ出演でした。
いい経験をさせていただきました。

みなさん、ご視聴、本当にありがとうございました。




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Posted by naka602 at 19:23 | TrackBack (0)


2015年9月4日
元気塾PLUS桔梗ワールド
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明日の元気塾PLUSのレジュメが届きました。内容を見るとますます楽しみになります。桔梗ワールド炸裂です。どうぞお楽しみに。

元気塾PLUS 9月5日(土)西宮・若竹公民館 13:00〜16:50
      参加は自由、申込不要、誰でも参加できます。参加費1000円
       (自由参加・懇親会3000円 17:30〜19:30)
 
今回の講師は、桔梗友行先生(西宮市・深津小学校)

「しくじりから学ぼう」
@しくじり先生?
 ・初任者のときからしくじり先生
 ・教育実習の公園で
 ・授業参観日が授業開き
 ・遠足で・・・
 ・個人面談で・・・

A教師力とは何か?
 ・教師力とは?
 ・教師力という不思議な力
 ・教師力とは「     」(仲島正教)
 ・教師力とは 「  力」「  力」「  力」
 ・おっちょこちょいでくよくよするけどへらへらしている先生は?
 ・相手の中の自分、思考のタイプ、自分が言われたい言葉
 ・見るノート、雑談、ふりかえりジャーナル、板書写真、小テスト、学級通信
 ・般若心経、笑顔アプリ、指に絆創膏、クリップチャレンジ
 ・自分らしさ(タマネギモデル・8つの窓)

B指示のワザとワザワザ
 ・発問、指示、説明のちがい
 ・「うるさい」「いいかげんにしなさい」「ちゃんとしなさい」は指示?
 ・知っておきたい指示の3ステップ
 ・ゴールの共有⇒手順の確認⇒フィードバック
 ・ワザからワザワザへ
 ・こうしておけばいいんでしょう?

C教師を育てる教材研究 ワクワク
 ・やまなし
 ・ごんぎつね
 ・明治維新
 ・読書感想文と家庭科

D仲島先生との話「師としての教師」 




※あの時27歳だった桔梗先生はもう38歳になったんだあ〜。
 そりゃそうだ私も48歳だったのに、今は59歳ですからね(笑)




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Posted by naka602 at 07:07 | TrackBack (0)


2015年9月2日
「元気塾PLUS 9月会」のお知らせ
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2学期が始まったところですが、5日(土)「元気塾PLUS」の開催です。この時期にピッタリな講師を呼んでいます。桔梗友行先生です。桔梗ワールドでみなさんに元気を出してもらいます。


「元気塾PLUS 9月会」

★9月5日(土)13:00〜16:50

★西宮市若竹公民館2F(JR西宮駅より徒歩5分)

★講師 桔梗友行先生(西宮市・深津小学校)

★内容 ・教師力とは・・
    ・指示の仕方とは・・
    ・教材研究とは・・
  ※途中に仲島のツッコミや桔梗・仲島対談も入ります。

★参加費 1000円  申し込みは入りません。誰でもOK。


 ☆桔梗先生の著書
  ・子どもの力を引き出す発問テクニック(ナツメ社教育書ブックス)
                        2012.2 発売
  ・朝の会・帰りの会 基本とアイデア184(ナツメ社教育書ブックス)
                        2014.2 発売
  ・クラスを動かす指示のルール(学陽書房)
                    2015.7 発売 


★懇親会 自由参加 17:30〜19:30 会費3000円 



   

 
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Posted by naka602 at 11:35 | TrackBack (0)


2015年9月1日
五輪エンブレム
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模倣盗作疑惑でもめていた東京オリンピックエンブレムが、結局白紙撤回されました。その記者会見がライブ中継されましたが、組織委員会事務総長のダラダラした話しぶりにイラついたのは私だけでしょうか。何分しゃべるんや、さっさと結論を言え、って思いました。他のニュースをつぶしてまでの価値はなかったです。

五輪エンブレムについては、以前誘致活動をしていた時に使っていた
「五色の桜の輪」のデザインがそのまま使われると私は思っていました。
日本らしい柔らかで素敵なエンブレムだなと思っていましたが、
あれは誘致の時だけだったのです。
そして公式エンブレムの公募になったようですが、公募といっても条件が
あったようです。
「著名なグラフィックデザインの賞を2回以上受賞した経験者に限る」

なるほどね、そういうことか、やっぱり権威が大事だったのですね。
それで世界的なデザイナーの佐野氏の作品が選ばれたのですね。
誘致の時の「五色の桜の輪」のデザインは大学4年生の作品だったそうですが、
それでは格好がつかなかったのですね。
あぁ〜あ、そういうことか、なんかガッカリです。
それがわかると、あの記者会見のダラダラした言い訳も納得がいきます。
組織委員会もやっぱり権威重視だったのです。


以前見た某教育大学の教員公募でも「学会論文を出している者、大学院を
出ている者」と条件があったようです。ここでも権威や肩書きが重視されて
いるのです。人物より権威です。だから教育大はアカンねんと思っていました。


それと比べるわけではありませんが、
5年前に、私が尼崎市の教育委員の依頼を受けた時、
「私は教師を辞めて、肩書きもないし、尼崎のことも知らない。そんな私で
 いいのですか?なぜなんですか?」
すると、白井尼崎市長(当時)は
「あなたは肩書きもないし、尼崎のことも知らない。だからいいのです。
 でも子どものことはよく知っておられる。その力を貸してほしい。尼崎の
 子どもたちを先生たちを元気にさせてほしい。だからお願いしたい」
その言葉に私は感動して教育委員になったのです。


新しい五輪エンブレムの公募には、権威の条件がないことを願っています。




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Posted by naka602 at 08:04 | TrackBack (0)