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2006年4月27日
今日は娘の誕生日
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 今日は娘、真悠子の24回目の誕生日です。
朝から一人で家にいると、ついついいろいろと思い出してしまいました。24年前の誕生の瞬間の感動から始まり、保育所時代の苦労と喜び。はじめはあんなにピーピー泣いていたのに卒園間際には、もう立派な1年生になっていたこと。小学校4年の時の運動会では、自分の事より障害のあるAちゃんのことをしっかりみていたこと。6年の時、阪神大震災の疎開先では自分がお母さん代わりになって弟と二人で頑張ってくれた事。小学校入学以後涙を見せなくなった娘が中学校で最後の試合が終わった後に号泣していた姿。思い出すと涙がまた出そうになります。
 高校・大学時代は、高校で全国大会に出場し大学は希望通りに入った弟と比べると、もしかしたら対照的だったのかもわかりません。一浪しながらも結局希望の大学には入れずに周りは全員現役という大学での4年間、最初は「いやだ」と言ってたのに卒業前には「私、いい4年間をすごせたよ、お父さんありがとう」って言われグッときてしまったこと。弟よりずっと努力はするのに、なかなか要領よくできなくて表向きの成果が出ないこともありました。でもおじいちゃんやおばあちゃんが入院した時は私が知らない間に病院に行っていたり、旅行に行ったらさりげなくお土産を届けていたり、優しいところがいっぱいある娘なんです。
 この4月からの就職先は小さな会社です。社長や専務とも話せるそんな会社です。けっして有名とは言えないかもしれませんが、娘らしい会社に就職出来たなって思っています。
 2月に北海道の仕事に行った時、占いを信じない私がめずらしく手相をみてもらいました。すると「娘さんはこれから大きく成長していきますよ。娘さんの未来は大丈夫です」って言われました。むちゃくちゃうれしかったです。24歳といえばもう一人前の立派な大人ですが、そんな娘をこれからも応援したい親バカの私です。
 
※3年前に書いた「優しさというビタミン愛」の第1集に載せた真悠子の話です。
 
  〜「姉」の愛〜
姉は、昨年、大学入試に失敗しました。
浪人でのぞんだ今年の入試。いろいろな思いを込めて
この日を迎えました。 でも結果は、不合格。
家族を避けるように一人で部屋にこもりました。
 
夜中の2時、リビングに明かりが・・・・。
そっとのぞいてみると
そこには、宮崎駿の「耳をすませば」のビデオを
じっと見ている姉がいました。
声をかけることができませんでした。涙がこぼれました。
 
その日の朝から姉は、
以前と変わらない笑顔で家族に接してきました。
 
1週間後、弟の高校入試がありました。
緊張感からか弟は、二日前から熱を出しました。
40度をこえました。
姉は、昼間だけでなく夜中もずっと弟の看病を
してくれました。
「がんばれ」とも何も言わずに、
何度も何度も氷を替えてくれました。
入試当日も熱は下がりませんでした。
でも弟は全力でがんばりました。
 
4日後、合格発表がありました。・・・・合格でした。
 
 その時の弟と姉の笑顔を、私は一生忘れないでしょう。
   こんなに優しい子がいて・・・・
   私は本当に幸せ者です。

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Posted by naka602 at 15:42 | TrackBack (0)


2006年4月20日
今年度の初仕事?
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 今日は今年度の初仕事。(えっ初仕事?じゃぁ今まで何をしていたの?って聞かれそうですね。4月になってからは講演の打合せとか原稿書きとか元気塾とか、仕事はしていたのですが、今回はちょっと遠くへ出かけたのでそう感じています)
 出かけたのは、愛知県高浜市立高取小学校の校内研修会です。新幹線三河安城駅から車で20分ほどの所です。2月に西宮・平木小の文科省人権発表会で私の話を聞いて「うちの学校でも話して・・・」と招いてくださいました。これから10月の文科省発表にむけて何回かお邪魔することになりました。今日は、小学校における人権教育ということで、自尊感情等のお話をさせていただきましたが、先生方の前向きな姿勢がびんびん伝わってきて、とても気持ちよく話せました。研修会の後は飲み会にも誘っていただき楽しい時間を過ごしました。これからこの先生方とご一緒出来ると思うとホントうれしいです。どれだけお役に立てるかわかりませんが、精一杯頑張りたいと思います。高取小学校のみなさん、どうぞよろしくお願いします。
 帰りは刈谷からJRに乗りましたが、家までほぼ2時間でした。愛知県といえども案外近いものです。それから今日はNHK「純情きらり」で話題の八丁みその「みそかつ」、そして名物「外郎(ういろう)」も食べてきました。おいしかった!
 高取小学校のHPのブログにさっそく研修会の事が載っていました。このアドレスです↓
http://torisho.blog12.fc2.com/blog-category-8.html
 
 
※3月末に出た尼崎市の人権冊子の点訳版が送られてきました。自分が書いた文が点訳されているのをみて感激してしまいました。尼崎の図書館に置かれるそうです。
 

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Posted by naka602 at 08:30 | TrackBack (0)


2006年4月16日
感激!16年後の講演依頼
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 明石の小学校の先生からのメールに感激してしまいました。
1990年11月、私は兵庫教育大学の「体育科教材研究」という授業の特別講師ということで、70分の実技と70分の講義をさせてもらったことがあります。それを受講していた学生から今日メールが届いたのです。あの感動をぜひ私の学校でも・・・という16年後の講演依頼メールでした。
 89年から92年まで4年間、毎年1度だけ兵庫教育大学で特別講義をしていたのですが、講義の最後には学生たちに「いつか現場で会いましょう」って結んでいました。いつか本当に現場で会えたらいいなあと思っていましたが、その後会うことはありませんでした。あの時の学生は今どうしているんだろうって時々考えることもありました。
 その学生の一人が、16年後の今、学校の中心的立場となり、私に依頼メールをくれたんです。むちゃくちゃうれしかったです。本当に感激です。
 そのメールには、あの兵教大での講義の内容や登場した子どもの名前も書いてありました。本当に良く覚えていてくれて、これにも感動してしまいました。実はその後97年の西宮での体育の研究大会や2003年の全国小学校体育科教育研究会山形大会でも私を見つけていたそうで、その時の私の発言内容も覚えていて下さっていました。本当にびっくりしてしまいますし、こんなに光栄なことはありません。
本当にありがとうございます、田淵先生。 喜んで行かせていただきます。
 
 さきほど、部屋の奥の棚にしまってあったあの時の兵教大の学生の感想文を探し出しました。見つけましたよ 「体育科教材研究レポート 89310C(社)田淵博宣」
田淵先生、感激のメールを本当にありがとうございました。
    

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Posted by naka602 at 16:31 | TrackBack (0)


2006年4月15日
今どきスライド・・・今日の元気塾
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 今日の元気塾は「低学年の体育指導のポイント」というテーマで研修しました。低学年の体育指導のポイントは、ただ単に体育を教えるためではなく、その考え方は他教科の指導や学級づくり、また子ども理解にも通じると思っています。今回紹介した「魅力ある体育学習の4条件」を算数や社会、総合等の授業づくりにも生かせてもらえればなと思っています。
 
 今日は、20年前の私の1年生の実践を「スライド」に映して説明をしたのですが・・・・今どきスライド?そうなんです、だからもう映写機がないんです。このことを3日ほど前に若竹公民館の方に相談すると、なんと他から探してわざわざ持ってきてくださったのです。感謝感激でした。そんな支えの中で、できている元気塾です。ありがとうございます。
 
 夜は、元気塾の先生たちに飲み会に招待してもらいました。みんなで楽しく学校の話などをしましたが、若手教師の中に私の教え子もいました。いろいろ思い出話もしましたが、当時の「社会の授業」の事を覚えてくれていたのです。これはうれしかったですね。子どもたちって遊んだことや体育のことはけっこう覚えているのですが、教室での普通の勉強は忘れてしまうんですね。それを覚えていてくれたこと、ホントうれしいかったです。あれは私にとっても随分力を入れて練った授業だったので、教師が一生懸命にやればやはり心に残るんだなってあらためて思いました。
 
 ※今日は、息子の20歳の誕生日でした。20年前のあの日のこと、今でもはっきり覚えています。娘も息子も成人になり、私はもうすぐ50歳・・・幸せな人生を歩んでいる私です。
 夕方、息子に誕生日カードが届きました。差出人は「西宮市選挙管理委員会」でした。

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Posted by naka602 at 12:29 | TrackBack (0)


2006年4月9日
完走してしまいました。
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 芦屋国際ファンラン・・・桜満開の芦屋浜でのマラソン大会です。昨年も参加したのですが、今年は仕事も忙しいし運動も全くしていないので、参加は無理と思っていましたが、いつもの仲間達からの誘いに「じゃぁ行くわ」と参加することにしました。でも運動もしていないし、仕事に影響するとまずいので、無理せずに途中でやめようと決めていました。走る前から仲間にも「勇気ある棄権や」と偉そうに言っていました。
 ところが走り始めると、ここでやめようとしていたポイントに来ると君原健二さんではありませんが「もう少し・・・あの電信柱まで・・・」と思いながら頑張ってしまいました。そしてなんと完走してしまいました。自分でもびっくりです。
 今日は、教え子からもらった報徳のTシャツを着て走りました。(先日一緒に食べに行った時に「京都の全国駅伝の記念Tシャツです」とわざわざ持ってきてくれたものです) 胸にHOTOKUと大きく書かれたTシャツですから棄権するわけにはいかなかったのかもしれませんね。教え子のTシャツが背中を押して完走させてくれたのでしょう。
 マラソンのあとは例年通り、みんなでビールとお風呂でリフレッシュ!今も身体はバリバリで痛いですが、気持ちのいい一日でした。

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Posted by naka602 at 06:48 | TrackBack (0)


2006年4月6日
親バカですが・・・うれしいです
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 先ほど、大学の入学式に行く息子を甲子園口駅まで車で送って来ました。真新しいスーツに身を包んだ息子を眩しく感じながら送り出しました。
 4年前、市立尼崎高校体育科入試の面接で「僕の夢は、市尼に入ってバスケットで全国大会に出て、そのあと教育系の大学に入り、将来は中学校の体育教師になりたいです。」と言い、一つ目の夢であった全国大会出場を果たし、二つ目の夢であった教育大学合格も果たしたことになります。どちらも苦労の連続でしたが、一生懸命に自分の目標に向かっていく姿は我が子ながら尊敬してしまいました。特にこの1年の浪人生活は不安だったでしょう。(親もむちゃくちゃ不安でした)しかもセンター試験の判定は大阪教育大は△印、ボーダーライン付近にいました。それなのによく合格したもんです。(運?根性?入試ってわからんもんですね)
 親バカですが、本当にうれしいです。ブログにこんなことを書くなんて恥ずかしいのですが、やっぱりうれしいのです。それも自分と同じ大学同じ学科(クラブもたぶん同じになるでしょう)です。31年前に合格した時の自分とダブってしまいます。
 
 31年前に私の合格に涙してくれた両親の気持ちが、今本当によくわかるような気がします。(今回の合格にも、おばあちゃんおじいちゃんは涙してくれました)
自分の親に感謝、そして自分の子どもに感謝・・・幸せな私です。
 
 今夜の献立は、私の手作りハンバーグです。

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Posted by naka602 at 09:53 | TrackBack (0)


2006年4月3日
新年度が始まりました
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 今日から新年度が始まりました。桜が咲き始めた街には新しいスーツを着た若者の姿がたくさん見えました。なんだか心が躍る4月です。
 我が家も今日から新年度。ふと気づくと家にいるのは私一人だけ。それぞれが新年度を歩み始めました。娘は今日から社会人の第一歩を踏み出しました。息子は大学生。それぞれが自分の道を歩み出します。うれしいようなさびしいようなちょっと複雑な気持ちですが、やっぱりすばらしいことなんですね。応援してやらなくてはね。
 夜、娘は、帰ってくるなり「緊張したわ。あー疲れた。これから仕事が毎日あるんやね。夏休みはほんのちょっとしかないし・・・」って言ったあと、お風呂に入ってすぐに寝てしまいました。これまでの生活と一変ですが、これが社会人なんですね。「頑張れ真悠子!」
 息子は、一浪の末の教育大合格。やっと夢の第一歩に近づけたと喜んでいます。さあ大学生、4年間いっぱいいろんな体験や勉強をしてほしいものです。「頑張れ雄介!」
 
 夕方、元気塾に来ている姫路の片山夫妻から「赤ちゃんが生まれました。3855gの元気な男の子です」って写真付きのメールが届きました。おめでとう!本当におめでとう。これからは守るべき人が一人増えたんですよ。さあ親としての新年度の始まりです。「頑張れ片山パパママ!」

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Posted by naka602 at 07:45 | TrackBack (0)