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バードウォッチングをしよう!

  その1 きっかけ(私の場合)
  その2 道具
  その3 場所
  その4 季節



その5 時間
その6 マナー



バードウォッチングをしよう!(その6)

マナー


最後にご紹介するのはバードウォッチングをする際のマナーです。
ここでは、私自身が普段気を付けているマナー(自分では守っているつもり)について述べてみます。


1.ゴミを捨てない
まず、これは最低のマナーだと思います。
森の中や葦原で人があまりいないところで最近ゴミが多く見られます。ゴミの山を見つけると怒りと同時に悲しい気持ちになります。特に、最近目立つのが不法投棄です。不法投棄はマナーを超えて犯罪ですので、是非やめていただきたいと思います。


2.他人の迷惑にならないようにする
私が行くフィールドは公の公園などが多いので、バードウォッチングしている人ばかりではありません。公園には散歩する人やジョギングする人または子供たちと遊びに来ている家族連れなど様々な人たちが集まります。
さらには、私は里山をフラフラしていることもありますが、そこでは農作業をしているお百姓さんもいます。お百姓さんはレジャーではなくお仕事をされています。
そんなわけで、私はそういった様々な人に対して邪魔にならないよう心がけています。
例えば、ジョギングしている人たちに対しては野鳥の撮影中でも歩道をゆずることにしています。
また、農作業をしている方に対しては、あぜ道などに入り込んで作業の邪魔をするようなことはしないようにしています。


3.決められた道を歩く
自然公園では大抵遊歩道などが整備されています。私が行く森でも散歩しやすいように歩道が設けられています。
バードウォッチングの際は、こういった道を歩き、このような道に逸れて歩いたりしないように心がけています。これは自然公園の中とはいえ、自然というものにはどんな落とし穴があるとも限らず危険です。また、道から逸れると、野草などを踏みつけることになりますので、あまりしないようにしています。
しかし、私は野鳥を見つけて夢中になると、たまにこのマナーを忘れてしまうこともあります。そういうときはひたすら反省です。


4.餌付けをして撮影しない
私はこのホームページに掲載しているように野鳥の撮影をしていますが、その際に気を付けているのが自ら餌付けをしないということです。野鳥公園によっては餌付けをして野鳥を呼んでいるところもありますが、私はそういう場合についてのみ例外としています。
餌付けについては賛否あると思いますが、観光地でサルに餌を与えていたらサルが人を恐れなくなり、人を襲って食べ物を奪うなどの被害や公園にいるハトに餌をあげて増えすぎてしまった結果糞害が発生する例が報告されていて、人間との間に軋轢が発生する可能性が指摘されています。


5.撮影場所を考える
撮影についてもうひとつ。それは撮影の場所です。やはり、民家が立ち並ぶ住宅地は撮影を控えています。大きなレンズをぶらさげた男が住宅地をふらふらしていると、第三者から見れば「不審者」であることは疑いありません。実際、私が撮影している姿はとても怪しいらしく、公園で犬の散歩をしている方に出会うと必ず犬は私に吠えてきます。
あと、撮影場所で気を付けなければいけないのは野鳥の巣が近くにある場合です。私は実際そのような場面に出会うことがありませんが、子育て中の巣の近くでカメラを構えていると、鳥にとってはストレスを感じてしまい、子育てを放棄してしまう可能性があるそうです。


以上が私が気にしているマナーです。これらに共通することは「思いやり」ということなのかもしれません。

       

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