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2007年6月30日
10年前の授業ビデオ
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 先日、元気塾常連の野村大祐先生(芦屋・打出浜小)から、驚きのメールが届きました。 野村先生はこの春から兵庫教育大学の大学院に入って勉強しているのですが、その「体育科授業研究」の講義の中で、なんと私の授業のビデオが登場したというのです。野村先生もびっくり、そしてそれを聞いた私もホントびっくりでした。そんなビデオを撮られた記憶もなく、信じられなかったし、今それが大学院の授業で使われていたのもまたびっくりでした。でもよーく考えてみれば、当時の小林篤研究室の院生がビデオに撮っていたようで、そう言えばそうだったかなと私も少し思い出しました。
 そして野村先生がわざわざ教授に頼んでダビングし、私に送ってきてくれました。そのビデオを見ながら、子どもたちとの10年ぶりの再会に私はすっかり魅せられてしまいました。
 
 この授業ビデオは1997年2月1日、A小学校2年3組の「くものすランド」の授業(体育)でした。この年、私はA小学校に転勤してきたのですが、すぐに校長先生から「昨年はいろいろあった子どもたちですが、よろしくお願いします」と意味深なことを言われ、2年3組の担任になりました。なぁ〜に2年生や、すぐに何とかなるやろうと高をくくっていた私ですが、これまでの2年生と違い、なかなか手強いのです。今までみたいにはいかず、40人のチビっ子たちに私も手を焼いていましたが、2学期の運動会あたりから少しずつ変化していきました。やんちゃな子どもたちのその力が体育で発揮し始めたのです。4クラスの中でダントツ元気者がいっぱいの私のクラスは、運動会では圧勝なのです。走るわ、動くわ、すばしっこい。こんなに運動が出来る子がいっぱいいるクラスは初めてでした。その力がまとまり発揮され出すと、子どもたちは生き生きしてくるのです。
 
 そんな子どもたちの体育授業のビデオです。私は10年ぶりにそのビデオを見ながら、思いっきり笑ってしまいました。ホンマこいつら元気やな、ひとときもじっとしてへんな、40人がうじゃうじゃして動いてるな、って。
 この子どもたちは今年19歳になるのですが、ビデオの中でいつも私の回りを落ち着きなく動き回っていたB男は、その後中学、高校でバスケット部のキャプテンとして、みんなをまとめ高3の時には近畿大会にも出場する原動力になりました。落ち着いたすばらしいキャプテンでした。そのB男の横をチョロチョロしていたC男は、高校の時、野球部で活躍し近畿大会で優勝。キャプテンも務め、兵庫県の優秀選手にもなりました。またB男、C男の横を素早くすり抜けていたD男は、全国中学校野球大会でなんと全国優勝したのです。忍者のように走るF男は、今教師になりたいと私に話してくれています。あんなにやんちゃだったあいつらは今、立派に大きくなっています。そんな彼らとの10年ぶりの感動の再会でした。(普通は大きくなっての再会ですが今回は小さい頃への再会です)
 野村先生、本当にありがとう。私にとっては感動のビデオ再会となりました。
 
 1997年2月1日(土)の午後、体育館には100名近くの参観者と、30数名の保護者も一緒に授業を見てくださったのですが、後日保護者の感想を学級通信に私は書いていました。(学級通信に書いたこともすっかり忘れていましたが、これもビデオのおかげで、改めて読み直すといろいろ書いていましたわハハハ)
★「くものすランド」とっても楽しそうでした。あんな体育だったら、私も体育嫌いにならなかっただろうなと思います。友だちと協力して裸足で体育館を飛び跳ねている我が子がとっても眩しく、うれしかったです。(W)
★土曜日の「くものすランド」見学させていただきました。あっ、こんなふうにゴムを張っているのか!目にするまでは迷路みたいになっているのかと思っていました。体育の授業なんだけど、体を上手に動かすだけでなく、心も動かす授業だと感じました。一人ひとりが工夫していろいろな動き方、協力の仕方・・・など、とても知恵がいりますね。準備、集合、片づけもとてもはやく、ゴムがはずれたらさっとつけにいき、自分の仕事が終わったらまだの友だちの手伝いをしにいき、子どもたちはイキイキしていましたね。家でもあんなふうにサッと動いてくれたらいいのに・・・って他のお母さんに言ってしまいました。家の中でタンブリンたたこうかな・・・?なんて。(I)
 
 このビデオを私の後ろで、教育大に通う息子(21歳)が見ていました。
「お父さん、なんでみんなちがう動きしているの?こんな体育みたことない!えっ何、これ?」  息子は本当に驚いたようでした。 ハハハ驚いたか息子よハハハ。
 
 
※ところで、7/2〜4、6〜8、11〜13 は家を空けます。メール等の返信が出来ないことをお許しください。今の私のPC技術では、旅先?でのPCはまだ操れないのです。
 

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2007年6月21日
ありがとう、優介
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 3週間ほど前、JRの駅で偶然、教え子の優介(仮名・20歳)に出会いました。
「先生、いいところで会えたわ。今度みんなでボーリングに行くんだけど、先生も誘おうと思ってたんよ。先生、都合はどうですか?」
「今、予定表がないから、わからんので、また連絡するわ。何人ぐらい来るんや?」
「10人くらい来ると思う。先生、出来るだけ来てな」
「まだわからんけど、先生のパワーボーリングを見せたいわ(笑)」
 そして家に帰り、予定表を見ると、あーショック、仕事と重なって行けないことが判明しました。後日、優介に謝りの手紙と軍資金を送りました。
 
 昨夜、優介からメールが入りました。私はてっきり 「先生、軍資金ありがとう」 のメールだと思っていましたが・・・・。
「・・・この間送っていただいたお金は、やっぱり手をつけることはできません。僕なりにいろいろ考えましたが、軍資金として使っちゃいけないと思い、机の中に大事になおしています。次に先生に会う機会にちゃんとお返ししたいと思います。お金じゃなく先生が顔を出してくれるのが理想なので、また次回を楽しみにしています。優介」
 メールを読みながら、心が温かくなり、なんだか涙が出そうになってしまいました。教え子と飲みに行った時はもちろん私が出すし、自分が行けない時は軍資金を出すということは、私の中では当たり前だったし、今回も使ってほしいと思っていました。なのに・・・お金じゃなく顔を出してくれる方がいい・・・そんな優介の気持ちと心遣いに私はすごく感動してしまったのです。
 
※優介とは、拙著「教師力を磨く」の24ページに出てくるあの優介です。もし本をお持ちの方は、そこをもう一度読んでやってください。
 
 優介への返信メールの最後に、一言付け加えました。
「・・・・・・優介、頑張って先生になれよ。おまえなら絶対にええ先生になれるよ。その日を私は夢見ています。仲島」

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Posted by naka602 at 22:33 | TrackBack (0)


2007年6月18日
あと自分でどうするか・・・それが大事
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 16日の元気塾は、「子どもと楽しむゲームあれこれ」ということで、いろいろなゲームやダンスの実技研修を行いましたが、参加の先生からの感想の一部を紹介します。
 
★今回もありがとうございました。学生時代にキャンプリーダーの経験があり、今回されたゲームのことはいくつか知っていました。でもただのキャンプ屋の兄ちゃんと先生では、視点やねらいがちがい、改めて先生としての視点を持ってゲームをしないといけないと思いました。(S.M)
 
★楽しい時間をありがとうございました。体育の時間には、いつも整列させてから座らせていたのですが、集合の本当の意味がわかりました。次からは「先生のそばにおいで」で実践してみようと思います。ゲームの中で自然と班分けをという方法もとても参考になりました。1年目でまだまだ失敗と試行錯誤の毎日ですが、先生に分けていただいた元気をもとに、月曜日から笑顔と「アホ」で子どもたちの中に飛び込んでいきます。(K.M)
 
★実は、私、教師ではありません。小中高の仲間づくりのサポートをしています。今日は多くの先生が熱心に研修されているのを見て、うれしくなりました。仲間づくり、学級運営は特別な活動の中にあるのではなく、日常の授業、生活にあるのだと改めて感じました。先生や子どもと一緒に活動できる、一緒にその場にいられることは、すばらしいことだよと伝えていきたいと思います。(S.T)
 
★初の体を動かすセミナー参加でした。あれもメモしたい、これもメモしたいの連続でした。すぐにクラスで追試したいの連続でした。次回の実技研修は来年の6月になってしまうのが寂しいです。半年に1回ぐらいがいいんじゃないですか?今日一緒にきた友だちと振り返って思い出し、記憶に焼き付けたいと思います。(T.D)
 
★先生、ありがとうございました。すごく楽しかったです。普段なかなかアホになる時間をつくることができない自分に気付くことができました。体を動かすことを通して、心を通わせる、これからも今日のゲーム等を生かして、学級づくりに役立てたいと思います。(T.H)
 
★今日初めて参加しました。一体どのようなことを勉強させてくださるのかと少しの不安と期待でいっぱいでした。 が・・・仲島先生、すごすぎる!!というのが第一です。期待以上のものを得ることができました。この4月から働き始めて何もネタがなくて困っていたところでした。本日はたくさん学ばせていただきありがとうございました。これからも機会あるごとに参加させてください。(F.J)
 
★ゲームを通じて子どもたちをつなぐことって大切だなあって思いました。人と人とのつながりが希薄な世の中だからこそ、学校でのつながりの楽しさ、すばらしさを子どもたちに感じてもらいたいなあと思っています。(F.E)
 
★今日は来て本当によかったです!!実は先週は担当の児童会活動や修学旅行やで本当に忙しく(1週間で2kg減)今日も朝からちょっとしんどかったです。でも「元気塾」やし、必ず元気になるはず!と思って頑張って来ました。いや〜本当に元気になりました!月曜日から必ず今日のネタを使いまくります。楽しい1年間、思い出いっぱいの1年間を過ごさせてあげたいです。(A.A)
 
★今日は楽しいゲームをたくさん教えていただき、ありがとうございました。今担任している4年生で「使えそう!」というものがたくさんありました。ぜひ子どもたちとやってみたいと思います。そしてその中でクラスのルールづくりをしていきたいと思います。最後の6年生の運動会のお話を聞きながら、昨年担任した6年生のことを思い出し、胸が熱くなりました。1年の最後に思い出を語ってやるってとってもいいですね。今年も子どもたちと熱くがんばります。(K.S)
 
 
 こんなふうに書いてもらうと、私も張り切ってがんばった甲斐があります。(今、足が張っています。うー筋肉痛!) みなさんに喜んでもらい、ホントうれしいですね。
 
 ただね、若い先生には「実はこれからなんですよ」って本当は言いたいのです。今日教えたもらったゲームをそのままするだけでは、自分の力にもならないし、子どもも育ちません。要は今日学んだことを自分の中でどう消化し、どう目の前の子どもにあったものに調理するかです。最初は真似から始まりますが、真似だけに終わっていけません。
 TOSS(教育技術法則化)の報告で、「追試をしたがうまくいかなかった」 という文をみるたびに 「そんなの当たり前や。だって子どもがちがうのだから・・・・」 ってあきれてしまうのです。
 最初からそう簡単にうまくはいかないのです。その試行錯誤が自分の指導力を高めます。どうか若い先生、このあとを大事にしてください。マニュアルはないのです。この元気塾をきっかけにこのあと 「自分で考えること、自分でアレンジすること」 が大事なのです。
 
 それともう一つ若い先生に注文です。「今日は楽しかった。また来たいです」 という先生はたくさんいます。でも実際はなかなか続きません。それでは力はつかないのです。
 今、元気塾には、何人かの常連さんがいます。この先生たちは、私の同じ話を何度も何度も聞いています。それでも 「わかった」 というのではなく 「まだまだ」 と謙虚であり、「もっともっと」 とどん欲なのです。この姿勢がこの先生たちの力を伸ばしています。すごい先生たちです。
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 21:12 | TrackBack (0)


2007年6月16日
体操服を着ると、スイッチが入ります
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 新任教師として教壇に立った当時、私はスーツを1本しか持って持っていませんでした。でも体操服は上下セットで7,8本持っていました。体育会系人間の私は体操服に関しては少々うるさく、常にいいものを買ってそろえていました。県から教員に支給される安物のジャージなんか絶対に身につけない私でした。常にいいジャージを着て学校を闊歩していました。それが私のオシャレでした。(アホやね・・・・)
 それが20年後、教育委員会に入るときには逆転していました。ジャージはもう使わないということで全部処分し、それをスーツに買い換えたのです。スーツは7,8本、ジャージは1本。180度変わってしまいました。
 
 今日の元気塾は、年に1度の実技研修会。いつもと違い私も久しぶりの体操服で参加です。自分の体操服はもう古いので、大学生の息子のハーフパンツと教え子からもらったTシャツを着ました。するとどうでしょう、普段むちゃくちゃ運動不足の私が体操服を着たとたん、急に体にスイッチが入ってしまうのです。よーし動くぞ、頑張るぞ!って気持ちが高ぶってくるのです。
 
 今日は、若い先生たちの前で、51歳のおっちゃんの元気ぶりを見てもらいました。2時間、いっぱい動きました。あー楽しかった。あー気持ちよかった。やっぱり私は体操服が一番似合うみたいです。先日も26歳になる教え子が「先生の印象はスーツ姿よりジャージ姿や。その方が生き生きしてたよ」って言われました。 
 今日はいい一日でした。なんかまた新しいジャージがほしいなあ、って思っている私です。
※今日の元気塾の実技研の様子は、また後日報告します。今日も尼崎市教委の大平先生(私の後輩)がビデオと記録をとってくれています。感謝。

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Posted by naka602 at 17:39 | TrackBack (0)


2007年6月14日
明後日の元気塾にドッジボールを
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 明後日(16日)の元気塾に参加する先生に・・・・お願いがあります。
もしももしも、持ってこれそうなら、ドッジボールを1個お願いできますか?参加者全員分のボールがいるわけではなく、数個あればいいのですが、私の手元には1個しかないので、あと何個か必要なのです。それがあれば、おもしろいゲームができるので、もし持って来ることが出来る先生は1個お願いします。 「じゃんけんボール」と「ドキドキゲーム」で使用します。
 
 この「じゃんけんボール」と「ドキドキゲーム」は、私のオリジナルゲームです。なかなかおもしろいですよ(笑)。今、その2つを含め、いろいろなゲームやダンス音楽等をCDにダビングしていますが、そのCDには計20曲入っているので、1枚のCDにダビングするのに約20分かかっています。もっと簡単に出来る方法があるのかもしれませんが、私のPC技術では20分かかるので、1時間でたった3枚しかダビングできません。明後日までに頑張ってつくりますので・・・・この付録をどうぞお楽しみに。
 
※さっき、不思議なものを見つけました。拙著「教師力を磨く」がアマゾンのネットで販売されていますが、新品の定価販売と、中古本として安く販売しているのがあります。ところが今、その二つの価格のほかに不思議な価格が表示されています。新品定価1680円、中古1580円の後にコレクター商品として、なんと12666円で売っているのです。ホンマかいな?なんで1万2千円もするの?コレクター商品って何?どうなっているの? これを誰かが買うなんて考えられないけどねえ。これは一体どういうことなのでしょう?

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Posted by naka602 at 00:08 | TrackBack (0)


2007年6月12日
先生、ありがとう!
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 今日は、ある小学校の授業研究会に行ってきました。新任2年目の男性教師の1年生の道徳の授業でした。小学校に入ってまだ2ヶ月ちょっとしか経っていない1年生の研究授業って、本当に大変です。なのに、なのに・・・・今日の授業はとってもすばらしかったのです。いつもは辛口批評をする私ですが、今日の授業には、まいりました。新任とは思えない授業に本当に驚きました。あんなに子どもが生き生きするなんて・・・。
 先生の元気で豊かな表情が子ども一人ひとりを引きつけ、メリハリのある展開にテンポよく進んで行き、それと同時に子どもの心もワクワクドキドキ、そしてみんなの顔から笑顔がこぼれる授業でした。先生と子どもたち、そして子ども同士の温かいつながりが伝わってくるあっという間の45分間でした。
 あとで、同じ学年の先生がそっと私に教えてくれました。研究授業が終わったあと、帰る間際に子どもたちが、「先生、道徳の授業をしてくれて、ありがとう!」 って声に出していたことを・・・。そしてそれを聞いた先生が涙ぐんでいたことを・・・・。

 ええ先生やなぁ、ホンマにええ先生や。毎日遅くまで頑張った甲斐がありましたね。研究授業に思い切って立候補してよかったね。しんどかったけど、勉強になったね。ホントえらいぞ!これぞ若手教師の鏡です。これからもその調子でぐんぐん伸びていって下さい。応援していますよ。
そんな先生に私からもお礼が言いたいです。
「紙谷幸嗣先生、いい授業を見せてくれて、本当にありがとう!」
 
 

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Posted by naka602 at 21:35 | TrackBack (0)


2007年6月11日
6月最後の休み
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 今日は6月の最後の休みの日です。6月の休みはたったの2日間、明日から休みなしで6月いっぱい頑張らないといけません。 「あーしんどいなぁ」 って言うと、うちの家族は 「そうかなぁ?けっこうお父さん楽しそうにやってるで」 って言われてしまいました。 そう言われると、 「そうかもしれないなぁ」 と妙に納得してしまう私です。
 6月に入ってから、香川県では大学の同期の奴と29年ぶりに会えて感激したし、徳島県では夜、おいしい阿波尾鶏(あわおどり)を食べに連れていってもらったし、福井県では指導主事と保育士の先生たちとの楽しい会話、そして敦賀気比神宮にお参りに行ったし、昨日の愛知県では、少年野球の指導をされているPTA会長さんと話が弾んだし・・・・・この前半の10日間でも楽しい事がすでにいっぱいありました。後半の20日間にも3度ほど「泊まり」がありますし、またいろんな方との出会いがあると思うとワクワクしてきます。忙しいけどやっぱり楽しそうですハハハ。
 
 退職して3年目を迎えていますが、1年目の6月の状況は、休みが19日間ありました。ウンほとんど仕事をしていませんでしたねハハハ。あの頃、暇だったので武庫川によくサイクリングに行ったりしていましたわ。2年目の昨年は7日間の休み、仕事がけっこう入ってきました。そして今年はたったの2日間しか休みがないという状況になりました。忙しくなるというのは大変かもしれませんが、この忙しさに感謝しなければと思います。だってこんなに楽しいのですから・・・・。
 
 今日は一日中CDづくりに励みます。今週の元気塾ではそのCDがもれなく付いてきます。今度の元気塾は 「おもろいで」 ・・・・・どうぞお楽しみに。

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Posted by naka602 at 07:34 | TrackBack (0)


2007年6月1日
いつまでも「優しい悦子」だよ
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 先日、教え子からうれしいうれしいメールが届きました。悦子(仮名)はとっても優しい子だったのですが、中学生になってから厳しい家庭状況に見舞われ、生活が乱れていきました。中学卒業以降、消息がわからずにいました。もう10年以上会っていません。その悦子からメールが来たのです。
 
★仲島先生へ
 ネットで先生のHPを見つけて、ついついメールしてしまいました。小学校でお世話になった田中悦子です。仲島先生には2年間受け持ってもらいました。忍者ボールだったかな、あれをつくったクラスです。仲島先生、元気にしていますか。悦子
 
★田中悦子さんへ
 メールありがとう! ホント懐かしく、とってもうれしかったよ。中3の時、家の前で会って以来とちがうかな。悦子のこと、よーく覚えていますよ。悦子は本当に優しい子やったもんな。恵ちゃんが授業中におしっこが漏れた時、先生に知らせもせずに、悦子がさっと処理してくれたこと。その行動力と心配りにびっくり。ホント優しい子やなあって感心しました。弟の面倒もよくみていたしね。悦子は本当に優しい子です。
今、この小学校に悦子に感じが似た先生がいるんですよ。その先生を見るたびに悦子はどうしているかな?って気になっていました。悦子、元気ですか?今どうしていますか?近況教えてください。そして一度会いましょう。またメールくださいね。私は昔と変わらず、むちゃ元気です。仲島
 
★仲島先生へ
 返信ありがとうございます。私は、後に親の仕事の都合で引っ越してからずっと東京に住んでいます。仲島先生が覚えててくれて、そしてむちゃ元気に過ごしていてうれしいです。年に1,2回西宮にも行くから、その時にでも会えたらなぁと思います。
仲島先生は、悦子の思う中で一番頼りになる、信頼出来る先生でした。今思えば、叱ってくれたことも懐かしくて、叱ってくれる人がいたことを幸せに思ったりします。仲島先生の心の中で『優しい田中悦子』と残っていて、すごくうれしいです。 こうしてメールできることもうれしいし、西宮に帰った時はぜひ会いましょう! 悦子
                   (※文中の名前や地名はすべて仮名です)
 
 私の「心の銀行」には、今も「悦子の優しさ」がいっぱい貯金されています。
がんばれ悦子!応援しているぞ!

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Posted by naka602 at 09:21 | TrackBack (0)