2015年6月30日 |
さすが姉貴パート2 |
その問題発言をした議員へ「同性愛者への差別や偏見を助長する発言だ」と 追及した議員は、私の姉です。 問題発言に即反応して「それはおかしい!」と声を出したのです。 「おかしい」と思っていてもなかなか声には出せないものですが、 その声を即出したのは、さすが姉貴です。身内ですが「あっぱれ」です。 (※さすが姉貴パート2・・・ならパート1はいつ? 2015.1.2のブログです) 新聞、テレビと姉貴の名前も出たので、いろいろ反響はあったようです。 応援メールがほとんどなのですが、やはり変なイチャモン攻撃メールも来て 心が折れそうにもなったみたいです。 「えらそうに人権人権と言うな」 そんなことも言われたみたいです。 でも姉貴の追及に、勇気と元気をもらった人が全国、いえ全世界にいる から頑張って、という支援メールも再び入ってきたようです。 ポルトガルにいる娘からは、レインボー写真(多様性や自由の意味)で 「お母さん頑張って!」のメールも入ったようです。 表面的には強そうな態度も取る姉貴ですが、ホンマは内面は弱くてもろい ところもあるのです。でも世界中からの支援にきっとこれからも頑張って いってくれると思います。「頑張れ姉貴!」です。 実はもう一つ感心したことがあります。 問題発言をした議員も新聞、テレビで実名が出ましたので、 少なからずその議員の家族にも影響は出てしまいます。 姉貴は、この騒動の後すぐにその議員の子どもが通っている学校へ 子どもがいじめられたりしないようによく見てあげてほしい、と 連絡をしたようです。 さすが元教師です。 さすが姉貴です。 先週「宝塚市議会で『HIV感染の中心に・・』への物議で紛糾」というニュースがテレビや新聞をにぎわせました。見た人、読んだ人もいたと思います。続きを読む... |
Posted by naka602 at 22:40
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2015年6月27日 |
担任は若い男の先生 |
私は保育士さん、幼稚園の先生の研修会に行くことも多いのですが、 その時にいつも紹介するのが、 「はやくはやくっていわないで」(作・益田ミリ 絵・平澤一平) という絵本です。 でもこの絵本に限っては、読み聞かせをするのではなく、 新刊の時に挟み込まれていた益田ミリさんの文を紹介するのです。 わたしの心を温かくしてくれる思い出のひとつに、小学校一年生のときの 教室でのできごとがあります。 その日、クラスのみんなでクジ引きを引くことになりました。なにをもらう ためのクジだったのかは忘れてしまったけれど、楽しい雰囲気だったから、 きっとレクレーションの時間だったのでしょう。 担任は若い男の先生でした。順番にクジを引きなさいと先生が言ったので、 生徒たちはいっせいに前に走っていきました。 だけど、わたしはグズグズしていて出遅れてしまった。 クラスメイトの中で一番ビリ。 こんな最後に並んだら、もういいものなんてもらえない・・・・・。 そう思うと悲しくて、せっかくの楽しかった気持ちもしぼんでしまったのです。 すると、思ってもみないことが起こりました。 先生がわたしのところにやってきて、みんなの前でこう言ったのです。 「一番最後に並んでえらかったな」 わたしは先生に誉められてびっくりしました。 びっくりしたけど、すごくうれしかった。 うれしくて、うれしくて、もう35年も昔のことなのに、 思い出すと今でも温かい気持ちになるのです。 先生は、最後の子供までちゃんと見ていて、待っていてくれた。 はやくはやくって言わないで、待っていてくれたのです。 励まされたり、なぐさめられたり、人はたくさんの言葉を受け取って 前へ進んでいく。でも、一番うれしいのって、 誰かが待っていてくれたことじゃないかなとわたしは思うのです。 ながく読みつがれる絵本になることを願って。 2010年10月 益田ミリ 益田ミリさんのエッセイには、いつも優しさがあります。 きっとこんなステキな先生に出会ったのも一つの理由なのでしょう。 ※今回の紙面の中に「マッカラン」というウイスキーが出てきます。 実は実は、あまり飲まない私が唯一お店でキープしているお酒が 「マッカラン」です。ちょっと嬉しい(笑) 久しぶりに「マッカラン」に会いたくなりました。 朝日新聞に、益田ミリさんの「大人になった女子たちへ」という連載があります。これがなかなか面白くていつも楽しみに読んでいます。今回のテーマは「夜の新幹線 めくるめく匂い」でしたが、私も夜の新幹線に乗ることが多いのでよ〜くわかりました(笑)続きを読む... |
Posted by naka602 at 11:16
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2015年6月24日 |
突然のお別れパート2 |
2015年6月24日午後3時10分。阪急池田駅前ロータリーで突然のお別れです。 なんで時間をきっちり覚えているかといえば、この時間この場所で待合せ だったのです。講演会の主催者さんがお迎えに来る時間だったのです。 「あれ? まだ?」 思わず携帯をポケットから出した瞬間に「お別れ」です。 私の「iPhone5」が指の間をスルリと抜け、地面にガシャン! 「あーーーーー液晶に大きなひびが・・・・(涙)」 その後の講演は、実に楽しくしゃべっていると言われましたが 心の中は「iPhone5」の悲しみでいっぱいでした。 講演が終わって帰り道、 西宮ガーデンズのSoftBankショップのスマホを、 私はきっと悲しそうに見ていたのでしょう。 店員の川崎さんが、そんな私に優しく声をかけてくださいました。 落ち込んでいる時に優しく話しかけられると人間は弱いものです。 そして、新しいパートナー「iPhone6」が誕生しました(笑) その新しいパートナー「iPhone6」で初めて開いたのは「ヤフースポーツ」 なんと我が「阪神タイガース」がこの夜快勝し、単独首位に立ちました! 「ヤッター!」 今日は悲しみと喜びが一緒にやってきました(笑) 頑張れ「iPhone6」 頑張れ「阪神タイガース」 「突然のお別れパート2」。なら「パート1」はいつ? それは2013年3月20日のブログに書いてあります。今日はその続編になります(笑)続きを読む... |
Posted by naka602 at 07:17
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2015年6月21日 |
あの子はたぶん聞いていた |
土居中学校の河村校長先生とは2012年にお出会いしてから、毎年つながりを持たせていただいています。以前の勤務校新宮小中学校にも行きましたし、現勤務校の土居中学校は昨年に引き続き2年連続です。 河村校長先生は体育の先生です。体育会系同士すぐにつながります(笑) 21日は、土居中学校の人権同和参観日と講演会です。 昨年は保護者向け講演会でしたが、今年は生徒向け講演会です。 こんな嬉しい感想を書いてくれた3年生の生徒がいました。 『仲島正教先生のお話をきいて、命の大切さや友だちの大事さについて改めて感じました。「優」という漢字には、憂いに人がよりそって優しいと思っていたけど、「百」の「愛」で「人」と一緒に成長していくという話を聞いて、いい漢字だなと思いました。 この人生の中で、私は自分のためにしか生きてきませんでした。でも、学校の先生や家族は私たちのために一生懸命頑張っています。いつかは私も誰かのために生きれるような、そんな大人になりたいと思いました。今日、人権についてしっかり学んだので、「今日行く」という意味で家族としっかり話し合いたいと思います。 私は中学3年生で来年には高校に入学します。その中で「受験」という大きな壁が待っています。壁をじっと見つめるだけでは開きません。しっかりと勉強して壁に扉をつけて、いつかその扉を開けた時、新しい未来の自分に今日考えたことをしっかり伝えたいです。最後になりましたが、仲島正教先生、遠い所から来ていただいてありがとうございました。』 でも私には、ほかに気になる子がいました。 1時間目の授業参観を1年から3年まで全クラス見て回ったのですが、 1人の男子生徒A君のことが目に留ったのです。 授業中、資料も出さずにずっと机に伏して寝ていたのです。 その子の名前をこっそり確認すると(上靴に書いてありました) とってもいい名前です。大空に飛び立つようないい名前です。 親はきっとそんな人になってほしいと思ってつけたのでしょう。 でも今は名前負けです(笑) そして講演会です。 400名近くの生徒が体育館に入ってきましたが、 すぐにA君を見つけることができました。私の右斜め前方です。 A君は、座ると同時に椅子にもたれかかって寝始めました。 (あっ、すぐに寝よったな) 講演が始まってからも、私はチラチラ彼を見ながら話を進めていきました。 タイガースブレザー披露の時には、さすがに周りが騒いだので目を開けました。 でもそのあとは寝たままです。 でも私の話が「算数が苦手で勉強しなかった子の話」になった時、 (あっ、あつい聞いている) 「夜のお母さんの声かけの話」の時も (あっ、あいつ聞いている) そう思いました。 そして最後の方の「やんちゃな子とのマラソンの話」は (あいつ絶対に聞いている) そう思いました。 講演中に何度か担任の先生に「起きなさい」って注意されていましたが あの子はたぶん聞いていたと思うのです。 普段寝ている自分が、急にちゃんと聞いたら周りがびっくりします。 それは自分のプライドが許さないのです。 A君にはA君なりのプライドがあるのです。 だから寝ながら聞くのです(笑) A君に「講演はどうやった?」って聞いても、「寝てた」って答えると 思うのですが、もしかしたら10年後「あの講演はよかった」って 言ってくれるかもしれません。 今日の講演会は「A君が体育館にいてくれた」 それが私の一番嬉しかったことです。 20日21日と2日間、愛媛県四国中央市に行ってきました。20日は土居中学校で「元気塾PLUS」の出張講座に小中高の先生方が30名ほど参加してくださいました。続きを読む... |
Posted by naka602 at 22:02
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2015年6月16日 |
幸せホルモン |
2時間の研修が終わり、控室に戻るとしばらくしてから 先ほどの正面にいた若者がやってきました。「やっぱり熱心な先生やな」と 思っていると、若者が口を開きました。 「僕は仲島先生に教えていただきました」 「えっ?誰?・・・・・あっ・・・た・て・い・し君?」 「はい、立石峻です」 ナントあの熱心な男の先生は、私の教え子だったのです。 そうかあ、そうやったんや。それでずっとこっちを見ていたんや。 でも、名前がちゃんと出てきてホンマよかったです(笑) (あいつ、まず名前を言えよ、まちがったらどうするねん) 彼は、19年前の高須南小2年3組の時の教え子です。 現在27歳。加古川の中学校の理科の先生です。 大きくなりました(当たり前ですが(笑)) そして当時の学級通信を持ってきてくれていました。 嬉しい!ホント感動です! 実は私は学級通信を毎年出していましたが、唯一1年間毎日出したのが このクラスの時だったのです。 1年間一日も休まず出し続けるのは、ホンマしんどかったのです。 その学級通信を持ってきてくれたのです。 本当に嬉しい! 教師としてこんなに嬉しいことはありません。 感激、感動、感謝です。 ありがとう!立石君!いえ立石先生! 今回の研修会の冒頭に 「現在59歳。かつては歳は取りたくないって思っていましたが、 歳をとるといいこともたくさんあることがわかってきました。 教師の仕事はいいもんですよ。」 と話したのですが、立石君と19年ぶりの再会はまさにこのことです。 ここ1週間、こんな嬉しい再会がたくさんありました。 10日の保育士研修では、聖和短大で私の授業を受けた学生が 保育士として、再び私の研修を受けに来てくれました。 12日の富山県射水市の小学校の講演会は、山崎教頭先生との 3度目の出会いでしたし、射水市の村中さんは9年前に出会ってから ずっと連絡をくださいます。今回も「仲島さん、今度射水の○○小学校に 来られますね」って村中さんから連絡が入ります。 13日の金沢では、10年前の講演会で知り合った徳田さんと藤木さんが わざわざ訪ねて来てくださいました。 私は講演会で 「つながりと感動」 というフラッシュカードをよく使いますが ここ1週間は、そんな 「つながりと感動」 の 「幸せホルモン」 が 私の体の中には、いっぱい出ています。 あ〜幸せ! 今日は加古川市教育研究所での「若手教員教師力向上研修会」に行ってきましたが、70名近くの若い先生方が熱心に聞いてくれていました。中でも、正面真ん中辺りにいた男の先生は、背筋をピンと伸ばし私をずっと見つめながら一生懸命に聞いてくれていました。その姿はとても印象的でした。続きを読む... |
Posted by naka602 at 06:53
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2015年6月9日 |
パスポート再取得 |
そのパスポートを、今日再取得しました。 11月末からの「バングラデシュ10日間」にこれで無事に行くことが出来ます。 今の仕事になって、まだ暇だった1年目の夏(2005年)に北京に行きましたが、 それ以降は夏休みが忙しく海外旅行はすっかりご無沙汰していました。 もう海外へは行かないかもしれないと思っていました。 でも今年、いろんな縁がつながり合ってバングラデシュへ行くことになりました。 バングラデシュでは、学校へ行って現地の子どもたちや先生との交流もありそう ですし、日程が合えばダッカの日本人学校へも行けるかもしれません。 とっても楽しみな「バングラデシュ10日間」です。 私の初の海外旅行は、20年前の1995年です。その時私は39歳。 39歳でやっと海外に行ったのです。それも自分からの旅行ではありません。 たまたま文部省教員海外派遣に行くことになったからです。 「カナダ・アメリカ16日間」 初めての海外旅行が16日間です。 自分でいうのは変ですが、すごいですね16日間って。 兵庫県の教員28名で、開港したばかりの関西空港から、一路デトロイトに 飛んだのですが、11時間は長い。寝ても寝ても飛行機なのです。 海外旅行は大変です。飛行機でまず疲れます。 そしてデトロイト空港の税関でアクシデントです。 友人からは、わからない時は「笑ってごまかせばいい」と教えられて いたので、税関でもニコッと笑ってごまかすと、ナント大きな黒人の係員に 別室に連れていかれたのです。 えーーーなんでーーーー。 あとでわかったのですが、税関で「ビジネス?orサイトシーング?」 と訊かれた時に、ニコッと笑い(わかりましぇん〜)をすると連れていかれた のです(笑) 税関をどうやって通るかなんて、教えてもらっていませんでした。 海外初めての私にはちゃんと教えておいてよ〜。 「サイトシーング」って言えばいいって教えておいてよ〜。 と恨み節です(笑) そんな初めての海外旅行から20年です。 もう今は大丈夫です、たぶん(笑) 4年ほど前に、パスポートの有効期限はいつまでだったかな?とふと思い出し、見てみると案の定、切れていました(笑) 2010.10 です(悲) 続きを読む... |
Posted by naka602 at 20:51
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2015年6月6日 |
徒然亭草原 |
その中で「徒然亭草原」をしていたのが落語家の桂吉弥(かつらきちや)さんです。 桂吉弥さんは、体育教師をめざし大阪教育大と筑波大を受験するも不合格。 翌年神戸大教育学部に入学し、小学校教師をめざしていたのに、結局は 落語家になったという異色の人です。 今日(6日)は、尼崎市の多くの小中学校で運動会がありました。 私も見に行くために車に乗っていたら、ラジオから聞こえてきました。 「征平・吉弥の土曜も全開!」(ABCラジオ) 桑原征平と桂吉弥の二人の掛け合いがとても面白い番組です。 その中で吉弥さんが 「今日は私の息子の運動会で、息子は生徒会長をやってますねん。 この番組が終わったら、飛んでいきますわ。尼崎のM中学校です」 (えっM中学校) 私のハンドルはM中学校の方へ切られました(笑) ということで、今日は尼崎のM中学校の体育大会を見に行ってきました。 で、吉弥さんは果たして来たのか? 来ました来ました。番組終了後、約45分で中学校に到着しました。 私は右目で運動場を、左目で入口の方をずっと見ていました(笑) はっきりと吉弥さんを確認です。 スマホのカメラで遠目からですがこっそり写真も撮りました。 そして10mぐらいまで接近しましたが、声はかけることができませんでした。 やはりプライベートですしね、遠慮してしまいました。 (声かけた方がよかったかな? ちょっと悔んでいます) 今日は、そんなM中学校の体育大会でした。 (体育大会の報告はないんかい! ありません(ペコリ)) ところで、番組内で桑原征平さんが大きな声で言ってました。 「春の運動会はおかしいわ。運動会はやっぱり秋やで!」 私も同感です! 運動会はやっぱり秋開催にしてほしいです。強くそう思います。 「徒然亭草原」がすぐにわかる人は相当な「ちりとてちん」ファンです。ついこの前までやっていたNHK朝ドラ「マッサン」も面白かったですが、私の中では朝ドラ第1位は、やはり「ちりとてちん」なのです。続きを読む... |
Posted by naka602 at 22:16
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2015年6月5日 |
還暦まであと1年 |
433年前の1582年6月2日は、あの「本能寺の変」があった日です。 156年前の1859年6月2日は、日米修好通商条約が締結され「横浜開港記念日」。 6月2日生まれの有名人は、渋い声の俳優の平泉成さん。 歌手では、ちょっと古いけど三沢あけみさん。 スポーツでは、短距離界のエースだった末續慎吾さん。 芸人では、最近小説で話題になっている又吉直樹さん。 クラシック音楽では、威風堂々の作曲者であるエルガーさん。 教育界では、偉大な教育者である大村はまさん。 そして私のまわりでは、徳田校長、玉田先生、福山さん、常石さんの夫さん。 お礼が遅くなりましたが、 6月2日にはたくさんの誕生日メールをいただき、ありがとうございました。 おかげさまで59歳になりました。 還暦まであと1年になってしまいました(涙) 先月、孫も生まれたので正真正銘のおじいちゃんです。 でもまだまだ元気です(笑) まだまだ頑張ります! 明石家さんまさんは1歳上で、あと1か月ほどで還暦を迎えます。 さんまさんが元気にやっている間は、私も元気に頑張ります(笑) さんまさんが目標です(笑) 2年前の6月2日は、我がタイガースが首位に立った日でしたが、今年の6月2日はオスンファンがまさかの逆転満塁ホームランを打たれた日になりました(涙)続きを読む... |
Posted by naka602 at 06:27
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