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2021年5月26日
おかえり鳥谷
鳥谷が甲子園に帰ってきました。「おかえり鳥谷」。昨年も阪神vsロッテのチケットを取ったのに、コロナで交流戦が中止になって迎えることが出来ませんでした。今年もコロナでチケットは取れませんでしたが、テレビでしっかりと鳥谷を見ました。

7回表ロッテの好機に、鳥谷が代打で出てきました。
「代打 鳥谷」のコールに
この日一番、甲子園球場が湧きました。
「おかえりなさい鳥谷」
「がんばれ〜鳥谷」
ホンマは敵テームなので、打たれたらアカンのですが、
この時ばかりは「トリタニ〜〜打って〜」と祈ります。
そしてタイムリーヒットです。
ホンマは敵テームなので、拍手はアカンのですが、
「よっしゃ〜、いいぞ鳥谷!」
って拍手とともに涙が出てくるのです。
感動で鳥肌がたつのです。
攻撃が終わって、ベンチに戻ってくる時にも大きな拍手です。
そしてこの試合はその後逆転され、負けてしまいました。
鳥谷のタイムリーヒットで流れはロッテにいきましたからね。

でもいいんです、鳥谷が帰ってきてくれたから・・・。
今夜ぐらい負けてもいいんです、鳥谷が打ってくれたから・・・。
これが阪神ファンの姿なんです。それが甲子園なのです。


ネットでは、そんな私たちを
「だから甘いねん!もう鳥谷は敵なのに!プロなんだから!」
と非難する書き込みがありました。
他球団のファンからの書き込みなら、仕方ないにしても
「私は阪神ファンだ」という人の書き込みには、
「それは違うで。それは本物の阪神ファンじゃないで」
と言いたいのです。
本物の阪神ファンは「勝ち」より「情」やねん。
♪浪花節だよ阪神ファンは♪やねん。

阪神ファンは、こんなシーンに弱いねん。
阪神ファンは、こんなシーンが好きやねん。


試合前の練習に早く出てきていた鳥谷を、
外野から見つけた梅野はダッシュで鳥谷のもとに走ってきました。
試合で梅野は、自分の打席で「鳥谷の登場曲」をかけたのです。
こんなシーンにも泣けてくるのです。

ホンマは
鳥谷も打って、阪神も勝てばよかったのですが、
ええねん、これでも。

鳥谷、ありがとう!
井口監督、ありがとう!

でも今夜は勝たせてね。



Posted by naka602 at 15:36 | TrackBack (0)


2021年5月18日
映画「まちの本屋」
大阪の十三(じゅうそう)に、「第7藝術劇場」「シアターセブン」という小さな映画館があります。たった50席ほどの映画館ですが、コアなファンも多い「知る人ぞ知る劇場」です。上映する映画もコアです。大きな映画館では上映しない「知る人ぞ知る映画」が上映されます。大阪の大空小学校を描いた「みんなの学校」はその後有名になりましたが、当初は「第7藝術劇場」などでしか上映していませんでした。いわゆる娯楽映画ではなく、ドキュメンタリー映画が多いのです。

今日は、
その「シアターセブン」で「まちの本屋」というドキュメンタリー映画を
観てきました。以前ブログでも紹介した尼崎・立花にある「小さな本屋」
「小林書店」を数カ月にわたって撮り続けた映画です。
店主である小林由美子さんと夫の昌弘さんと娘の愛さんの日常を描いた
作品です。小林さんと立花商店街辺りの人たちの交流が撮られています。
NHKの「ドキュメント72時間」の小林書店版のような感じです。

私は、劇場の一番前で観ていたのですが(ここは私の定位置です(笑))
画面と近かったせいもあり、私も小林書店にいるような錯覚に陥りながら
約2時間観ていました。
小林さんはいつもの小林さんのままだし、夫の昌弘さんもそのままでしたが、
画面に映る昌弘さんの小さな動作や仕草に、自然と涙が溢れてきました。
小林さんの陰には昌弘さんがいることが本当によくわかりました。

ただ映像が流れているだけの映画でしたが、人間のつながりや温かさ、
家族や地域の温もりを感じる素敵な映画でした。
終了後には、小林さんと監督の大小田さんが舞台挨拶をされ、その後
出口まで見送ってくださいました。温かいお二人です。

十三(じゅうそう)での上映は6/4までです。



余談ですが、
帰りに近道をしようと路地を抜けようとしたら、向こうから
誰かが手招きをしているではありませんか。
「えっ、誰?」
よく見ると、かわいいミニスカートのお姉ちゃんでした(笑)
そうなんです、十三はそんな歓楽街でもあるのです(笑)
もちろん無視して帰りました(笑)



Posted by naka602 at 16:08 | TrackBack (0)


2021年5月15日
おちょやんロス
新型コロナで自宅療養中だったSさんが、ようやく保健所から「療養終了です」と言われたそうです。実に17日間の隔離生活でした。9日連続の38度超え、そのあとも微熱が続き、ようやく平熱になって72時間。やっと回復です。「もう二度とコロナにはかかりたくない」「死ななくてよかった」とSさんの言葉が響きます。そんな中でも自宅療養中に亡くなった人のニュースも流れています。どうかどうかみなさんも気をつけてくださいね。


さて
NHK朝ドラ「おちょやん」が終わりました。
途中、少し暗い時もありましたが、最後の2週間は涙の連続でした。
朝ドラ友達のTさんからも「今朝も号泣」のメールが着ていました。
ラスト2の時なんか、始まってすぐ号泣。最初の3分間にこんな泣かす
ドラマはほかにはないでしょう。
そして
朝ドラのすぐ後の「朝イチ」での華丸・大吉さんのコメントもとても
よかったです。毎朝楽しみで、朝ドラ→こころ旅→朝ドラ→朝イチは、
朝ドラファンのお決まりコースです(笑)
しばらくは「おちょやんロス」ですね。

それにしても
主役のおちょやん役の杉咲花さんは、凄い俳優さんでしたね。
本当にひきこまれました。これからもきっと大活躍でしょうね。
成田凌さんも篠原涼子さんも名倉潤さんもめちゃ好きになりました。
ほっしゃんも塚地さんも西川さん、ナレーターの桂吉弥さんも
大好きです。最終回はなぜか吉弥さんにも泣かされましたね。
そうそう最後の方で登場した脚本家の長澤役だった生瀬勝久さんの
しぶい演技にもひきこまれました。今までの生瀬さんのイメージ
とは違いましたからね。
ちなみに生瀬勝久さんは、私の高校の3つ下の後輩です。


おちょやんの最後のシーンは、
千代と春子が二人が歩いてる素敵なシーンでしたが、
その二人の横を「道具を担いだ大工さん」が通り過ぎました。
それを見て私は思い出したのです。
40数年前、私が大学生の時、読売テレビの連ドラ「うどん1代」に
通行人として出演していたことを・・・私も大工役でした(笑)


すみません。
朝ドラを見ていない人には、全然興味がないブログになりました。
ペコリ。



Posted by naka602 at 11:58 | TrackBack (0)


2021年5月7日
さすがにもうオリパラは
知り合いのSさんの具合は、まだよくなりません。9日連続で38度超えで、頭痛、咳、下痢、それでも入院出来ずに自宅療養です。保健所からは日に2回、電話がありますが「生きているかの確認」です。近くの公立病院は100人待ちとか。いつ急変するかわからないし、死を意識する日々です。

そんな中、テレビで「訪問看護師」さんの悲痛な叫びを見ました。
彼女が訪問した数日後、電話をすると「息子は亡くなりました」と母の声。
中等症患者であっても入院出来ない今の状況で
「握っても握っても、指の間から命がこぼれ落ちていくのです」と
彼女の無念でやりきれない言葉が胸につき刺さりました。

その一方で、行楽地に人がたくさん集まっていたり、札幌では、五輪マラソン
のテスト大会が開催されているニュースを見ると複雑な気持ちになるのです。
大会に出た選手も、喜びを素直に表現したらまずいと遠慮がちなコメントを
している様子を見て、これで本当にオリンピックはできるのかと思ってしま
うのです。これでは選手もかわいそうです。
市民のワクチン接種もまだまだの中、選手だけがワクチン接種をし、無事に
オリンピックが開催され、金メダルを取っても、その陰ではコロナで亡くな
る人がいるのです。そんな中で大きな拍手が出来るでしょうか。

私はオリンピック、パラリンピックが観たいです。
特にパラリンピックには教え子も出場します。
だから本当に観たいのです。
でもこの状況では、さすがにもう無理と思わざるを得ません。

今はSさんの回復を祈るだけです。
Sさんの自然治癒力を信じるだけです。


Posted by naka602 at 21:54 | TrackBack (0)


2021年5月2日
他人事ではありません
新型コロナの第4波が猛威をふるっているのに、世間はなんとなく他人事で人の行き来はあまり減っていないようです。「マスクをしていれば大丈夫」という雰囲気もあるようです。私もそんな感じを持っていました。でも身近に感染者が出てくると危機感と緊張感が急に出てきます。

PTAや教育委員会でつながりのあったSさんの息子さんがコロナに
感染しました。「えっ?なんで?どこで?」と青天の霹靂です。
しっかり感染対策もしていたのに陽性反応がでたのです。でも病院には
行けず自宅療養です。4日間40度の高熱、頭痛、倦怠感でとても大変
だったそうですが、なんとか回復し、今は学校へも通い出したそうです。
また家族は濃厚接触者なのでPCR検査もしたそうですが、全員陰性で
ホッとされたそうです。もし自分も感染していたら、周りの接触者にも
迷惑がかかるし、検査結果を待っている間は、本当に心配と不安でしかた
なかったそうです。陰性で本当によかったと。

息子さんを別の部屋に隔離して、自分たちもしっかり感染対策をして、
自宅でじっと我慢の生活が2週間続き、それも無事に終了。
「みなさんもコロナにお気をつけください」とFacebookで呼びかけて
おられました。いろいろ大変だったけど1件落着です。
「Sさん、本当に大変でしたね。よかったね」



ところがです。
これで終わりではなかったのです。
2週間の自宅待機期間も超えたのに、Sさんが発熱です。
「まさか?なんで?」
すぐに保健所に連絡すると「かかりつけ医に連絡してください」
かかりつけ医に連絡すると「発熱外来に連絡してください」
発熱外来に連絡すると「保健所に連絡してください」
結局保健所に戻ってきました。これがたらいまわしというのでしょう。
そしてやはり陽性反応。潜伏期間はどんだけ長いねん。
病院にはもちろん行けず自宅療養。
息子さんの時には送ってもらえた「自宅療養セット」も家族1つという
ことで今回は送ってもらない。せめて「パルスオキシメーター」は貸して
ほしいと言うとこれも家族1回限り。「えっなんで?これ大事なのに?」
と再度要望すると「取りに来てほしい」と言われたそうです。
保健所はじめ関係者はとても忙しくて混乱しているのはわかるけど、
これはおかしい!そう思いつつ高熱が続き、体だけでなくメンタルも
やられるとしんどい最中にFacebookで訴えていました。
40度が続くと、解熱剤で38度に下がると楽に感じるそうです。
それくらいしんどいということです。

Sさんのように、マスクはもちろん、消毒もしっかりしてても感染する
のです。これは本当に大変です。これは本当に怖いです。
その上、今は兵庫県も大阪府も入院は出来ません。


えっ、また新しい情報が・・
昨日、娘さんも発熱・・・。
おばあちゃんは大丈夫?


これは他人事ではありません。







Posted by naka602 at 09:24 | TrackBack (0)