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☆『SWIFTのすべて』の書評が出ました(2009年7月)

 「金融財政事情」の7月6日号に書評が掲載されました。
評者は、三菱東京UFJ銀行・決済事業部長の上総英男氏です。
上総部長は、日本代表のスイフト理事として、SWIFTのボードメンバーを務められている方です。

 「SWIFTの30年以上にわたる歴史をふまえ、最新の状況も網羅する、まさに『SWIFTのすべて』というタイトルにふさわしい著作である」

 「経営層にも手に取っていただきたい一冊である」

 などと書いて頂きました。

 書評はここから。

☆『SWIFTのすべて』が出版されました(2009年7月)。

 東洋経済新報社より、『SWIFTのすべて』が刊行されました(中島の単著です)。
 国際的な金融ネットワークである「SWIFT」についての本邦初の包括的・網羅的な解説書です。
SWIFTの全貌を知るのに最適の1冊となっています。
「SWIFTの全貌がここに明らかに!」といったところでしょうか。

 SWIFTのアジア太平洋地域統括役員のイアン・ジョンストン氏の推薦となっています。
 どうもこの手の本としては、世界でも初めてのSWIFTに関する包括的な著作のようです。

  色は、おなじみのSibosカラーのオレンジです。
表紙の絵は、繋いだ手の上を人々が行き交う姿で、ネットワークをイメージしています。
 
 本書の目次は、以下の通りです。

1章 SWIFTとは

2章 SWIFTの設立と発展の経緯

3章 SWIFTの参加資格とガバナンス

4章 SWIFTのネットワークとアクセス方法

5章 SWIFTのメッセージング・サービス

6章 SWIFTのメッセージ標準

7章 SWIFTメッセージに使われるコード

8章 SWIFTソリューション

9章 事業法人によるSWIFTへのアクセス

10章 日本の金融機関のSWIFT利用状況

11章 SWIFTのセキュリティ

12章 決済システムにおけるSWIFTの利用

13章 SWIFTと標準化

14章 SWIFTに対する規制・監督

15章 SWIFTの新しい動き

SWIFT関係の略語リスト

SWIFT関連のウェブサイト

 本書は、構想20年、執筆に1年半の力作です(と自分で言うのもなんですが)。
業務でSWIFTを利用している方、SWIFTの機能に興味を持っている方などのお役に立つものと思います。
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☆『金融読本』(第27版)が出版されました(2009年4月)。

 この本は、1950年の初版の発行以来、日本銀行の関係者が半世紀余りにわたって改訂を続けてきたもので、今回でなんと第27版となります(こんなロングセラーの本は、めったにありません)。
 この間、累計20万人以上の方に、金融の入門書として利用されてきました。
 今回は、島村高嘉氏と中島の2名が改訂作業を行いました。

 今回は、サブプライムローン問題が発生したこともあり、「デリバティブ」と「証券化」について、新たに章を設けて解説を行っています。
 また、決済システムについても、改めて1章を設けてあります。
 歴史的な変遷については、「補論」として、本文とは分割して記述してあります。

 「初学者から実務家まで幅広いニーズに応える金融入門のスタンダード・テキスト」であり、「金融入門テキストの決定版」となっています。
 学生、社会人などの幅広い方々に利用して頂けることを期待しています。

 
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☆『証券決済システムのすべて(第2版)』の書評が出ました(2009年3月)

 3月13日付けのニッキン紙に『証券決済システムのすべて』の書評が出ました。
 評者は、アフラック副会長の小林英三氏(元日本銀行理事)です。

 「『すべて』というだけあって、本書はわが国と欧米の主要な証券決済システムの殆どすべてを取り上げている」、「理論と実際の両面を扱っている」、「第2版であるが、最新動向を詳細にフォローしているため、新刊本とも言えるくらいである」などの評価を頂きました。

 書評はここから。

☆金融学会のプログラム委員に就任しました(2009年3月)

 日本金融学会・秋季大会(於香川大学)のプログラム委員になりました。
企画・運営に携わるほか、セッションの座長も務めることになりそうです。


☆東京金融取引所の検討会のメンバーになりました(2008年10月)

 東京金融取引所が立ち上げた「OTCデリバティブ取引のクリアリング制度検討会」にメンバー(有識者)として参加することになりました。
 本検討会では、金利スワップを中心とするOTCデリバティブについて、CCP(清算機関)の必要性やCCPを導入するための課題などについて議論することになっています。
 
 検討会の詳細については、ここから。

 検討会





決済システムニュース
       (決済システムに関する最新のニュース:詳しくは決済システム・ニュースのコーナーで:ここから

☆業界グループが、NY連銀にOTCデリバティブのリスク強化を約束するレターを発出(09年6月)
☆クリアストリームが、T2Sに関するECBとの覚え書に調印(09年6月)

☆米財務省がOTCデリバティブの規制改革案を公表(09年5月)

☆LCH.Clearnetが複数のMTFの第2CCPへ(09年5月)
☆DTCCがLCH.Clearnetとの合併を断念(09年4月)
☆DTCCによるLCH.Clearnetへの買収計画に欧州勢が対抗(09年2月)
☆EuroCCPがスペイン株式の清算を開始(09年1月)
☆ユーロクリアが、スウェーデン、フィンランドのCSDとの経営統合を完了(08/11月)
☆Liffeが2009年から自己清算に移行(08/11月))
☆CDSの清算機関の設立に4つの陣営が名乗り(08/10月)
☆DTCCとLCH.Clearnetが合併計画を公表(08/10月)
☆ナスダックOMX取引所が清算機関にEMCFを指名(08/10月)
☆日銀ネットの次世代RTGSシステムが稼動を開始(08/10月)
☆ターコイズが正式に取引を開始(08/9月)


決済と決済システム
決済とは  「資金等の受渡しを行うことにより債権・債務関係を解消すること」です。より平易に言うと、「代金を支払って、取引関係を終了させること」であり、商品の売買などのあらゆる経済活動は、最終的に必ず決済を必要とします。
決済システムとは  銀行間の資金移動、決済を円滑に行う仕組みのことであり、中央銀行、金融機関などが中心となって決済システムを形成しています。決済システムは、資金を経済全体に安全かつ円滑に流していくという重要な役割を担っており、経済全体を支える社会的インフラです。


著書

☆『金融読本』がテキスト採用実績の13位にランクイン(2008年10月)

 このほど発表された2008年春に大学のテキストとして採用された東洋経済新報社の本の「テキスト採用ベスト20」のなかで、『金融読本(第26版)』(呉・島村・中島の共著)が、第13位にランクインしました。
 このランキングには、マクロとミクロの経済学の本(マンキュー、スティグリッツなど)が多く含まれており(それだけ履修者が多い)、金融論のテキストとしては、堂々の第1位ということになります。

 東洋経済の紹介文では、「制度・実務・歴史・理論をバランスよく解説した定評ある金融の入門テキストの最新改訂版。金融の基礎から日本・海外の最新事情までをていねいに解説。初学者に最適。」となっています。
 金融の初学者の方、ぜひどうぞ。

☆千代田書店で、月間ベストセラーの第5位にランクインしました(2008年6月)

『証券決済システムのすべて(第2版)』が、茅場町の本屋さん「千代田書店」(兜町周辺にお勤めの方の御用達)の5月の月間ベストセラーの第5位にランクインしました。

 詳しくは、ここから。

☆『証券決済システムのすべて(第2版)』が出版されました(2008年4月)。

 2002年2月に刊行した第1版の約6年ぶりの全面改訂版になります。出版は、東洋経済新報社です(前回同様、宿輪純一氏との共著)。
 この6年間の証券決済をめぐる状況変化は大きく、各方面からアップデートの要請が数年前から寄せられておりましたが、私自身の環境変化(大学への転進)もあってなかなか果たせず、今回漸く全面改訂に至ったものです。

 各国の動き(特に欧州と日本)については、この6年間の変化が激しかったことから、全面書き直し、大幅増補となっています。このため、第1版より、100ページも厚い本となっています。

 表紙は空色で、「壁を越えていくと、そこに明るい未来が待っている」というデザイン(証券決済改革を行うと、明るい証券市場が待っている?)になっています。

 お近くの本屋で手に取ってみてください。

☆『金融システム論の新展開』が出版されました(2008年2月)。

 明治大学の黒田晁生先生が中心となって編纂された本です。金融財政事情研究会からの出版です。

 ハーバード・ビジネス・スクールの「グローバル金融システム・プロジェクト」(GFSP:Global Financial System Project)が提唱した「金融システム論」の方法論を日本の金融システム分析に援用したものです。
 金融機能を、@決済手段の提供、A資金のプール化と持分権の分割、Bリスク管理手段の提供、C経済資源の移転、Dインセンティブ問題の解決、の5つに分け、それぞれの機能について、日本の金融システムの現状を整理するとともに、今後の課題について検討しています。

 中島は、このうち、第2章:「決済制度と決済手段の提供」 を執筆しています。
 資金決済システム、証券決済システム、リテール決済手段(電子マネーなど)の3つの分野について、現状と課題について書いています。
 「この分野について簡にして要を得た展望論文となっている」(黒田)との評価ですので、興味のある方は、本屋で手に取ってみてください。

 章建ては、以下の通りです。

 第1章 日本の金融システム:展望          (黒田晁生<明治大学>)
 第2章 決済制度と決済手段の提供         (中島真志<麗澤大学>)
 第3章 家計の資産運用と金融機関の説明義務 (新保恵志<東海大学>)
 第4章 金融グローバル化とプルーデンス規制  (勝 悦子<明治大学>)
 第5章 貸出市場と証券化              (黒田晁生<明治大学>)
 第6章 日本のコーポレートガバナンス       (広田真一<早稲田大学>)

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『Cyberlaw for Global E-Business: Finance, Payments and Dispute Resolution』が出版されました(2008年1月)。

 早稲田大学の久保田隆教授が中心となって取りまとめた本です。
@E-Finance、AE-Payment、BE-contracts and Dispute Resolutionの3つのセクションから構成されており、日本、欧米、アジアの研究者が15の章を執筆しています。

 私は、このうち、セクション2の中の「Chapter 6: Global Trends of Payment Systems and the Next-Generation RTGS Project in Japan」書いています。内容的には、世界的な決済システムの発展の経緯、その背景などについて解説したうえで、そのコンテクストの中で、日本銀行の進めている次世代RTGSシステムの特徴や意義についてまとめています。

 当方としては、初めての米国の出版社(Information Science Reference社)から発行された英文の本となります。

 表紙の写真は、パソコンのキーボードがITを、木槌が法廷を表して、合わせて「サイバー・ロー」(Cyberlaw)ということでしょうか(まあ、分からないでもないです)。
 因みに、定価は180ドル、オンライン特価は132ドルとなっています。

  本書に興味のある方は、ここからどうぞ。

☆『決済システムのすべて』(第2版)が増刷となりました(2008年4月)

 2007年の増刷から、1年も経たずに、また増刷となりました。これで、第3刷です。
 社会的なニーズがあるというのはうれしいものです。
 金融庁で進められている決済システムの高度化の議論や2008年中に導入予定の日銀ネットの「次世代RTGSプロジェクト」などが影響しているのかもしれません。
 


 
『決済システムのすべて』中国語に翻訳され、中国人民銀行の参考文献として出版されることになりました(2005年6月)


『決済システムのすべて』(第2版)韓国語に翻訳されました。翻訳を行ったのは、韓国銀行(韓国の中央銀行)です。(2005年10月発行) 詳しくは、著書のコーナーで。



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